渋川沢登り 2018.08.04

20180804渋川遡行04
2段8mの滝にトライ!


メンバー:
まっちゃん、にっさん、くろ

コースタイム:
8:30 あいきょうの森P – 09:30右岸巻き懸垂下降点 – 10:10 3mの滝 – 11:15 2段8mの滝 –
12:10 CS3m – 12:50 最難関3mハング(撤退箇所)- 15:50 左岸巻き道 <ここから林道へ上がる> – 17:00 池田牧場


 渋川遡行2回目  2018/8/4 晴れ
 くろさん沢リーダー初企画“渋川”に3人で挑戦です。希望は沢1級の花の木谷でしたが、ヒルが多そうだし、まっちゃんも参加するとのことで沢3級の渋川となった。

 駐車場手前にある『あいきょうの森』の受付に人が居なかったので、挨拶できず(勝手に止めると怒られます)に下の駐車場へそのまま移動。準備中に男性4人組も到着。先に鈴ハイチームは出発したが、入渓すぐに抜かされる。歩くペースが早かった。その後男性チームを見ることは無かった。

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最初はなだらか

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この堰堤は右から巻く

 3つ目の堰堤は懸垂下降で降ります。くろさんから「沢するなら普通もってるやろ」と言われながらビレイデバイスを貸してもらう。5mぐらい降る、意外に楽しい。

 谷が深くなり、岩の造形美に見とれながら、カエルや蛇!をかわしながら進んでいきます。くろさんは渋川2回目で楽しんでました。8mの滝はくろさんが巻き道で登り、垂らしたロープを使って2人が登り、最後にくろさんが懸垂下降で降りてから、また滝を登る作戦です。

 前回より滝の水量が多いそうです。そんな中、無理でしょと思いながら、にっさん挑戦です。釜の水が冷たく力を奪われ萎えてきそうです。カラビナにロープをつなぎます。どうやって上がったか全く分からなかったけど、岩にカエルがいてビックリする暇もなく、1段目まで到着。

 そこから2段目を登るも4,5回滑り落ちました。声出して頑張っても上がれない。ふと見上げれば、くろさんとまっちゃんが近くで見守ってます。筋力限界、体温低下でやばかったけど少し休憩して気持ちを落ち着けました。足をしっかり固定できる場所を見付けたら、なんとか登れました。この時点でお腹いっぱいです。

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2段8mの滝

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2段8mの滝にトライするくろさん

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登り切ったぜ!

 ちょっとふらつきながら次の難関、チョックストーン3Mに挑戦です。くろさんはロープ無しで上がります。次ににっさんでしたが、気持ちよく釜にボチャン。腕力を使うのですぐにバテ、滑る岩に足で体重をかけ固定することが出来なかった。

 まっちゃん少し苦労しながら登りました。にっさんも再度頑張ってロープ2本で上がります。もう体力使いきったかも。昼休憩中に、上流からウェットスーツをきた若者6人組が下っていきます。『キャニオニング』というそうです。

 最大の難所に到着。左に3段40mの滝がある左岸ハングに到着。つるつるの岩が反りあがっていて、脚を引っ掛けれない。くろさんが肩車で先に上がり、ロープをもらって上がろうとするも、懸垂する腕力がなく、30分ぐらい格闘するもあえなくリタイア。下山予定の14:00を回っていました。沢は意外に時間がかかります。

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撤退箇所となった3mのハング

 諦め下流へ引き返します。3m程の岩をジャンプしたくろさん、左足を痛めてしまう。軽い捻挫のようですが、痛そう。

 チョックストーンでは、まっちゃんが飛び込み出来ずに懸垂下降でおりた後、釜を泳ぐがなかなか前に進まなかったのでパニックになった様子。それを見ていたにっさんが助ける。近くに岩場があって良かった。

 帰りの巻き道で、地蜂にさされたにっさん。ポイズンリムーバーを使ったおかげで腫れが少なくて済みました。帰りは散々な結果となりましたが、ご褒美に池田牧場のジェラートを堪能しました。

 沢登りの奥深さとチームワークの大切さを学べた貴重な1日でした。くろさん、企画を有難うございます。

にっさん(記)

 沢登りは楽しい反面、一般登山道よりもリスクが相当高い遊びだと改めて思い知らされました。今回の山行を教訓に、メンバー相互での体調確認や技術レベルの確認を行い、より安全で楽しく沢登りを続けられるよう努力していきたいと思います。
リーダー(記)

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