2025.8.30~31 南紀・高田川ナル谷

〈メンバー〉 いさお、なべちゃん、ふみふみ、りー

〈コース〉

【1日目】 東屋(9:20) ~ 一ノ滝(9:45) ~ 二ノ滝(10:30) ~ 三ノ滝(11:00) ~Ca435m泊地(13:30)

【2日目】 泊地(7:25) ~ P459二俣(7:35) ~ P650奥ノ二俣(9:40)【遡行打切・引き返し】 ~ P459二俣(11:55) ~ Ca435m泊地(12:10~12:45) ~ 取水堰堤上(15:15)~ 導水路 ~ 東屋(16:05) 


~プロローグ~

Mansion(マンション) : 日本では、集合住宅を意味する「マンション」とは異なり、英語 の「mansion」は「大邸宅」や「豪邸」を意味する。

 Beverly Hillsビバリーヒルズ) : アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡の西部に位置する都市ハリウッドセレブなどの多くの邸宅が立ち並ぶ、全米有数の高級住宅街として世界的に知られている。

通常、沢泊の幕営地といえば〈傾斜のある地面に寝ていたら、いつも間にか溝のような窪地までずり落ちて朝起きると泥にまみれている〉とか〈岩を避けるために体をくねらせた状態での“強制S字睡眠”で朝起きたら真っすぐ立つのに苦労する〉とか快適とは言い難い場合も数多い。

 だが、しかし...

ビバリーヒルズのマンションのような泊地

それが、今回の南紀・高田川ナル谷の予定泊地である。

いったいどれだけ素晴らしいテン場なのか?

ハリウッドセレブが、そこには泊っているのか?

庶民派(?)鈴ハイ・沢部隊が決死の潜入レポートする。


~本編~

8/30(土)〜31日(日)南紀高田川ナル谷へ参加して来ました。

当初は南アルプスの黄蓮谷でしたが、メンバーの大事を取って転進です。

8月最終週末も沢泊を楽しめて嬉しいばかりです。

ナル谷は南紀で暖かい地域。気温が下がった季節に来る事が多かったので、夏は初めてです。

渓流釣り師匠なべちゃんと弟子のりーちゃんがかなり釣り師の会話なので、聞いていてとても感心していました。なべちゃんはもちろんですが、りーちゃんの調べっぷりが凄くて2人の意気込みが面白かったです!

今日は2人で4匹ずつ釣って(合計8匹)、お刺身や天ぷらだね〜とウキウキの沢遡行です。

出発地には立派なあずまやがあります。そこから遊歩道を進んで一ノ滝で朝シャワーを浴びてスッキリ!

緑豊かで静かで、いつも私達だけの貸切遡行です。贅沢~

二ノ滝、三ノ滝も圧巻です!

泊地は広々とした平地の快適な良き物件です(鈴ハイ全メンバーで行っても快適に泊まれるよ!)。

タープを大きく2つ張って、前回来た時に?集めた焚き木が残っていたので追加で集めるのみ。

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釣師の2人は「いるかな〜??」と言いながら出掛けて行きました

いさおさんと私は快適な泊地で焚火や寝床を完璧に?整えて、

お茶しながら20代頃からのいさおさんの冒険話をわくわく聴きながら過ごしていました。

なべちゃん師匠が先に帰って来て「釣れないねー」と。

りーちゃんがなかなか帰って来なくて心配していたら3匹釣って帰って来ました

弟子はやりますねー

今宵は気温も高めなので焚火で汗をかくくらい暑い夜会です。

ディナーが始まったかのようにスープから始まり、はんぺんチーズ、色々天ぷら、鶏の竜田揚げ。

焚火でじっくり焼くジューシーなベーコンや胡桃だれ付けの五平餅

もちろんアマゴも焼きました 美味ーー

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ゆったりとした時間が過ぎて行きます、、、。

いつものように寝入ってしまうなべちゃんを、しきりに起こそうと呼びかけている眠れないりーちゃんが面白かった

翌朝もゆっくり起きて遡行です。

巨岩が多い地帯に入ると沢泊装備を背負った体が持ち上がりません

荷物を先に上げてもらって登り上がったりと、小人になった気分の地帯です。

私が勝手に読んでいる「宇宙戦艦ヤマト」のような飛び出した巨岩の所まで来ると、ちょっと厳しいトラバースです。そこを抜けて滝の上に上がると、

木々の中から太陽の光に照らされたとっても長〜いナメの連続です。

ナメの遊歩道がずーっと続く素敵な場所です

奥の二俣に到着したら今回の遡行は折り返し点です。

ナメの遊歩道を下り、滝のトラバース地で直角岩壁を懸垂し(私が上に上がるんじゃない?とミス発言 )、テン場まで戻って昼食を取りました。

じゃあ帰ろうと少し歩いていると、第一沢人発見!3名の沢やさんでした。ナル谷で初めて人に会いました。

やっぱり下界は猛暑続き 沢は避暑地ですね

なんだかんだ快適に歩いて発電所まで来て急坂を下ってあずまやまで戻りました。

リーダーいさおさんはいつも後ろで見守ってフォローしてくれる存在ですが、

今回はいさおさんの後ろについて歩きました。

みんなについていかないと!と焦る気持ちもなく、一歩一歩確かめながら歩くいさおさんのペースは絶妙でとても安心でした。

体力も温存しながら歩けたので、下山時は疲れもなく体がとても気持ち良かったです!

リーダーいさおさん、なべちゃん、りーちゃん、楽しい美味しい沢泊ありがとうございました

また、釣り&沢泊へ行きましょう!

ふみふみ

おしまい

記)ふみふみ

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