<メンバー>
たろー、まっちゃん、あべちゃん、くろ
<場所>
鬼ヶ牙ふもとの岩ゲレンデ
御在所一壁へ行こう!と話していたのだが、「もしリードが途中敗退したらどうすればいいか分からん」って話になり、急遽勉強会に企画変更。
今年三回目のロープワーク勉強会に集まったのはメンバーは、全員ロープワーク経験者だったので、二人一組になって各自が確認しておきたい課題を進めることになった。
あべちゃん、くろ組はリードで登り、①支点構築してロアーダウンする、②マルチピッチをつるべ方式(セカンドで登ってきた人が次のピッチをリードで登る)、の2パターンをそれぞれ交互に行った。
お昼休憩をはさんだ後は、本日のメインテーマ、「もしリードが途中敗退したら・・・」である。
たろーさんがリード、まっちゃんがビレイ役となり、リードがロープ長の半分以上登った場合を想定して確認作業開始。
<手順1>
①ビレイヤーがロープを仮固定
②足元に置いてある二本目のロープと一本目の末端に結ぶ
③結び目の下にムンターヒッチでビレイの準備をする
④仮固定を解除して結び目付近までロープを繰り出す(リードはその分下がる)
⑤結び目まで来たらプルージックに荷重を移してATCを外し、③で準備したムンターヒッチでのビレイ
・・・
なんだか変だな。
<手順2>
①リードが一番上の支点でセルフビレイ
②足元に置いてある二本目のロープと一本目の末端に結ぶ
③リードがロープを引き上げて、懸垂下降で降りる
これがスマートかな?
<手順3 もし、ビレイヤーが初心者だったら・・・>
①リードが懸垂用のロープを背負って登る
②敗退点でセルフビレイを取り、背負ってるロープと連結して懸垂下降。
うーん・・・
では実践。
マルチピッチでシングルロープを使う場合は、上記を考慮すると必ずロープがもう一本必要ってことなので、セカンドがロープを背負っていくこととし、午前中のペアでゲレンデ上部までつるべ式で登った。
そこから上は数mの垂壁が立ちはだかっており、私の技量では到底登れそうもない。ってことで『あべちゃんよろしく!』である。慎重に登り始めたあべちゃんだが、何度かトライするも2本目のボルト支点にヌンチャクを掛けるのがやっとだった。
その後、まっちゃん、たろーさん、くろがトライするも全員ダメ。『どうする?ガチ敗退やで・・・』、『この腐ったリングボルト使うしかないやろ(>_<)』 腐ったリングボルトが何とか耐えてくれたおかげで無事降りることができたが、後から知人に聞いてみたら、「あー、あそこはアブミで登るところやで~(^^)」 とのこと。フリーで登ろうとした我らは無謀だったようだ(笑) くろ(記)
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