〈メンバー〉たばっち、すみすみ、みきてぃ
〈コース〉明智の森駐車場(11:10)〜大船登山口(12:05)〜鶴岡山(すわがね)(12:22)〜明智の森駐車場(13:30)〜明智の森散策〜駐車場(15:00)
たばっちの急遽上がった企画に飛びついて参加してきました。今回の第一の目的は、キイジョウロウホトトギス愛でることです。
このお花は、NHKの朝の連続テレビ小説のらんまんの主人公である牧野富太郎博士が高知県の横倉山でジョウロホトトギスを発見し、四国と九州に自生しているそうです。一方、今回愛でる「キイジョウロウホトトギス」は、和歌山県の紀伊半島南部にのみ自生します。どちらも絶滅危惧II類に分類される希少な植物で、黄色い花を鈴なりに咲かせる姿は大変美しく、この優雅な花を平安時代の宮中に奉仕する貴婦人「上臈(じょうろう)」に見立てて名付けられたそうです。
まずは花より団子、名古屋の喫茶店つづきに開店7:30と同時に入店して、たばっちは第二の目的であるパフェに挑戦しました。前回挑戦した生クリームたっぷりのウィンナーコーヒーを今回はミキティが挑戦、たばっちはホットケーキパフェに挑戦、私は断念してカフェオレとモーニングを楽しませてもらい、お腹いっぱいで明智の森北駐車場に向かいました。
明智の森散策は後にして、まずは鶴岡山(別名すわがね)を周回して山行、お腹を落ち着かせました。
道中も彼岸花やナンテンハギ、ツリガネニンジン、オヤマボクチ、ヤマハッカ、ミゾソバ、イボクサなどの写真を撮影しながら里山の秋を楽しみました。鶴岡山山頂は732mでゆっくりと腰を下ろして休憩できるスペースがあり、かつては織田信長軍の諏訪が峯陣城があった場所です。遥か昔に思いを馳せて楽しみました♪
下山後は明智の森をキイジョウロウホトトギスがありそうな場所を推測しながら散策。マツムシソウやクルマバハグマ、シラヒゲソウの群落に写真撮影。お目当てのものが見つからず、ご夫婦で散策されている地元のかたに教えて頂き、第一の目的が達成できました。ちょうど見頃で紀伊半島以外で愛でることができて感激しました。大切に保護されて増やしてくださっている管理の方に感謝です。
明智の森は、散策にとても良い整備された公園で、この付近の城址や近隣の栗お菓子と合わせて幾度と訪れたいところになりました。
いつもならお腹空いたと休憩を何度となくとる私たちですが、喫茶つづきのパンチが効いて一度も休憩をとらずまったり歩ききって山行は終了。このあと、第三の目的の恵那川上屋の栗一筋も食べる予定でしたが、次回に持ち越しとなりました。
記すみすみ