霊仙山周回山行 2025.9.28

写真撮るまで後ろが真っ白なことに気付かなかった。。。

【メンバー】ふみふみ、とりや、ずみ、たばっち、体験Tさん、zenkou(山行記)

【コース】8:00 今畑登山口  8:47 笹峠 9:42 近江展望台 9:55 南霊岳 10:12 南霊山 10;25 霊仙山最高点 10:54 霊仙山 11:16 霊仙山避難小屋 – 13:54 汗拭き峠 14:27 落合登山口 14:37 今畑登山口


霊仙山は意外?と人気の山らしい。。。

色々な人のレコを読むとそんな気がしてきた。

そんな私の懸念事項は駐車場。しかし今日は終始のんびりと考えていたため、集合時間ものんびり。
菰野町役場6時集合で、現地に着いたのは8時前。
駐車場は車がすれ違えないような道の一番奥に第2駐車場。その手前に第1駐車場。
当日着いた時は、その第1駐車場に着く手前の退避スペースに車が停まっていた。
とうことで、奥は満車だろうという事で無事に駐車できた。

経験豊富なたばっちと、とりやさんの運転だったので素晴らしい判断で私の駐車場懸念はあっさり解消しました。

今畑登山口よりスタート

さてさて、本番より前に懸念事項があった私ですが、いつもは事前にコースを歩く下見をしているのですが、今回はその余裕なく、参加メンバーの皆さんにご協力いただいて登らせていただきました。

となると、登山口からして何処だろう状態ですが、駐車場到着時に現在地を把握できていたので登山口の場所もわかりました。
当初は落合集落の方から上がる予定でしたが、駐車した場所が今畑登山口のすぐそばだったのでそこからスタートとなりました。

とっても長い前置きはこれぐらいで。ぼちぼちと登っていきます。

これまた懸念事項だったお天気も何とかもってくれていて、雨が降りそうな気配はなく、ゆっくりと高度を上げられました。

やっぱり山はいいなぁと早くも感傷に浸っていると、あっという間に笹峠に到着。
これまた懸念事項の休憩タイムのタイミングですが、笹峠で小休憩。

あっという間の笹峠で小休止

ここから霊仙山の特徴でもある地表に石灰石が突き出したカルスト台地の始まりです。カルスト台地は山口県の秋吉台が有名でほとんどの方が修学旅行で行くので有名ですかね。

とても特徴的な風景ですが。。。歩きにくいですわねぇ。そしてとても開けているので道もわかりにくければ、風もかなり強く帽子が飛ばされそうになるので、帽子が飛ばされないためのストラップが必須でした。今回の風は、冷たくも、ぬるくもなかったので非常に激登りには有益なものとなりました。女性陣は寒かったかも。。。

そんなこんなで、カルスト台地ど真ん中の近江展望台に到着。
とにかく風が強いのでさっと小休止して先に進みます。

足元に気を使いながらガシガシと登っていきます。
高度感ばっちり。石に赤い印があるのでなんとか最短距離でのぼれてる?
風が強いので帽子も飛ばされそうですが、雲も飛ばされ続けるのでいい景色となりまーす。
近江展望台へ到着。風が強いのでスルーしまーす。

近江展望台をすぎて南霊岳までくればあとはほぼ稜線。
稜線といってもカルスト地形は続きますので歩きにくいですが、見渡す景色は雄大そのもの。
足を踏み外さないようにしつつ、景色を堪能しました。

快適な稜線歩き。風強いので景色の変化もめまぐるしい。
ついに帽子が飛ばされました。救出できましたが。。。

やがて、霊仙山最高点、霊仙山頂上、経塚山と快適で穏やかな稜線を堪能しました。

ここらで昼食タイムでしたが、相変わらず風がすごかったですが、時間がかなり余裕があったので、予定にはなかったですが、霊仙山避難小屋まで足を伸ばし、快適な昼食タイム&昼寝タイムとなりました。

霊仙山最高点からの
霊仙山頂上着。しろい。。。
快適な避難小屋から現実に戻る。

昼食の大休止後は、避難小屋をでて、突風の現実に戻りましたが、霊仙山頂上はかなり開けていて、だだっ広いので大パノラマで歩くのがとても気持ちいいです。風のせいもあって近くの伊吹山でさえ雲にまかれていましたが、気持ちの良い天気でした。

広いのであっちいこうか、こっちいこうか、自由自在。それはそれでちょっと苦手で。。。

しばらく頂上付近を下山道にむけて歩きますが、ここは藤原岳のような石灰岩が雨水や地下水で浸食されて落とし穴のようにくぼんだいわゆる「ドリーネ」で、そこに水がたまった池もあり、「お虎が池」も存在しますが、今年の酷暑と水不足で池はほぼ干上がっており、沼みたいになっていました。

霊仙神社で富士下山をお祈りして下山開始でございます。

下山も無事故でお願いします。

下山はひたすら下っていくのみですが、結構カラカラで滑る道だったので、雨に降られなくてホントに良かったです。かくいう私も滑りましたので泥んこになるところでした。

そんな下山道にも楽しみがあって、激下りの前の最後の平地でずみカフェが開催されました。
憧れのずみカフェ。手作りのお菓子とよりどりみどりのドリンクを用意してくだり、かなり癒されましたー。

よーいドン!
しっかり癒されて補給万全。安全にくだりましょう。

ということで、あとはとにかく降りるだけと思って安心しきっていましたら、まさかの渡渉箇所が何か所かありました。
詰めが甘いですね。。。下山道が谷道なのでよく考えたら普通渡渉ぐらいあるのですが、すっかり気を抜いてしまっていました。メンバーのご協力もありまして、何回かの渡渉を無事終えまして落合集落へと戻ってきたのでありました。気を抜いていいのはここまで来てからですね。

渡渉が頭になかった。。。反省である。
落合集落までもどってきましたー

死にそうなぐらいの灼熱の暑さも少しずつおさまり、夜はクーラーがなくても寝られるような季節がやってきました。
年々、春と秋が短くなってきていますが、この霊仙山で秋の空気と風をしっかり感じることができ、よい山行となりました。

ご参加のみなさま、ありがとうございました。

暑さは去りましたが、下山後のアイスはおいしすぎるので欠かせません!!

記:zenkou