<メンバー>
もっちゃん、つよっさん、こうじ、toyoちゃん、おすぎ
<コース>
1日目:伊奈川ダム(4:40)~越百山(11:10)~仙涯嶺~南駒ヶ岳~摺鉢窪避難小屋(16:05)
2日目:摺鉢窪避難小屋(5:00)~空木岳(7:10)~木曽殿山荘~伊奈川ダム(14:30)
最近、体力が落ちてきたとわかっていながらも、縦走という響きに弱い。「行きたい、山に」の気持ちが抑えられず、越百山・空木岳縦走に参加する。
車はなんとか良い場所に停められ、林道歩きからスタートした。暗かった空も歩き始める頃には、薄明るくなり、ほぼヘッテンも要らない感じに。
1.越百山にむけて出発
トンネルを抜け、ダムの脇を通り、登山道へと向かう。眠たさとテン泊装備のリュックの重さがまだ慣れない。
暑い中、一歩一歩進む。雨は降っておらず、時折晴れ間も見えるものの、1日目はガスが掛かっておりました。
コルを過ぎ、見晴台に。でも、山の途中の見晴台って、微妙なことが多い。もれなく軽く流していく。
そして暫くすると、水場に到着。各自が要る分だけ汲み上げます。あと、顔を洗ったり、タオルを濡らしたりして、リフレッシュ。
休憩しているとトレランのペアが。爽やかに前を行く人達に対し、水を汲み上げ、さらに足取りが重い。でも、頑張って歩く。
1時間程すると、赤色の屋根が可愛い越百小屋に。検温して、トイレを借りる。ここのトイレはとっても綺麗でした。
2.青空に赤色の屋根が映えます
3.中は白色とナチュラル色の壁で可愛らしい雰囲気
小屋を過ぎ、さらに1時間歩くと、越百山。ガスは気まぐれなので、チラ見せ景色を楽しむ。
4.遠くに越百小屋。赤色は目立ちます
5.越百山でのチラ見せ景色
少し開けた場所の仙涯嶺を抜け、鎖場を通って、南駒ヶ岳へ。途中、ハイマツ帯が結構、続く。膝丈なんて、可愛いものではなく、何故ゆえ私より背が高い。ストックで払いのけて進むも、花粉が飛びまくり、絡み付くマツに体力消耗。自分は見事に転んでしまいました。
段々と岩混じりの道となります。山は後半、斜度が上がってくる。朝から歩き始め、流石に疲れもでてきました。もっちゃんに、「もう少し頑張ろう」と声を掛けてもらい、気合を入れ直す自分。なんとか、南駒ヶ岳に到着。今回、300名山の越百山、200名山の南駒ヶ岳、100名山の空木岳と「ワンツースリー」山行です。
6.越百山から先はずっとガスの中
7.背丈以上のハイマツ帯はめっちゃしんどいっ
8.岩々の仙涯嶺
9.仙涯嶺から南駒ヶ岳までが疲れのピーク。ヘロヘロでたどり着いた南駒ヶ岳
10.山頂でゆっくりしてたらガスがみるみるとれていきました
宿は少し下った避難小屋。看板には20分程度と書かれていたのに、ザレた岩の下りはとてつもなく長く、倍の時間は掛かっているはずです。
小屋が空いていた事や、次の日の天気の関係もあり、テントではなく、小屋で寝場所を確保しました。
身支度を終え、さて、ソロ飯です。ガッツリ系だったり、おつまみ系だったり、その人らしさが出る感じで面白い。暗くなるまで時間があり、まったり過ごしました。
11.中央鞍部より右側に下っていくと、摺鉢窪避難小屋があります
12.下りなのに小屋まで遠かった…
2日目。思っていたよりも良い天気で、気分が上がる。雲海も綺麗でした。まずは分岐までの登り返し。登りの方が登り易く、それこそ20分程でついてしまいました。
13.南駒ヶ岳がモルゲンロートに
14.朝焼けに南アルプスが浮かび上がる
ここからがワクワクタイム。尾根って素晴らしい。右も左も前も後ろも大好きな山だ。よく眠れたし、昨日の疲れがないというのも嬉しい。スキップはしないが、したい気分になる。
美しくて、頬が緩む。途中、道に迷いそうになるが、確認して、修正を行う。来た道と行く道が見えるのって、やっぱ良いな。
空木岳山頂は、絶景で、御嶽も綺麗に見えました。
15.今日は進む道がよく見えます
16.会話も弾む♪
17.空木岳はもうすぐ
18.南アルプスが全部見えました
19.百名山~
20.御嶽山とこうじさん
21.来た道、南駒ヶ岳方面
22.行く道、木曽駒ヶ岳方面
23.絶景その1
24.絶景その2
後はひたすら降りるだけ。
木曽殿山荘では、布団干しに精をだしていました。飲み物やバッジを購入し、進みます。木曽義仲の力水という場所で、水も調達。
25.名残惜しいが下山します
26.きわどいところもあり慎重に
27.木曽殿山荘までは展望よし
28.木曽義仲の力水
1日目はハイマツ地獄でしたが、2日目は笹の葉地獄に。見えないダニの恐怖と戦いながら、登山道とは思えぬ道。
そして、もっちゃんが一番気にかけていた、渡渉スポットに。まずまずの流れを見せていました。
裸足で渡るか、靴で渡るか、個人戦で行くか、それとも団体戦かで悩みます。モグモグタイムをして、でた作戦は。
スクラムで渡るというもの。沢で得た知識を使いました。で、ビブラム頼りの靴で渡る事に。膝丈まで浸かりながら、チームワークで頑張りました。
濡れた靴はご愛嬌。沢靴だと思えば良いよね。なかなかの距離は残ってましたけどね。
29.まさかの笹ヤブ地獄
30.スクラム3人バージョン
31.膝までの水量にどきどき
32.安全地帯に出てやっと安心
33.最後の長い林道歩きがつらかった~
縦走は魅力的だと再認識でき、こんな時期だからこそ、メンバーと一緒に山に行けることを嬉しく感じました。
ご一緒していただいた皆様、ありがとうございました。
記)toyo
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