<メンバー>
れん、なべちゃん、さやか、まひろ
<コース>
宮妻峡P(9:00)〜中ノ谷入渓(9:40)〜北中ノ谷(12:55)〜稜線(15:18)〜宮妻峡P(16:30)
今回は初めてリーダーとして沢登りを企画しました。
段取りにかなり手こずり、先輩方にかなりお世話になりました。ありがとうございます。
当初は、簡単なルートを考えていましたが、なべさんにも来てもらえる事になり、沢の終盤にある25m滝を登るルートに急遽変更。
さぁ初リーダーバシッと決めたるでぇ💪
という意気込みも虚しく、沢靴を忘れるリーダー。
仕方なく登山靴で登ることに。
登りは予定通りスムーズに進み、リーダーという責任から強ばり過ぎていた心身も、沢の水と風と緑に解かれ、緩んでいく。
ただし靴はかなり滑る。
沢靴の大切さを改めて感じる。
ようやく最後の滝に辿り着く。
水量はさほど多くなく、ホールドも確認できた。
いけるな。と確信する。
ナチュラルプロテクションの練習もしたかったので、丁度いい。
始めは順調に登れた。
カムで支点もとれて、自分いい感じじゃんと少し👺。
しかし中盤になるにつれ、雲行きが怪しくなる。
ホールドが見当たらない。
足場も悪く、苔でぬるぬるする。
さらに水も体に当たり続けている為、冷えも襲ってくる。
負の出来事が重なると、落ちる恐怖も芽生えてくる。
既に15m以上登っている。絶対落ちたくない。というより落ちてはならない。自分の支点を信用出来る様にしなくてはいけないが、絶対下まで落ちると思った。
必死に打開策を考え、ホールドを探す。
すると僅かにピンチ出来る所を見つける。下部のホールドと比べてかなり悪いがこれしかないと思い、ムーブを起こす。
無事抜けれた。
荒れ狂う心拍数と体の震えを整える。
その後もなんとか支点も確保しながら、
無事完登する事が出来た。
沢登りにおいて、ここまで鬼気迫る状態はよろしくないと思うが、振り返るととてもいい経験をさせてもらえた。
一緒に登っていただいた仲間達に感謝感謝です。
記)れん
※注
沢登りにおいて沢靴は必須アイテムです。忘れ物には十分注意してください。そして一般人の皆さんはくれぐれもマネしないようにね。
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