残雪の後立山（まだ縦走は始まったばかり）
＜メンバー＞
たろー、もっちゃん、つよっさん、ふみふみ
＜1日目＞
八方池山荘(8:20)～唐松山荘(11:45)～唐松岳(12:30)～唐松山荘(12:55)～白岳(16:20)～五竜山荘(16:30)
ボタン桜が満開の白馬八方から3つのリフトを乗り継ぎ、40分ほどで標高1830mの八方池山荘に到着。ここはリフトで一気に標高をかせげるので、アルプス初心者でも楽しめる人気のルートなのです。
ボタン桜が満開
ちょっと寂しいリフトの切符売り場
リフトを乗り継いで
絶景～
GW前半の連休ということもあり、八方池山荘前は多くの登山者でにぎわっていました。ド快晴のなか、鹿島槍ヶ岳から五竜岳、白馬三山が一望でき、テンションもあげあげです。
五竜岳の向こうに鹿島槍
立山三山
このルートは天気がよいと、前と横には後立山連峰、後ろを振り向けば火打山に妙高山、高妻山などがずっと見られるので、飽きずに歩くことができます。この日は遠くの山々までよく見えて、最高の眺望でした。
八方尾根
テンションあげあげ
八方尾根はアリの行列になっているところもあり、トレースもしっかりしていて歩きやすく、サクッと唐松岳に到着。剱岳や昨年の残雪期に登った毛勝三山まで見渡せて、青空の下での雪をかぶった山々はかなりのインスタ映えですね（インスタしないけど…） 立山のほうは、まわりの山と比べてもかなり雪が 残っている感じでした。
サクっと登ると
唐松岳
白馬方面
剱岳方面
五竜岳方面
唐松山荘に一旦戻ります
お昼ごはんを食べ、ここからが今日のハイライト、唐松岳頂上山荘からの岩稜帯歩きです。雪がどれだけついているか、それによって難易度が変わってくるのでドキドキで心配でしたが、まったく雪はなく、ほぼ夏道になっていました。
ドキドキの岩稜帯もほぼ夏道
五竜岳(すぐ近くに見えるんだけどなあ・・）
おかげでクサリ場も細い稜線もなんなく通過でき、少し拍子抜け。結局初日は一度もアイゼンを使うことはなかったです。岩稜帯を抜けるとあとはハイマツ帯を雪庇に注意しながら、五竜岳山荘を目指してひたすら進みました。
岩々
雪があるところはあるんだけど
雪庇に注意
ここからがとてつもなく長かった… あのピークを越えたら五竜岳山荘があると3回もニセピークにだまされ、3回目には気力がなくなってしまい体がなかなか前に進まず、ヘロヘロになりながらようやく16時半に五竜岳山荘に到着しました。
まだかなあ～
五竜山荘に到着
めちゃくちゃ歩いた気分だったのですが、8時間しか歩いていません。こんなに疲れてしまって、体力ないしメンタル弱いなと痛感したのでした。もっと鍛えないと。
1日目はもっちゃんうどん
今年のGW期間、五竜岳山荘は小屋開けしなかったせいか、テントの数も少なく8張りほど。小屋が開いてないとお酒が買えないのが一番痛いですね（笑）
記）もっちゃん
＜2日目＞
五竜山荘(6:35)～五竜岳(8:00)～赤抜け(11:10)～キレット小屋(13:30)
ゴールデンウィークシリーズ２日目は五龍岳山荘からキレット小屋です。夜明けと共に下から人が登ってきます。どこから？と思っていたら手前の山で泊まっていたようです。
日の出
五竜岳への登り
何だかうれしい
朝の締った雪と岩のミックスを登るとじきに五龍岳の山頂手前に到着しました。荷物を置いて山頂へ行くと昨日歩いた道も今日歩く道も見えます。更に剱もドーンです。
岩、雪ミックス？
後ろは昨日歩いた稜線
アイゼン履いているので慎重にね
ここを登り切れば五竜山頂
もう少し
五竜岳
鹿島槍（すぐそこやん）
剱岳
唐松岳の向こうは白馬三山
流石の百名山、朝の８時なのに結構人がいました。さて、ここからは人の気配が少ない縦走路です。結構、夏道が見えてました。懸垂下降もありーので厳しいコースでしたが始終、右手に剱が見えている状態で大変いい尾根でした。
頂上直下はバックステップで
真っ青
雪が無くて良かったとちょっと思った
時に懸垂下降
道中、ちょっと道を間違えてハイマツの斜面をよじ登っていくと五龍以降２組目の人がいました。若い感じのグループで４月２８日から５月４日までの工程で日本海まで縦走するそうです。東京ＹＣＣというクラブとのことでした。こちらは鈴鹿ＨＣＣ・・・違うＨＫＣですねぇ。
時にヤブコギ
後ろにいるのは東京YCC
鹿島槍が十分近づいたところで２日目の目的地、八峰キレット小屋に到着です。時間はまだ１５時。とりあえずみんなでお昼寝タイム突入。
キレット小屋
まだ営業していません
女子は日陰でお昼ね
私はヘリの荷揚げスペースにて最高の眺めの中、ワインを飲みながらお昼寝♪最高の時間を過ごさせてもらいました。
つよっさんは雪の上で至福のひと時
やっと日が沈む
この日の夕食はたろーズ、パエリア
記）つよっさん
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