三笠新道リベンジ 2024.6.22-26

〈メンバー〉
とりや(L)、すみすみ、ジュリ、おけい(記)

〈コース〉
6/23 大雪高原温泉7:30〜第二花畑8:40〜緑岳10:40〜緑岳分岐11:15〜白雲岳避難小屋12:30 白雲岳ピストン

6/24 白雲岳避難小屋9:10〜白雲分岐9:35〜黒岳石室12:20

6/25 黒岳石室7:00〜お鉢平展望台7:45〜黒岳石室8:30〜黒岳9:30〜黒岳リフト七合目乗り場11:00〜黒岳ロープウェイ黒岳駅11:40〜層雲峡駅12:20

6/26 【自主】クチャンベツ沼ノ原登山口7:10〜沼ノ原分岐8:40〜沼ノ原登山口10:10

三笠新道は幻の登山道と言われている。

リベンジとは、昨年とりやさんとすみすみさんさっこさんの3人で同企画で三笠新道に行かれたのですが、三笠新道に登る直前に登山口で通行止めの連絡を受けすみすみさんがショックで泣き崩れた伝説の山行。しかし今回もご存知の通り出発前日に三笠新道通行止めの決定。今年は4日間だけの開通でこの記録は過去最短で雪も30年間の中で一番少ないとのこと。

〈1日目〉

2人にとってはある程度の覚悟はしていたが気持ちの重たいスタートから始まり、そして11時30分セントレア発新千歳行きANA707便が機材不良の為14時10分発に遅延となる悲劇。ただ全日空からはお詫びとして1人2000円の食事券が提供されたので4人で豪華な昼食を取りました。

機内から見えた鳥海山

新千歳空港には16時半頃に着き、それからレンタカーを借り、層雲峡に20時頃着、高梨沙羅ちゃん家経営のセブンイレブンで買い出しし、近くでラーメンを食べて22時頃にお宿に。しかし事前に郵送しているザックの整理整頓。その後はやっと温泉にゆっくり浸かって、プチ宴会してから24時過ぎにご就寝。

〈2日目〉せっかく温泉宿に泊まっているので朝風呂にも入って出発です。層雲峡温泉から車で約1時間程で大雪高原温泉(登山口)です。ここでジュリさんとは別行動になります。

行ってきます!!

大雪高原温泉から緑岳を通り白雲岳避難小屋を先ずは目指します。第一お花畑手前から木道になり樹林帯を抜けて背の低い高山植物と変わります。  標高は約1500mくらいですが、緯度の関係で標高低くくても高山植物に変わります。第一お花畑から第二お花畑過ぎまでは、小さな可愛らしいお花がたくさん咲いてます。

すみすみさんがこんなに花好きとは知りませんでした。花が咲いているたびにかがんで厳しい体勢でパシャパシャと激写しています。

時折雪渓がありますが、傾斜が緩いためアイゼン無しで行けます。

緑岳頂上

白雲岳避難小屋についてからは、ピストンで白雲岳に行きました。頂上からはきれいなゼブラ柄の山並みが見えて北海道の山と感じます。

白雲岳避難小屋に戻り、飲み水の煮沸や夕飯作りをしました。今回朝夕飯のメニューはすみすみさんが担当してくれましたが、山の上とは思えないクォリティで毎回ご馳走です。乾物や味付けにすしのこを上手に使って調理してくれました。毎回お腹いっぱいになるほどで副菜(野菜)付き、凄すぎます!!

〈3日目〉

朝から雨である。しかもガスガスで視界も悪く雨量も多い。計画では忠別岳避難小屋を目指す予定でしたが、とりやリーダーは視界の悪さと雨で危ない為、一旦は停滞することに。しかし動く人もおり雨も弱まったので反対側の黒岳石室に移動し、明日は層雲峡のロープウェイ駅に降りる計画に変更。電波状況が悪い中ジュリさんに迎えに来てもらわないといけないのですみすみさんが必死に連絡を取ってくれました。

避難小屋とは思えないくらい立派で綺麗です。

小雨の中を黒岳石室まで移動して、ここで泊まります。白雲岳避難小屋はまだ新しい感じで中もとても綺麗でしたが、黒岳石室は石室と書くので石を積み上げて作ってある避難小屋です。ここはトイレが面白く用をたした後は、横に置いてある自転車にまたがりペダルを漕ぎます。前に10回後ろに10回ほどペダルを漕ぎます。(用をたした後だから出来るよね笑)←心の声

〈4日目〉

雨は上がりましたが、ガスが残る中せっかくなのでお鉢平まで行きます。途中一瞬のガスの切れ間もあり景色も見れました。

お鉢平から石室に戻り荷造りしたら黒岳を得て下山します。天気もだんだんと良くなります。

層雲峡側はリフト、ロープウェイと乗り継いで下山しますが、私達はロープウェイのみ利用して下山しました。ロープウェイ駅にはジュリさんが迎えに来てくれていました。

今日のお宿は2日目に行った登山口にある大雪高原山荘に泊まります。山荘という名ですが立派な温泉旅館で食事も温泉も最高でした!!

社員旅行みたい笑

〈5日目〉

大雪高原山荘から林道を約1時間ほど走って沼ノ原登山口に行きます。広い駐車場には私達以外誰もいません。熊が出て来そうなところです。

案の定、熊さんのフンが登山道にいくつもあり、ビビります。

樹林帯が沼ノ原分岐あたりまで続き、樹林帯を抜けると綺麗な湿原が広がります。

下山後再び行き来た林道を戻ります。その時林道に1匹のヒグマがいました!距離は50mほど私達は車の中にいますがデカいので怖いです。

今回北海道という遠い山行を企画してくれ、宿泊先やレンタカーの手配、食事等事前の準備も大変だったと思います。一緒に同行してくれたメンバー3人には大変お世話になりありがとうございました。

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