一の壁で外岩クライミング練習 2025.4.26

一の壁にトライ!

<メンバー>ふなっし(L)、かなやん(記)、体験参加:松井さん(あにきの相棒)


は~い、またじゃんけんに負けたかなやんです。今回初めて鈴ハイのクライミングに参加してみました。

今までの経験は、クライミング教室で少し齧ったことがある程度で、いつもトップロープでロアーダウン、安心・お気楽に遊ばせてもらっただけの初心者で、参加条件:ビレイが確実に出来ること、というのが気になりましたが、とりあえずポチっと参加表明。GWということで、他のメンバーは集まらずでしたが、体験参加のあにきの友達、松井さんががリードも出来るということで一安心して出掛けました。

7時集合。初めてお会いするふなっしさんにご挨拶。藤内小屋から一の壁まで小一時間、歩いていると暑い。ギアの話とか、アイスの話とか、2人が和やかに会話する内容についていけないままゲレンデに到着すると、風が吹き抜けて寒い~!迂闊だったわ!ダウンは車に置いてきた。(泣)

ふなっし:ビレイ確実に出来るよね?

かなやん:ん~、多分出来ると思う。

ふなっし:(顔色が変わり)思うではイカンのや!「出来る」じゃないと!

と、そこからふなっしのお説教部屋、ビレイ講習が始まりました。

ふなっし:リードの人の命が掛かってるんや。ビレイは完全に出来ないとあかん。

(ロープワークを見せながら)下の手がロープから離れる瞬間があると絶対いかんのや。

リードでクリップしてる時が一番落ちるんや。

落ちるときは頭から落ちるんや。云々

ビレイ講習 一から手ほどき

話を聞きながら、真似してロープを繰り出してみるけど、ふなっしの手業が早すぎて、違いがよく分からないし、肝に銘じて置かなければいけない事柄ではあるけれど、説明を聞けば聞くほどクライミングが怖くなって来て、気持ちが重くなってきました。

それにしても寒い!もう帰りたいよ~。と、寒すぎて気持ちが上の空になりつつ耳を傾けていると、ビレイが出来るようになるには、他でビレイ講習を受け、ビレイ検定を受ける必要があると。どうやら鈴ハイで初心者ビレイヤー育成というわけではないらしい。

そして私は痛いのと怖いのは嫌いなので、いつかは必ず落下して怪我するリードなんて一生出来なくてもいいと思ってるけど、男子は冒険心をくすぐられる?チャレンジすることが凄く楽しいみたい。リードやりたくないと言っても、マルチピッチは交代でリードだしと言われて、今まではお膳立てしてもらって登るお気楽クライミングだったけど、これがホントのクライミングなんだ~、と怖気づいてしまいました。

 寒さで指がかじかんで来た頃に、漸く③ルートから登りました。一の壁は一番高いとこで45mはあるのでトップロープでぶら下がることが出来ません。取りついたらもう後戻りは出来ないよ。行くしかないんだ!と言われ、顔ひきつる。かっこよくリードで登っていくふなっしを見て、松井さんは笑顔で「いや~、ワクワクしますね!」と。(私)いえ、めっちゃ怖そうですけど。

ふなっし カッコいい〜!

壁に取り付くのは実に1年2ヵ月ぶり。もう緊張しかないです。しかし何とかやり遂げ、左ルート、右ルートと落ちることなく面目を保てて安堵しましたが、私のビレイ講習に時間を取られて、皆はあまり登れなかったので申し訳なかったです。

左ルート 頑張る!
もう やるしかないんだよ!

夕刻が迫ってきましたが、最後にクラックのあるルート「宇宙遊泳」に ふなっしがトライしました。あと少しのとこが難しい!正にハングの大岩の下で左右にぶ~らぶ~ら宇宙遊泳。ナイストライでした!

 

最後はクラックルート

ロープワークからギアのこと、話についていけないことが多すぎて、覚えきれなかったので、また教えてください。有難うございました。