北穂高岳 東稜 2024.05.04-05

メンバー:ふなっし、おけい、おりえ(記)

コース:1日目 7:30上高地BT〜10:40横尾〜15:00涸沢ヒュッテ テント場

コース:2日目 3:15 涸沢ヒュッテテント場〜5:06東陵取付き〜7:15北穂高小屋〜7:41北穂高岳〜9:49涸沢ヒュッテテント場〜12:07横尾〜16:00上高地BT

GW後半、北穂高岳の東稜(通称:ゴジラの背)へ。

1日目は、上高地から徳沢や横尾を経由して涸沢ヒュッテまで。

暑い中、重荷のせいもあり、涸沢までの行程だけでめっちゃしんどい…足が重い…涸沢ってこんなしんどかったっけ?って、毎回来るたびに言ってる気がする。でも、またすぐに忘れて次回も同じセリフを言ってしまうはず(笑)

河童橋で集合写真

横尾大橋(ここから先が辛かった…)

ヒュッテが見えてからも長い…

2日目、朝3時にテント場を出発。

途中までは北穂のノーマルルート(積雪期ルート)を進みます。東稜方面を見ながらあれが取付きかな?と相談していると、後ろから来た女性から、「例年と違って今年はあの岩のところが取付きですよ」と心強いアドバイスが。その方は、今から滝谷に向かいますと、そのまま颯爽と去っていきました。(カッコいい…)

真っ暗な中ヘッデンスタート

途中、ノーマルルートから逸れて、東稜方面(写真右方面)に向かいます

東稜取付きでは、体感では垂直に近い雪壁を、ピッケルとアイゼンの前爪で詰めて行きます。まだ夜明け前で気温が低いので、アイゼン、ピッケルがよく効きました。(でもふくらはぎがツラかった…)

アイゼン前爪とピッケルで取付きを登ります
東稜の稜線にでるとちょうど日の出
しばらくするとゴジラの背が現れます

事前に調べた情報では、ゴジラの背ではロープを出すところは3ピッチとの事でしたが、今回は1ピッチだけで済みました。(雪が多いと状況は大きく変わると思います)

高度感と雪と岩のミックスでスリルあります
核心部はふなっしがリード

続いて核心部を登るおけいさん

核心部を超えた後もゴジラの背は続く…
ナイフリッジと岩が連続します
懸垂下降ポイントも雪の状態がよくクライムダウンできました

ゴジラの背を過ぎると、あとはひたすら稜線を詰めて、北穂高山荘を目指します

山荘は見えるけどまだ先
ゴジラの背をバックに登る

急斜面を登り切ると、いきなり目の前に北穂高山荘が現れます。到着すると、山荘前にいた登山者の方々に拍手で出迎えてもらって、ちょっと照れました(笑)

この急斜面を登り切ると…

山荘到着。拍手で出迎えられるおけいさん(笑)
北穂高小屋コーヒーで乾杯
山荘のすぐ上にある北穂高岳登頂
急斜面を下山。登りの登山者と多数すれ違いました

無事にテント場に着いた後は、バスの時間目指して急いで下山。と言いたいところですが、またしても涸沢から上高地の長ーい歩きにやられて、全然ペースが上がりません。予定より早く下山開始できたのをいい事に、横尾で30分、徳沢で30分と休憩ばっかり(笑)そして軽装の観光客にまで追い抜かれる亀足ペースでなんとか上高地まで到着。無事にバスの時間に間に合いました。

再び重荷を背負って下山開始。暑さで雪が緩んで滑りまくり
上高地で見かけた猿の毛繕い(写真撮るふりして休憩する為に撮影)
下山後、国八食堂が大混雑の為、長八食堂へ。

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