夏の大三角形 星空とランプの宿 高見石小屋にて(ほとんどの方は寝ていていましたが・・)
メンバー:ふみふみ、なお、えだこ、ちっぷる、次郎、たろー、体験Sさん
コース
1日目 :渋ノ湯(13:30)~高見石小屋(15:30)
2日目 :高見石小屋(7:00)~中山展望台(8:00)~中山(8:20)~中山峠(8:50)
~東天狗岳(10:00~10:50)~西天狗岳(11:15)
~P2416・昼食(12:20~12:45)~唐沢鉱泉(14:15)~渋ノ湯(15:10)
<1日目>
今回の行き先は、北八ヶ岳最高峰の天狗岳です。
天候は、今年は週末が雨になる日が多く、予報も雨。 当日はビックリするぐらいの予想以上の大雨。 本当にこんな雨の中登るのか不安に思いながらの出発でした。
硫黄臭がする登山口の渋ノ湯に着いたときは、太陽も出て良い天気。 1日目は2時間程度の予定なので、雨が降る前に小屋に着けるかもとテンションがあがり、簡単な昼食をすませて、登山スタート。
今回のメンバーは、鈴ハイ重鎮3名と、今年鈴ハイ加入した新人3名と、初参加にして山泊参加という強者体験者(女性)の中堅さんがいない計7名です。
はじめは森の中の平坦な道が、だんだん大きな石がごろごろした道になり、大きな岩場をひたすら登って行くと、次第に苔の森のなかに。 登山口から2時間ほどで、今回の宿の高見石小屋へ到着。 森のなかにこじんまりとした、小さな山小屋でした。
6時から晩ごはんの準備を始めました。 メニューはポトフとパスタと、おつまみにピザもち。 ふみふみシェフに指示されながら、お酒を飲みつつ、まったりモードで調理。 お酒も入ってるので、ちょっとディープな話も出たりして、女子が5人もいるからか、女子会ぽい宴会となりました。
夜はランプが灯る、ムーディーな小屋で、8:30に消灯。 小さな小屋のため、まさかの雑魚寝! となりの人がめっちゃ近くで寝ることに。そして意外と暑かったです。 私は全く寝られなかったではないですが、時々寝たり、起きたりで、あまり熟睡はできませんでした。
みんなが寝ている間、空には星が出ていました(次郎さん撮影)
<2日目>
次の日は、朝4時ぐらいに起きて、朝食までの時間を小屋の裏にある岩山で、森のなかにぽっかりとある白駒池と、ゆっくりあがる朝日を見て、静かな朝を過ごしました。(ちなみに八ヶ岳に池が多いのは、”でいたらぼっち”の足跡という伝説があるそうです)
小屋の朝食を頂き、小屋の人にお礼を言って出発。 2日目は6時間コースの予定です。
高見石から中山展望台への道は、しっとりとした苔と針葉樹の森で、人が意外と少なくて、緑が深いカンジでした。 展望台では、天狗岳や北アルプスの山並みが見えるはずが、ガスっているため全く何も見えず、がっかりです。 雲行きが怪しく、いつ雨が降るかわからない空のため、急いで天狗岳へ向います。
途中、雨が降ると思いカッパを着ましたが、雨は降ることなく、東天狗に無事登頂。 山頂では、たろーさんの奥様お手製の抹茶ケーキを食べながらティーパーティ。 とってもおいしかったです。 あいにく山頂もガスのなかのため、全く景色が見れませんでした。
天狗岳は、東天狗と西天狗のふたつのピークを持つ”双耳峰”です。 東天狗での休憩後、三角点のある西天狗に向かいました。 天狗岳西尾根を歩いていた時、はじめて雲が晴れて、緩やかに延びる尾根や、まわりの壮大な山々の景色が目の前に広がり、やっと景色を楽しむことができました! 西天狗山頂でもときどき雲が切れて、山のながめを楽しんだ後は、唐沢鉱泉を目指して、下ります。
後半は、美しい苔のじゅうたんの針葉樹の森歩き。 ふかふかした苔、かわいいキノコ、澄んだ空気が満ちた八ヶ岳の森でナウシカ気分で下山まで楽しむことができました。
雨は降ることなく、予定時間より少しオーバーして、前日出発した渋ノ湯に無事ゴール。 今回の登山で、一番遅かったわたし。 予定時間よりオーバーして、みなさんの足を引っ張って、すいません。 次回はもう少し早く歩けるようにがんばります。
みなさんと一緒に歩けて、楽しい夏の思い出を作れることができました。 本当にありがとうございます。 また一緒に登りましょう!
記)ちっぷる
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