<メンバー>
たろー、いさお、こうじ、おすぎ、おりえ、りー
<コース1日目>
清里スキー場P(9:30)~県界尾根登山口(10:00)~尾根取り付き(11:00)~小天狗(12:35)~大天狗(15:00) 泊
ちょうど一年前、強風のため山頂直下で撤退した八ヶ岳・赤岳。今回再チャレンジの機会が巡ってきました。強風予想のため東斜面の県界尾根ルートでの山行です。谷沿いを一時間ほど歩いてから尾根へと急斜面を登ります。積雪量は少ないですが、テント泊重装備を担いで尾根に取り付いたときには、ヘロヘロです。
県界尾根を進みます。雪も増えてきて雪山山行らしくなってきました。大天狗付近にテント設営します。雪を溶かして水作り、食事の準備をしていきます。筆者は、今シーズン3回目の雪山テント泊で大分手際が良くなってきました。至福の鍋料理で温まりました。おいしゅうございました♪と感謝して就寝。
<コース:2日目>
大天狗(7:40)~標高2800m(11:10)~大天狗(13:00~14:00)~小天狗(14:50)~県界尾根登山口(16:10)~清里スキー場P(16:25)
二日目は、赤岳山頂へアタックです。テント場からワカンを履いてモフモフ雪の森をスタートします。しばらく行くと青空が出てきます。青空と純白の樹氷、そして赤岳のピークがどーーんと見えてきました。気分も上がります。
夏道は完全に雪に埋まっています。先行者のソロ男性のトレースを辿って進みます。斜面を少しトラバースしてから鈴ハイチームが先頭になって直登します。なんとか埋まりきらずに見えていた鎖と梯子を使って登ると、さらに急斜面のラッセルが待っていました。
先行者がいて助かったトラバース(初見では分からないだろうなあ・・)
先頭を入れ替わりながらトレースを付けていきます。パーティ登山の真骨頂です。近づいてくる赤岳ピークに向かって全力を振り絞って進みます。しかし、ピークしか目に入ってなかった筆者が真っ直ぐにピークを目指したため夏道を外してしまっていたようです。
岩場に突き当たったところでタイムオーバー。残り100Mでしたが、撤退します。筆者の我が道を行くルートのせいでピークハント出来ませんでした。すみません。
急斜面を慎重に戻って安全地帯で小休止。格好良くそびえる赤岳を背後に暫し放心します。ピークハントできなかったのは、残念でしたがメンバーと協力しての全力山行は充実したものでした。楽しかったです。
幕営地まで戻ってテントを撤収して下山します。ピークハントに全精力をつぎこんだ筆者は、最後ヘロヘロでした。でも思い出に残る山行となりました。メンバーの皆さん、有り難うございました。次回こそは、赤岳ピークをハントしたいと思います。出来れば、同じ“我が道を行くルート”で!(笑)
おいまい
記)いさお
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