<メンバー>
こうじ、りー、ふなっしー、おけい(記)
<コース>
1日目
新穂高ロープウェイ8:30~西穂高口駅9:30~西穂山荘10:45 テント設営~西穂山荘11:40~丸山11:50~西穂独標12:40~西穂山荘15:10
2日目
西穂山荘8:00~西穂高口駅9:00~新穂高ロープウェイ10:00
何で?タイトルがしつこく西穂高岳なの?と思いの皆さんのためにここで軽くご説明をします。
私(おけい)は、山を真剣に始めて約3年程ですが、雪山の西穂高岳頂上までは行った事はありません。西穂山荘までは雪山初心者の頃、初めて12本爪アイゼンを付けてスキーウェアで登り、山荘でラーメンを食べて下山した思い出はあります。その頃は初めて見る北アルプスの雪山の綺麗な景色と圧巻な山に興奮してました。その頃はまだ始めて間もないためそれで十分満足、純真な乙女でした(ウフッ)
時は立ち鈴ハイが私を変えたのか?私がおばはんになり変わったのか?毎年山と渓谷社の雪山特集では上級者コースで紹介されている西穂高岳、行ってみたくて仕方ない!でも私に行けるのか?
不安・・・とにかくどんな感じなのか行ってみたい!上級者の仲間入りしたい!周りに声をかけて計画しました。12月から計画したものの兎にも角にも天候でことごとく流され2月になり、ここもあまり天候は良くありませんでしたが参加の皆さんと相談した結果イチかバチかで行くことになりました。
12月から何度も企画をあげていたので「しつこく西穂高岳」となりました。(前置き長くてすいません)
1日目 私達の計画では新穂高ロープウェイの始発に乗りサクッと西穂山荘まで到着し、サッサッとテント張って、天候のまだ良い土曜日にチャチャッと山頂まで行き、サッと翌日下山の予定でした。
ところが始発前でも階段下まで約30人ほど行列待ち、まぁシレッと西穂高口駅に着き、その後は私以外は重いザックを背負いながらもサッサッと登って行きますが、私はヒーハー言いながら西穂山荘に到着。皆が5テンを張ってくれている間に私が受付へ、5テン1張でもお一人様2,000円也だってさ(高ッ)雲行は怪しいが用意をして出発しました。
丸山辺りまでは私が先頭を歩いていましたが、ガスで視界も悪く踏み跡も風で消えてしまうのか?先が全く分かりません。私の携帯は既に死にかけの為、ふなっしーさんに先頭を変わってもらい進みます。丸山を過ぎると岩稜帯の登場です。視界が悪いと怖さ倍増する気がします。
独標の手前の急登は私以外クォーク持参の為、ダブルで登って行きますが、私は慣れた物の方がいいだろうと思い敢えてストレートシャフトのピッケル1本で行きました。どちらが良いのか解りませんが、問題はありませんでした。
私は先の人の後を見て同じルートを辿っていくので登っている時は無我夢中で必死に着いて行こうとしますが、アイゼンを引っ掛けて転倒や滑落するのに気を使っているため時間はかかったように思います。でも皆と一緒だったため、独標先のピークまで行けました。その先は天候・視界も悪いため撤退することに。明日もし天候が良い方ならもう一度アタックしようということになり来た道を引き返します。
テントに戻り、水作りに入ります。水も充分作った後今度は夕飯の準備です。皆と食べるからと老若男女嫌いな人はいないと張っ切ってカレー鍋にし、頑張って食材を担いできたのに肝心な鍋が無い・・・ザックを底まで隈なく探しても無い・・・心の声→(皆に土下座して山荘でラーメンを食べてもらおう)と思っていたらこうじさんが「そんな事もあろうかと思って」とクッカーを出してくれました。 アーーーーー(涙)ありがてぇありがてぇ
ここでも反省のおけいですが頭にすぐさま浮かんだのが歓喜に発狂する娘の顔、あいつのせいだ~っと思い当たる節が・・・娘はジャニーズのヲタクでもあるがサッカーもヲタクと言っていいほど大好きでヨーロッパリーグを見るために有料サイトを契約し夜中だろうが明け方だろうが何時だろうが観る、正月は高校サッカーをテレビ、パソコン2台、携帯と4台を同時進行で観賞、日本代表の試合となればテレビの前で正座し胸に手を当て国歌斉唱というヲタクぶりである。
その日は海外では珍しく19時からキックオフの試合で携帯でギャーギャー言いながら見ておりました。その試合で何やらすごいプレーがあったらしく、リプレイで私に見せながらギャーギャーと興奮気味に説明してくれ、丁度ザックに山行準備をしていた私は鍋を入れ忘れたという事のしだいです。忘れたのは私の責任ですが(すみません)・・・大人は人のせいにしてはいけませぬ・・・
こうじさんのお陰でクッカーで3回か4回に分けて何とかカレー鍋を皆で食べることが出来ました。お腹もいっぱいになり、寝るしかないので早目にご就寝。しかし夜中何度も時折突風で目が覚めます。それは誰かがテントを揺さぶってるのかと思うほどで、寒さでテント内に霜が付きそれがテントが揺れた際にひらひらと雪が降ってるくる感じになります。
翌朝5時ごろには起きますが、天候は良くありません。風も強く、視界も悪い。だが周りは準備しどこまで行くかわかりませんが出発してます。私達は...お金(高速・RW)を使いここまで来た想いもあり行くか迷いましたが、安全第一苦渋の決断で撤退することにしました。
撤退のため、のんびりと朝食を取り、テントを片付けます。 午前中の早い時間には降りれるため温泉入って美味しいもの食べて帰ろう~!!って皆切り替え早い!!早い!!
今回山荘までの登りはアイゼン付けず、下りのみ付けてでした。RWは行きも帰りもコロナ禍ではガラガラだった観光客が戻り始め山の格好をしていないお客さんも目立ちます。
またRW待ちの日が来るとは。いいことなんですが、やはり待つのはイヤですね。R W下山後は温泉にのんびりと浸かって豆腐ステーキを食べて帰りました。この豆腐ステーキ絶品で、当初私は豆腐で白飯食べれるのか?と半信半疑でしたがめちゃくちゃ美味しい!!また食べたくなる味。店名もしっかり覚えてますがあえて書きません(混むから笑笑)
このお店含めて来シーズンには是非リベンジしたいです!!!
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