南紀 立間戸谷 沢登り 2020沢納め 2020.11.29

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〆は南紀で~


<メンバー>
たろー、なべちゃん、いさお、たばっち、miu、パロチン

<コース>
下和気登山口(7:30)~源助滝下(8:20)~ケヤキ平(9:20)~屏風滝(9:55)~本流~牛鬼滝下(10:10)~植林小屋跡(12:30)~引き返し地点(13:00)~植林小屋跡(13:50)~登山道~立間戸谷(15:20)~下和気登山口(16:50)


2020年沢納めは暖かい南紀の立間戸谷に行く事に。2015年は桐原登山口に降りたけど今回は下和気登山口に日帰りで戻って来る少し強気な計画です。いつものメンバーに加えパロチンも急遽参加、はたしてどうなる事やら。

道の駅で前夜泊後、熊野川の左岸にわたり下和気の登山口からスタートします。登山口は植林の中に着けられていますが、利用する人も少ないのか踏み跡も不明瞭です。

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植林の中の薄い踏み跡を辿る

植林帯を過ぎ、谷の左岸に渡ると大岩の間を縫うように歩いて行きます。ペンキマークがあるのでルートである事が辛うじて分かります。

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左岸にわたって大岩の間を潜る

登山道は再び右岸に移りますが、源助滝を見に行きたいのでそのまま谷中を進みます。巨岩帯を濡れないように抜けたら目の前に源助滝。まるで作ったような造形には驚かされます。

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源助滝までは谷中を進む

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岩がでかい

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源助滝

源助滝の上はゴルジュになっているようなのでパス。右岸のルンゼから登山道に戻り、ケヤキ平まで歩きます。昔は山仕事の道だったようで、岩を削って作った足場や階段などがあります。

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右岸のルンゼから登山道に復帰

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それなりに整備されていたよう

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岩を穿った階段

スタートから2時間弱でケヤキ平に到着。ここで1泊する記録もありますが、今日は日帰りなので休憩もそこそこに屏風滝を目指します。

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ケヤキ平に到着

屏風滝は支流を少し詰めた先、左岸のハングした嵓からまるでシャンパンタワーの様に降り注いでいます。渇水期で水量少なめですが、それでも圧巻の光景。

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右から流れ込んでいるのが本流、屏風滝は直進

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屏風滝

滝見物を終えたら少し戻って本流へ。3m程のナメ滝を超えると牛鬼滝がバーンと現れる。これも水量少なめだけどかっこいい。左岸から巻き、高度感あり。

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ここから本流へ戻る

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牛鬼滝30m

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左岸から巻く

つづく15mのスラブ滝は左岸の木の根を伝って巻き、その上の30m滝は右岸から巻きますが、落ち口へのトラバースがちょっと厭らしい(落ちたら滝下まで)のでロープを出して突破。

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15m滝は左岸から

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30m滝は右岸から巻き

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落ち口へのトラバースが厭らしい

この辺りから柱状節理の嵓がバーンとそびえて素晴らしい景観。15mスダレ状を左岸から巻くとこの谷で唯一直登り出来る7mスラブ滝。ここは滝の左側をペタペタと登ります。

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15mスダレ状 左壁のスラブがそそり立つ

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唯一直登出来る7mスラブ滝

釜の深い30m滝の前で記念撮影。前回は右岸から巻きましたが今回は左岸のナイフリッジから巻きます。高度感がたまりません。

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30m滝の前で記念撮影

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ナイフリッジ、木が無かったらチョー怖い

30m滝の上も南紀特融のナメ滝が広がります。少し進むと植林小屋の跡があります。

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30m滝の上はナメ

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植林小屋跡

ここからは子ノ泊山に向けてナメを詰めていくのですが、目の前に現れたナメにつられ、本来のルートを外してしまいました。戻って子ノ泊山を目指すには時間的にも厳しかったのでそのまま植林小屋まで戻ります。(がっくり)

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このナメにつられて直進してしまった。(子ノ泊山は左に入るはず・・)

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Uターン

植林小屋からは登山道を伝って下和気登山口を目指します。テープや残置ロープがあるものの、道型は極めて不明瞭である意味ここが核心かも・・。何とか1時間半ほどでケヤキ平の少し下流に辿り着きました。

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怪しい(元?)登山道

後はもと来た道を辿って下和気登山口まで。行きと違って源助滝には寄らなかったのですが、ルートは不鮮明でした。

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もと来た道を戻る

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源助滝、遠望

下山はかなり神経を使いましたが何とか暗くなる前に登山口に到着。ピークが踏めなくて申し訳ないと言ったらメンバーは全く気にしてないようでした(ほっ)。

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登山口に戻ってきた

これで2020年の沢登りも終わり、雪解けの来シーズンまでしばしお休みです。今シーズンはメンバー、天候に恵まれ、なかなかいい沢登りが出来ました。来シーズンもたくさん冒険出来るといいなあ。

ご一緒いただいた皆様、ありがとうございました。

記)たろー

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今回のコース

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