針ノ木岳・蓮華岳 2021.07.31-08.01

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針ノ木岳~スバリ岳~赤沢岳~鳴沢岳へと稜線をつなぐ


<メンバー>
もっちゃん、toyoちゃん、おすぎ

<コース>
1日目:扇沢(5:00)~大沢小屋~針ノ木雪渓~針ノ木小屋(9:30)~蓮華岳~針ノ木小屋(12:50)
2日目:針ノ木小屋(3:55)~針ノ木岳(4:50)~スバリ岳~赤沢岳(7:40)~鳴沢岳~新越山荘~種池山荘(11:30)~扇沢(14:30)


1泊2日で、蓮華・針ノ木方面の縦走に行ってきました。
扇沢駅の手前、向かって左側に無料の駐車場があります。そこになんとか停めることができました。
着いた際は暗かったのですが、準備をしている間に薄明るくなってきます。駅でトイレを済ませ、
針ノ木自然遊歩道を歩きます。少し歩いては、舗装道路に出て、また林道を歩くというのを3回程。

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登山届を出して出発

でも暫くすると、しっかりした樹林帯の中を歩くことができました。テント泊装備は久しぶり。
肩にずっしりきますが、道は歩きやすく、助かりました。まずは、大沢小屋まで。百瀬慎太郎のレリーフがありました。
『山を想えば人恋し、人を思えば山恋し』素敵だな。
コロナの関係か、小屋は閉まっていました。ザックを下ろすと、湯気が出ました。暑がりあるあるです。

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針ノ木岳が見えました

今回、雪渓歩きがあるとのことで、軽アイゼン持参です。(もっちゃん、おすぎさんはチェーンスパイク)

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針ノ木雪渓も見えてきた

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針ノ木雪渓入口

日本三大雪渓だったのね。サクサク行けると思いきや、後半は傾斜もあり、トボトボ行く感じ。
真っ白い雪渓とまではいかないけれど、溶けたり、雨の跡だったりの模様が波の様になっていて、面白い。

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青空に映えます

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落石がたくさん

涼しいのも快適でした。ただ、この頃から山頂付近が白っぽくなってきました。
雪渓の後は、レインウェアーの登場です。そして、一気に自分の歩くペースが遅くなっていく。初日は楽なコースタイムと聞いていたのに、針ノ木小屋が見えているのに、足が重い。最後のつづら折りの登りがしんどかったです。

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天気がよかったのは朝一だけでした

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小雨模様。ジグザグに登っていきます

テントは一番乗りで好きな場所に張れました。ただ、夕方にはほぼ埋まってしまう感じに。

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早い時間に針ノ木小屋に到着~

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一等地(右上の3張り)を独占。※夕方の写真です

雨の関係もあり、行くかどうか迷った蓮華岳。ただ、到着が早いので、「せっかくだから行っとこう!」という事に。
ガスっていますが、コマクサがこれでもか!!という程、群生していました。
針ノ木のおやじさんが言うには、「自然にこんなに群生しているのは、ここが日本一やで」との事。
確かに、他の場所は保護の為にロープが張られているのに、ここはロープがありませんでした。又、白いコマクサもあるとの事。
それを目当てに登ってきている方もいました。

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ガスガスで何にも見えません…

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どこを見てもコマクサが。他の山でこんなにいっぱいなの見たことない

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白いコマクサ見たかった!

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雨露がいい感じ

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眺望ゼロだったけど、群生コマクサを見られただけでもよかった

テントに戻ってからは、先ずはビールで乾杯。そして、もっちゃんがクリームパスタを作ってくれました。厚切りべーこんとか、ブロッコリーも入っていて、美味しかった。ただ、自分は寝不足と疲れ、そして、酔いが回ってしまい、食べながら、ウトウトしてしまいました。
夜は、雨の音に起きたりもしましたが、まとまって休む事ができました。

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エビス生ビール。山で生ビールが飲めるなんて最高!しかもジョッキ!

次の日は、早くより天気が崩れるとの事で、4時出発に変更しました。
3時には起きて、準備します。テント撤収とか、慣れないから焦る焦る。
ヘッデンをつけての登り道、途中、振り返りながら、オレンジ色に染まる空を確認。期待できると思っていたけど、針ノ木岳では、ガスに包まれました。

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蓮華岳の向こうがオレンジ色に

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山頂に着くころにはガッスガスであきらめモード

しかし、部分的にガスが取れてきて、ご来光が。しかも、周りの空の色がピンク色に。特別な空間に包まれて、歓喜の声が聞こえる。

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ガスが薄くなってきて、御来光が見えた

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美しすぎる

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最高の時間

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ガスがピンク色に染まり、いつもと違う日の出が見れた。ガスが出ててよかった笑

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みんな思い思いのポーズで

人の影がくっきりと浮かび、それもきれいだなぁと思う。隠れていた山の稜線が見えだし、立山、槍ヶ岳などもはっきり確認できました。
そして、何よりこれから行く稜線が見えるのは、気分の良いものです。

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槍ヶ岳のてっぺんが見えた~

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しばらくすると見事にガスとれた

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立山と剱岳もくっきり

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あんなにガスガスだった山頂も、30分で変貌

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これから行く稜線が浮かび上がる

スバリ沢までの下りは、ザレており、雨風が激しかったら、要注意かも。でも、今回は晴れておりますよ。
嬉しくて、にやけながら歩いていました。周回している方もいたけど、ピストン組が多かった。なんてもったいない。

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後ろ髪を引かれながら針ノ木岳を後にする

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針ノ木岳からはザレザレ激下り。要注意

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針ノ木岳を振り返る。今山頂にいる人うらやましぃ~

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立山・剱岳を見ながら縦走

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眼下に黒部湖も見えてます

アップダウンはあるものの、次は赤沢岳、次は鳴沢岳、新越山荘といくつかポイントがあるので、メリハリよく、花も満開で楽しく歩けます。

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すれ違ったのは数名だけ。こんなにいい縦走路なのにもったいないね

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切れ落ちてる縁を歩くけど、見た目ほど怖くありません

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雲海も素敵でした

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岩場を登ったりメリハリのある登山道

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赤沢岳はまだ天気よかったけれど

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長野県側からガスがわいてきて

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鳴沢岳は眺望きかず。そろそろ雨予報だけど、結局最後まで降られずでした

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新越山荘はいい雰囲気で、いつか泊まってみたい

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あちこちにいろんな花が咲いてました

種池山荘では、爺ケ岳方面へも通じる為、結構、人が多かったです。
ここで、ランチタイム。名物という焼き立てピザでお腹を満たしました。
柏原新道の下りは、もうひたすら下る。長かった。そして、登山口から、歩道道路で扇沢駅にある車まで戻るのが、暑すぎて長かった。

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焼きたてピザ。山でピザ!

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やっと下山口。ほんとに下りはめちゃくちゃ長く感じるし、すんごい疲れます

天候、崩れるどころか、晴れまくっている。帰りの高速でワイパー全開の雨模様となりました。

1泊2日でしたが、たくさん歩けました。急な企画に応えてくれた、もっちゃんありがとう。そして、素敵な写真を撮るおすぎさんともご一緒できて、楽しかったです。
ありがとうございました。

記)toyoちゃん

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