巻機山 2018.7.15

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7/15 巻機山


○コース
TWV小屋6:20-桜坂登山口6:25-五合目7:40-七合目物見平9:10-ニセ巻機山10:15-
巻機山避難小屋10:30-巻機山御機屋11:00~11:25-巻機山最高点11:35-巻機山御機屋11:50-
ニセ巻機山12:15-七合目物見平13:00-五合目14:25-桜坂登山口15:40

○メンバー
CLtoriya やっさん Yさん(TWV OB)


 学生が山小屋一つ自力で作ってしまうT大の底力を見たTWV巻機山荘にて、前夜深酒をしたにも関わらずさわやかな目覚め。二日目の今日は百名山二座目の巻機山へ、登山歴半世紀近い大ベテラン、T大ワンゲルOBのYさんを迎えて3名での山行。

 今日も快晴、猛暑の分だけ山も暑い。さらに完全無風が追い打ちをかける。猛暑と無風ときつい登りに喘ぎつつ、6合目でようやく巻機山が姿をあらわす。ここから巻機山の奥深さを思い知らされることになるのだが、とりあえずここでテンションUP↑。

 7合目より樹林帯を抜け、やがてニセ巻機山。ひどい名前だが実は本名は前巻機山。そこから一旦下って登山者で賑わう巻機山避難小屋を過ぎ、再び登り返すとその先が巻機山!頂上からの展望はこれぞ上越、という穏やかな山稜に笹原、池溏(ちとう)、ワタスゲの花。北には越後駒を中心に、大河のオープニングで妻夫木くんが仁王立ちした八海山と越後三山そろい踏み。西に目をやれば昨年秋に登った妙高に、なぜかそこだけ雪の残る火打山、南には未踏の谷川岳と百名山目白押し。

 ひとしきり興奮したところで、やっさんがあることに気づく。「すぐ隣に見えるピークの方が高いじゃないか?」確かにそう。あとから調べると立派な「巻機山」の標識がある、ここ巻機山は実は御機屋というピーク。少し西側にあるもう一つのピークが本当の巻機山のピークなんだと!
 こんなところまで来て危うく頂上を踏まずに下山、また宿題を増やす…という惨事を免れた我々は、思い残すことなく下山。

 下山後の宿は雲天という、麓の味わい深い民宿。ここのおやじは巻機山山林の入会権をもち、かつてスキー場開発に頑として首を縦に振らなかったという。おかげで村八分に遭ったが、お隣の苗場山が頂上近くまでスキー場のリフトが届き、山麓にはリゾートマンションが無駄に軒を連ねているのに、巻機山は山も麓も昔のまま。
 どんな未来を描くのか、風力、ソーラーの食指が伸び、もう一山セメントの原料になるかもしれない鈴鹿にも、雲天のおやじが欲しい。

 やっさん、いつもここ一番!の遠征につき合ってくれてありがとう。次は越後三山だねぇ。またよろしくお願いします!

記).とりや

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