第7回 熊野古道(始神峠・一石峠) 2017.11.18

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熊野古道でございま~す^^


≪メンバー≫
次郎さん、たばっち、めぐち、なおさん、やっさん

≪コース≫
7:16 道の駅 海山 ~ 8:44 三船中学校前 ~ 9:1 大舟橋 ~ 9:57 宮谷池 ~ 10:31 始神峠 ~ 11:6-57 登り口P ~ 12:22 三浦峠 ~ 12:57 道瀬側登り口 ~ 13:10 若宮神社 ~ 13:20 展望台(東屋) ~ 14:5 一石峠 ~ 14:23 加田教会前バス停P


 今回で7回目となる熊野古道シリーズ。やっさんの最終回宣言により、12月で伊勢路ルートを完全制覇となる予定。それまでに歩いてない区間のスタンプを集めなければならないので、雨でも参加の本気メンバーにより無事開催となりました。
 何と言っても雨なので常連メンバーだけで修行のように歩くことになるかと思いましたが、長距離歩行練習希望のめぐちと翌日沢に連続参加のなおさんも参加してくれたので5人での華やか山行です。

 歩き始めは馬越峠でのスタートに近い道の駅海山です。みやまと読みます。
 本来は熊野本宮に向かって東から西へと歩くのですが、車のデポの関係で逆から歩くことになりました。

 雨のなか傘をさして歩きますが、歩き始めは洞門なので濡れずに済みます。ここはごんべ洞門といって、紀北町の郷土史の種まき権兵衛が大蛇を鉄砲で倒した話をモチーフにした壁画が描かれています。

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雨の中 傘を差しながら出発です^^

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洞門を活用し雨でも傘を差さずに歩きます

 しばらく歩くと銚子川の橋を渡り、紀北町集落に入りました。銚子川は日本でも有数の透明度の高い川として有名で、河口付近では海水と混じり合っう境界部がゆらめく「ゆらゆら帯」を見ることができます。源流部の清五郎滝はたろーさんが沢でも登っていました。

 と、紀北町アピールはこれくらいにして本題の熊野古道。スタンプ集められれば車でもいんじゃね?と言っていたじろーさんでしたが、前日に2時間かけてコースをチェックしてカシミール地図に落とし込んでくるという、やっさんよりも熱の入りようです。
 じろーさんの地図読みと看板を頼りに家と家の間の街道をくねくねと歩き、長いアスファルト歩きにやっさんの足が靴擦れを起こしたところで、いよいよ山ゾーン前最後のトイレの前で休憩です。5人がギリギリ雨をしのげる程度でしたが助かりました。

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何だかんだいいながらもしっかり予習して正しいコースに導いてくれる次郎さん

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熊野古道独特の標高表示(海抜〇m)

 こちらのトイレのあるコースは明治の道で、別にちょっとハードな江戸の道もあるそうです。いよいよ始神峠の山道に入りますが、明治の道は広くよく整備されていて傘をさして歩いても全く問題のない歩きやすい道でした。

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道を歩いていると変わった形の山が。皆さんにはどういう形に見えますか?^^

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トイレ前で雨宿り(やっさんは靴擦れの処置(^_^;))

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意外と歩きやすい整備された道です。

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途中の水場でお手洗い?

 さて。始神とは何かしら?
 紀勢道無料区間にできた紀北サービスエリアの別名が「始神テラス」となっていますが、おそらくこの始神峠からつけられたのだと思います。
 峠の名前の始神とはサンショウウオを表す椒(はじかみ)からきているそうです。もっと恥じらいのある萌え系の神様が現れたとかドラマティックな逸話があるのかと思いましたが…
 因みにやっさんの好きなのは「はにかみ女子」だそうです。

 しばらくは歌しりとりなどを交えながら談笑の山行です。程なくスタンプのある場所に到着。雨なのでインクが滲んでいないか気をつけながらの捺印です。
 スタンプを押したら下山路は42号沿いの発電所横に出ました。ここでお昼休憩です。
 あわよくば地元の喫茶店などに入って寛ぎたいところですが、山行中は買い食い禁止のやっさんルールの為、海辺の公園の東屋でカップラーメンです。自販機は昼食時のみオッケーとのこと。

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標識でお勉強中

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本日最初のスタンプ

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今はQRコードで集めるんですね。(ハイテクだ)

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間違いなく滑るでしょ、と言いたくなる程ツルツルです

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熊野古道の標識ですよ、のポーズ

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昼の休憩は東屋で雨宿りしながらゆっくりと。

 お昼を済ませると第2ラウンド。一石峠に向けて再び歩き始めます。国道を渡りちょっと山道を行くと程なくスタンプ発見。本日二個目を押すと残すところ後一つ!
 今まで霞んだり逆さに押しちゃったり、スタンプには苦い思い出が多々ありますが、織りたたんで折り目がボロボロで今にもちぎれそうになっている用紙を見つめていると3年間の山行が蘇ります。ラストは横垣峠のみ!

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国道から逸れた山道へ向かいます

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スタンプ場発見(ハヤ)

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またまた標識前での記念撮影

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人工的な峠

ん?
 用紙をよく見ると「横垣峠は2013年現在通行止め」ですって?今も復旧してないようなので残りの1個はどうなるのかな?まあ二週間あるからそれまでに考えるかな?

 その後は山道から再び街道ゾーンへ。堤防沿いの海岸線を進み、神社の裏から展望台へと登り山ゾーンへと突入かと思いきやまたすぐ国道歩きです。この辺りから歌しりとりのネタがつき始め、帰りに寄る予定の古里温泉の横を通ってみかんの無人販売に誘惑されながら無事に加田教会前に戻って来ました。

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意外とこういう風景が風情あって好きです

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お参りしてから入山です

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東屋か、と思いきや屋根がない(^_^;)

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本日最後の標識

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加田教会前に到着です

 加田教会前というキーワードから洋風のチャペルを想像していたのですが、見た目は純和風の門構えで、私はこの前の国道を約40年間通算100回以上は通って来ましたがずっと寺だと思っていました。

 車を回収して癒しの穴場、古里温泉に入りお食事処でまったりした後日帰り組と解散です。
 明日は鈴ハイ沢納め。これからなおさんと二人で和歌山の山奥を目指します。

 今回の山行で、雨でも傘をさして歩けるコースは快適に歩けると思いました。風の強い稜線とかは無理ですが、アルプスでも危険でないコース(上高地から横尾とか)は傘が有効かなと思います。
 スタンプも2つ押せて楽しく歩けました。
 やっさん、ありがとう~(^o^)

 また再来週もよろしくお願いします。

記)たばっち

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