<メンバー>
こうじ、ふみふみ、たろー、ジュリ、toyo、せい、てつや
<コース>
宇賀渓P(6:50)~遠足尾根取り付き(7:25)~大日向分岐(8:35)~緊急時避難小屋(10:45~11:10)~静ヶ岳(12:30)~竜ヶ岳(13:55)~金山尾根~宇賀渓P(16:40)
年末の槍ヶ岳で燃え尽きてしまい、少しモチベーションが下がったままの年越しで少々自堕落な生活に・・・。
結局1月は入道ヶ岳に2回いっただけ、体がずいぶんと鈍ってしまったので雪がたっぷり供給された鈴鹿のスノーハイクに参加する事にします。
宇賀渓駐車場は夜明け前だというのにすでにたくさんの登山者が出発の準備をしていました。みんな久しぶりの鈴鹿の雪にワクワクしているみたいです。我々も準備を済ませて出発。
橋を渡り林道に入るとすぐに雪が現れます。遠足尾根への取り付きは植林の中の急斜面。重たい体に鞭を打って高度を上げていきます。
尾根芯に乗った所でワカン、スノーシューを装着しますが何とてつやさんのスノーシューのストラップのゴムが劣化してブチ切れてしまいました。(メルカリで買ってから初めての使用だったようです。)。仕方が無いので最後尾から壺足で着いて来る事に・・・。
遠足尾根はトレースはあるものの、まだ数人しか歩いていないようで油断をすると嵌ってしまいます。良い景色に気を取られていたら転んで雪まみれになってしまいました。
高度を上げてくると一瞬、青空が広がり、見下ろせば雪の積もった下界が白く光っています。この辺りの雪原っぽい所は低山とは思えない風景ですね。
新しく出来た?緊急避難小屋の横で軽く昼食を摂った後はいよいよ静ヶ岳へ(え、本当に行くの?)分岐から先の稜線はさすがにノートレースでラッセル必至。元気なこうじさん、ふみふみさん、せい君に任せて後ろのほうからボチボチとトレースを辿ります。(壺足で疲弊したてつやさんはここで待ってます)
元気な3人に引っ張られゼイゼイハーハー息を切らせて必死のパッチ。じゅりちゃん、toyoちゃんも涼しい顔で着いて来るのでなおさらバテる訳にはいきません・・。雪山ってこんなにしんどかったっけ?
それでも、霧氷のついた森とたおやかな二重稜線の尾根には心癒されます。今までの喧騒が噓のようです。
静ヶ岳までは分岐から1時間半ほどで到着しました。頂上もガスガスで何にも見えないので引き返します。
避難小屋で再びてつやさんと合流し、みんなで竜ヶ岳を目指します。途中ガスが濃くなりジュリちゃんとはぐれかけましたが、何とか合流して無事山頂へ。ここもガスガスの強風だったのですぐに引き返しました。
下山は金山尾根。この時間になると多くの人のトレースで道はしっかりとした階段状になっていました。途中でワカンを外し宇賀渓まで。結構遅いと思ったのにまだまだ車が残っていてびっくりです。駐車場で記念撮影をして解散。
鈴鹿の雪山を歩くのは個人的には久しぶり。温暖化が進み、鈴鹿で雪遊びをするチャンスはどんどん減ってきているけど今回は貴重な経験が出来ました。
企画していただいたこうじさん、ご一緒していただいた皆さん、ありがとうございました。
記)たろー
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