メンバー:ita、ずみ、たろー、kaji(一般)
コース :中ノ谷川出合(8:20)~第1支流出合(10:05)~二俣(10:45)
~P1105南鞍部(13:30)~唐谷川登山道(15:20)~唐谷川林道デポ車(16:05)
暑い夏の間、アルプスへ避暑にも行かず地元の低山でのんびり…そんなわけでひさしぶりのガッツリ山♪じゃらじゃらと腰にさげたカムが似合う沢の達人ばかり3人同行していただいたので私には至れりつくせりの沢登りでした。
川の水もさほど冷たくないので時々浴びる滝のしぶきも心地よく進みます。連続する小滝をさくさくと上る精鋭に続いて、ロープで確保された私は安心して濡れた岩にゆっくりと足場をさぐりながらチャレンジ。それでも踏み外したり、あえなくロープに頼ってのぼったり…。達人に続けと小さな白い滝芯に入ったらまったく歯が立たず足をかけることさえできずにただロープに吊られて滝の洗礼を受けました。今更ながら、水流ってすごい! 強い!! 怖い!!!
まったく太刀打ちできずに押し戻されて進めないまま滝は諦め、巻いて岩肌を上ります。
長く釜に浸かってすっかり体温を奪われてしまい全身がガタガタ震えるのはいつものことながら、体の動きがにぶって集中力も欠け歩みが危うい。
見かねて声をかけていただきカッパを着て歩きはじめたら身体があったまって、俄然ふたたび気合が入りしぶき飛び散る白い水流を選んでは歩みを進めてしだいに細くなる沢歩きを最後まで楽しみました。
さて下りはガンガン進みます。上り返しを避けようとトラバースしてみたら厳しいルートになってしまい斜度も距離もなかなか歩きがいのある道。
前行く人に落石しないよう細心の注意をはらいながら慎重に足を運びました。危うい斜面の連続も緊張感を最後まで楽しめ無事下山することができ林道の手前で釣りの小道具とテックを見学。
麓の温泉に立ち寄り心地よい満足感をかみしめながらゆっくり疲れもとれたはず…だったのですが、下り道での疲労がじわじわと押し寄せ翌日から筋肉痛!さぼっていた夏をしみじみ実感した今年最後の沢?でした。
木漏れ日差し込む楽しいコースで次々現れる滝も前後からしっかりフォローしてもらいながら安心して登らせていただきました。達人3名を一人占めしてのちょっと背伸びした沢登り、ありがとうございました。
記 ずみ
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