<メンバー>
なおちゃん、一般Hさん、くろ
<ルート>
御在所ロープウェイで往復。3ルンゼでアイス
2週間前は猛烈な風の中でのアイスクライミングであったが、今日は随分穏やかな気候である。
いつものように御在所ロープウェイに乗って山頂へ向かう。
途中で垣間見える中道登山道には雪が残っておらず、春の装いを感じさせた。
のんびりした気分で山頂駅を降り立つ。ハーネス、ガチャ類、アイゼンを装着し外へ出ると、なんとアスファルトが見えているではないか。まさか、この時期にアイゼンでアスファルトの上を歩くことになるとは、さすがに予想していなかった。
大丈夫かなぁ?と思いながら3ルンゼへ降りていくと、一応氷は残っていたが、藤内沢は地面が露出している状況だった。
3本あるルートも、真ん中以外は薄氷の裏に水が流れている。
くろのリードで真ん中のルートを登り、右端の終了点へトラバースしてトップロープをセットする。真ん中の終了点はテラスが無いので支点構築が面倒なために避けたのだが、右端のテラスへ上がる最後の斜面が結構面倒な登りで、それはそれで苦労した。
2番手なおちゃん、3番手Hさんのローテーションで1クール目終了。
なおちゃん
ピッケルが一発で刺さらないとか、乗越部分が難しいとか、各自色んな課題を見つけてながのトライを繰り返す。
藤内沢から別のパーティが登ってきた。αルンゼから移動してきたらしい。聞くと、氷の状態は良く無いらしい。
藤内沢は雪無し
彼らは左端のルートを登り始めたが、薄い氷はバリバリと剥がれ、とても登りにくそうだ。しかも、下でビレイしている人に目掛けて氷の塊が落ちてくるから、見ていて怖い。
そうこうしているうちに、また別のパーティがやってきたが、登れるルートが残っていない。我々はそのパーティに場所を譲り早めの昼食を摂る。その間、更にもうひと組も。行き場を失ったクライマー達が続々と3ルンゼへ集まっている感じだ。
最後のパーティは、本ルートとは別の場所で初心者へ登り方のレクチャーをしていた。それを見て、ピッケルの打ち込み方を盗む。なるほどな。。
14時。少し物足りなさを感じたが、3ルンゼがごった返してきたので、今日は引き上げることにした。
先ほど盗んだピッケルの使い方は次回試そう。
くろ(記)
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