爺ヶ岳東尾根 2023.3.5

ついに行けました!

【メンバー】
こうじ、おすぎ、ふなっし、りー、おけい、たばっち

【コース】
鹿島山荘 03:35 – 06:14 ジャンクションピーク 06:24 – 07:15 ピーク3 07:17 – 08:05 ピーク2 08:06 – 09:07 矢沢の頭 – 09:13 ピーク1 09:14 – 10:26 爺ヶ岳中峰 10:37 – 11:01 ピーク1 – 11:41 ピーク2 11:47 – 12:20 ピーク3 – 13:03 ジャンクションピーク – 14:34 鹿島山荘 14:35


 ずっと行きたかった爺ヶ岳東尾根に再びチャレンジしてきました。2019年にP2過ぎのナイフリッジで時間切れとなり撤退になった因縁の地です🌀

 前回は6時に出発したけど私のゆっくりペースでは間に合わなかった。なので、今回は時間切れ防止の為にリーダーこうじさんが4時出発に設定。更に念には念を入れるため前日に3時半発に繰り上げとなりました💦

 少しでも登頂確率を上げるために無駄なもの持ち込み禁止!GoPro、ドローンはもちろんのこと、今回は少し体調に不安もあり軽量化の為カメラも自粛です😑
何としても登らなくてはいけない!

 さてどうなることか、不安いっぱいで出発です。
 夜明け前からヘッデンスタート。今までの反省を踏まえて、めちゃくちゃ明るいヘッデンを用意しました。いきなり急登が始まるのでふくらはぎが大変なことになってます。アイゼン付けてるおかげで滑り落ちそうな傾斜を何とか乗り切りました。

 急登から稜線に登ると、ちょうど日の出で辺りが明るくなって来ました。景色めちゃくちゃ綺麗ですが、あまり見る余裕は無し。。ひたすら足を動かして前に進むのみです。12時時間行動に耐えるべく無駄な動きは自粛します😑かんばるがんばる。

無心でノロノロ歩きますが、今回のメンバーにはカメラマンおすぎがいるので、映える写真を撮ってくれます。カメラを向けられた瞬間だけ、ちょっと顔を上げます。

 快晴無風の雪質最高の条件、ヘロヘロですが何が何でも今日登らないと、いつ登るの?っていうくらい最高の日です。

 難所のP2手前の急斜面もステップが作ってくれてあり、めちゃくちゃ登りやすい。ナイフリッジも高速道路のようなトレースが固まっていました。条件が良い時に来れて本当に良かったです。こんなに条件が良いのだから今回を逃したらもうきっと登れません。何としても今日登らなくてはなりません。
 景色の良さにみんなテンションあがりニコニコです。が、自分は登頂できる確率が低いので浮かれないように油断せず一歩ずつ歩みを進めます😑

 アルプスにはたばっち限界という高度がありまして、2700mを超えるとそれまでウキウキだったのが急に気分が沈んでやる気が無くなりオゲーっとなります。今回の山頂は2669なので、ギリギリなところです。

 途中テント泊の下りてきた人とすれ違ったときに、たばっち?と声をかけてくれた人がいて、誰かと思ったら休会中のカブちゃんでした!
 え〜カブちゃん!とびっくりしたけど、生ける屍モードだった私はちゃんとお話が出来なかった🙇‍♀️
 しかもみんなにカブちゃんだよーと言ったつもりが(声が出てなかった?)みんな下山後の温泉の会話までカブちゃんいたことを知らなかったという事態に…ごめんなさい🙏

そんなことがありながらもP 1にてタイムリミットはあと2時間という声が聞こえてきて、ますます悲壮感漂わせながら、最後の登りがまたキツいのなんの…見かねたこうじさんが私のテルモス(大)をザックへ。
それでもやっぱり遅く、やばいやばいやばい〜間に合わないかも〜😵‍💫

 みんなに励まされながら牛歩の登り。下りてきたお姉さんにあとどれくらいでしょうか?と尋ねると『あと50歩!』とのこと。おお!!50歩なら頑張れる😅
 ヘロヘロになりながら何とか山頂に辿り着きました!

絶景です❗️

 今までも、登ってるときも、絶景だと思ってたけど、全方位見渡せるのはやっぱりすごい!白〜〜い🏔️❄️✨

 みんなで記念撮影。行動食食べたら名残惜しいけど下山も長いので山頂にさよならです。

 帰りはあっという間に高度を下げてジャンクションピークまで。そこからが最後の核心でした。急傾斜の雪と落ち葉のミックスは時折氷も隠れていて、落氷に注意しながらの大変な激下りでした。ヒーヒー言いながら無事下山。
 長かった〜😓

 本当に素晴らしい景色、条件が良かったからこそ私でも行くことが出来ました。
完璧な登頂計画を立ててくれたしりうす先輩、たくさん助けてくれたメンバーの皆さまに感謝です。4年越しの夢が叶いました✨

 ありがとうございました😊

記:たばっち

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