<メンバー>
なお、キヨ、つよっさん、たろー
<コース>
新穂高RW西穂高口駅(10:00)~西穂山荘(11:10)~西穂独標(12:50~13:30)
~西穂山荘(14:10~14:45)~新穂高RW西穂高口駅(15:40)
アイゼントレステップ2は本当の雪の上で実践しましょう。という事でめぐちのリクエストもあり西穂独標を目指す事にします。しかし、肝心のめぐちはインフルエンザで欠席・・・世の中上手いこと行かないね。
新穂高温泉へ着くと登山者用駐車場はほぼ満車。うーん、すごい。準備をしながら見上げる空はなんだかどんよりしています。天気図では移動性高気圧に覆われて快晴と思っていたのに。
観光客に交じってロープウェイに乗り込むとあっという間に山の世界へ。空気がキリリとしています。RW駅から西穂山荘までの道は多くのパーティーで渋滞気味でした。
追い越そうと思ってもその前が詰まっています。周りはテント泊装備なので終始ユックリペース。のろのろと歩いて西穂山荘に到着。
西穂山荘前はさながらテント村のようになっています。本格的な雪山を目指すなら、シーズン初めにこういうテント泊の練習をしておくべきなんだろうなあと思いました。
西穂山荘で一服したら独標を目指します。今日はトレーニングなので視界が悪かろうが関係ありません。風が強いのでゴーグル+バラクラバの完全装備。かえっていい装備の確認になりました。
ガスの中、順調に歩みを進めて独標基部の到着。アイゼン、ピッケルワークを確認しながら慎重に登ります。周りを見るとなんだか足元が怪しげな人もいてちょっとヒヤヒヤ。独標の上では風も収まって来たので少しノンビリ。(天気が悪いのでピラミッドピークはあきらめます)
たくさんの人が登ってくるので降りるのも渋滞です。人が少なくなるのを見計らって下り始めると見ていたかの様に青空が広がってきました。
基部まで降りるとなんだか騒がしい。どうも独標直下で別パーティーが滑落したようです。上からはどこまで落ちたのか見えない程で、うかつに手助けする訳にも行かず、何とも歯がゆい気分でした。もし自分のパーティーのメンバーが落ちたら何が出来るか、考えさせられました。
山荘までの帰路はガスも晴れ、広がる絶景に感動しながら歩きます。これだから雪山はやめられないなあ。
山荘手前の斜面で少しだけロープワーク、滑落停止の練習。雪がフカフカだったので大した練習にはなりませんでした。来年あたりはテントを張って泊まって練習に来るのもいいかな、今後に向けてのいい偵察になりました。
参加の皆さんありがとうございました。
記)たろー
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