メンバー:ふみふみ、まる、toyo、たろー、ゆう(一般)
コース :白水湖(5:10)~大倉山避難小屋(7:10)~室堂(9:30~10:00)~御前峰(10:50)
~御池めぐり~室堂(12:10~12:55)~大倉山避難小屋(14:05~14:30)
~白水湖(16:20)
日帰りの白山山行、う〜ん、遅刻をしてしまいました。本当にすみません。「以後、十分に注意を」との事で、白山国立公園の駐車場まで、たろーさん号で向かいました。車内ではまるちゃんがお手製のバター餅を配ってくれました。今回は羊羹入りです。美味しいものを食べ、幸せ気分で向かいます。
現地に着き、車を降りると、天の川もはっきり見える程の星空。やっぱりこんな瞬間は本当に山に来て良かったなぁと改めて思います。
テントの中で、もっと見ていたい想いを胸にしていると、たろーさんが、「早く寝なさい」と一言。そう、きちんと寝て体力を温存しておかねばね。今回、テント泊をしての早朝スタートは自分にとって初めてで、起きられるのか?その前に眠れるのか?と気持ちが焦りましたが、問題なかったです。
他にも車泊やテン泊の方がたくさんいましたが、マナーが良く、とても静か。また、鈴ハイのテンとの設営と撤収が早くてビックリしました。テキパキ過ぎて、秘密の組織みたいな感じ。
朝は、各自が食事をしつつ、準備。5時30分にはスタートできていました。国立公園というだけあり、丸太の階段が最初は続き、きちんと整備がされています。いつもの事だけど、身体が慣れるまでは、しんどいね。でも、休憩をあまり取らなくても歩けるくらいのペースでたろーさんが先頭を歩いてくれたのでとても助かりました。途中、腰掛けの木やコブコブの木等、おもしろい形の木が沢山ありました。たろーさん曰く、秋には黄金色に染まるとの事。
上に登るにつれ、見晴らしの良い場所にも。目の前には、幾重にも山が連なり、まわりには雲海が広がっていました。本当に海みたいで、素晴らしい景色でした。よく見ると、槍もはっきりわかりました。
大倉山の小屋の前でも休憩。こじんまりしたかわいい小屋です。各自、行動食を摂りました。また、冬の白山縦走の話をたろーさんやふみふみさんから伺う事に。(地図の下から上まで十分に活用されている。素晴らしきかな、縦走。)
小屋から暫く登ると雪渓が拝める場所に。しかし、雪渓あらず。暖冬の影響が出ていました。
室堂までは、遠かったけれど、青い空と可愛い花にいやされつつ登ります。今回の見所、花ですが、思っていた以上にたくさんで、嬉しかったです。白・黄色・ピンク・紫。自然の色とは思えない鮮やかさと同時に自然だからこそのやさしい感じもあります。葉っぱや花びらの先に特徴のある花もあり、じっくり眺めて楽しみます。
しんどくなってきたなぁと思っていたところ赤い屋根が。神社らしい屋根も隣に見えました。小屋付近は広々としていてのどかで雄大な感じ。さくさくと平らな場所は歩きやすいな。小屋に付いた時も人が多かったのですが、山頂からお池巡りをした後の小屋前は人だらけでした。これだけ素敵な山だもの、人が多いのは仕方ないかも。
神社では、御朱印&お土産タイム。御朱印はラッシュの為か、やや不機嫌な巫女が残念。山頂もラッシュアワー。団体のチームシカの皆さん、ミッキーマウスキッズも一緒に登ります。
山頂から尾根沿いに歩くと、お池巡りのコースがありました。尾根沿いに歩く道には、右手にのどかな小屋側の風景、左手にゴツゴツと岩と池の景色が見えます。道を挟んで2つの全く違う雰囲気の景色を見て歩くのは素敵すぎて、お得過ぎて、くすぐったい。縦走している気分を味わえました。
ゴツゴツ岩と池
池はたくさんあって、透明度もありました。また、中には凍っている場所も。まるちゃんやゆうちゃんは池の上に乗って楽しそう。ゆうちゃんのアグレッシブな姿が見られて、元気になれました。
池から小屋に向かう帰り道、クロユリを見つけました。渋い色合いがおしゃれで素敵。小屋に戻り、昼を食べてから、下ります。ゆうちゃんが総菜パンをおすそ分けしてくれました。和の食材もパンに合う〜。
帰りは残り2キロくらいからが、長く感じて、げんなり。下りの方が足にきます。時々、滑りながらも、全員無事に下山しました。まるちゃんは久しぶりの山行との事で、しんどそうでした。ふみふみさんがいろいろ話をしてくれ、なんとか疲れを吹き飛ばし、歩きました。
下山後はお風呂でさっぱり。名古屋に向けて戻ります。車内では、ゆうちゃんのおやつ、バナナマフィンが。良い香りで、いつもながらうまい。
こんな素敵な場所に日帰りで行けるなんて思っていなかったです。秋も冬も春も行ってみたくなる山でした。たろーさん、運転お疲れさまでした。花の時期もナイスでした。計画、ありがとうございます。一緒に参加していただいた皆さんもありがとうございました。花を調べる宿題もあり、下山後も楽しめました。
記)toyo
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