<メンバー>
たろー、ふみふみ、がび、りー、なべちゃん、おりえ、いさお、しま、けい、まひろ
<コース>
駐車地(8:10)~ヘク谷入渓(8:25)~ヘク谷遡行~小女郎ヶ池(15:05)~坂下集落(16:45)~駐車地(17:00)
今回は比良のヘク谷へ行ってきました。アプローチは花折から坂下トンネルを過ぎると直ぐに坂下集落へ行く道に駐車しました。
まずは、安曇川を渡る事になりますが、当日は水量もさほどなく、すんなり渡れました。
比良の西面の谷は基本的に全て安曇川に流れていずれ琵琶湖へ注ぎます。海に行きそうですが…滋賀県はすり鉢状の地形をしているので琵琶湖は枯れないみたいです。
ヘク谷に入ると、まずは小滝が続きますが、さして難しい所もなくフリーで超えていけます。しばらく、進み8M程の滝があり、ロープを使用しました。
3チームに別れ、まひろ君がリードで行きましたが、登ってから支点構築に苦労してました。ロープの残量を確認する習慣がまだ身に付いていないみたいですね。できれば、次の登攀者が視界に入る事と、ロープの残量を確認する事は習慣化してほしいですね。
いさお先生は水流登攀を希望でしま君とりーちゃんは問答無用で水線の鬼ルートへチャレンジ!
この滝の残置ハーケンがめちゃくちゃ新しいハーケンで欲しかったのですが、誰も回収せず、あれは取った方が良かったな!
次のロープ箇所は12M程度の滝でけいちゃんがリードで行きますが、途中カムの支点からロープがオーバーハングに引っ掛かり、ロープが流れなくなり右往左往、あのような時は、スリングで長くして摩擦係数を減らす事を心がけて下さい。支点も中々に見つからなかったみたいで、ロスタイムもありました。笛の意志疎通も少し悪かったと思います
色々と大人数で行く課題点が見えたなと思います。この辺はアッセンダー、フリクションノットでも良いのかも知れませんね。
ナチュラルプロテクションとボディービレイの判断などは経験なので難しい所ですが…
沢登りでは、阿吽の呼吸なので、自分が何をしたら良いのか?とか、次に何をするのかとか、指示待ちではやはり駄目な所もあります。でも、勝手な事をして良い訳でもなく難しい所ですね…
最後のツメ上がりがとても綺麗な森の中をツメ上がるので、おけいさんも満足してもらえる気がします。沢のツメは基本、苦痛に顔を歪めながら藪をこいだり、泥壁を攻めたりするものです。比良の沢は、経験からツメが優しい気がします。純粋に沢をつめたからかしれませんが…。途中で尾根に行って失敗のパターンもよくあります。
最後は小女郎池に出ました。遠くには蓬莱山がみえて静かな湖畔、とても良い所でした。
ここで泊まるのも良いなと思いました。
今回は、夏の日没がある時期なので、ロスタイムも差程、きになりませんが、秋になると日没も早いので、大人数で沢に行くのにも、リードの支点構築、ロープワークのスピードアップなど改善点もありそうだなと感じました。
記)なべちゃん
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