北ア 立山・雄山東尾根① 2023.04.22~23

残雪の尾根

<メンバー>
たろー、こうじ、おすぎ、つるちゃん、りー、おけい、パロチン

<コース>
○1日目
黒部平駅(9:15)~P2068(10:45)~P2681(14:30) 泊


 WEBの記録で見つけた立山・雄山東尾根。残雪期限定の静かな尾根。1日で行けるコースをのんびり二日間かけて歩く。こりゃ、メインは宴会かな~とのんびり考えていましたが、登山口に辿り着くまでが大変でした。

 まずはアルペンルートのチケットの確保。コロナ禍が収まり、海外からの観光客がバンバン押し寄せるようになったせいか、気づいた時には予定日のチケットは既に完売。翌週の予備日に日程変更しましたが、確保できたチケットは扇沢12:30発・・。

 12:30発でも行けなくはないけれどちょっとでも余裕を持つために、当日券に望みを託し扇沢に6:30集合。チケット売り場に並ぶと8:00発のチケットを確保できました。

※予約後の時間変更は+500円。乗客の大半を占める団体観光客は予約チケットを確保しているせいか、当日券購入は思ったよりスムーズでした。

 都会の通勤ラッシュを思わせるような混雑の中、電気バス、ケーブルカーを乗り継いで黒部平駅に到着するころには体力の半分くらいを消費しました。

チケット売り場に並ぶ
都心の通勤風景?
電気バスを降りて
ダムの上を歩いてケーブルカー乗り場まで
黒部湖上流、今年は上ノ廊下行けるかなあ
ケーブルカー乗り場
かなり消耗します
やっと黒部平

 ケーブルカーを降り、外に出たらやっと落ち着けました。空は快晴、暑いくらい。目の前には立山の稜線がくっきりと見えます。駅舎の左側を回り尾根に取り付くと、藪も無く沈み込みも無くまずは快適なスタート。

さあ、スタートだ
いい天気

  今年はかなり雪解けが早いのか、黒部湖の湖面は緑色で対岸の針ノ木岳にも雪は少ないです。

黒部湖は緑色
こっちは雪がたっぷり

 ご機嫌に高度を上げて行くと鉄塔ピーク。絶景の連続におすぎカメラマンは大忙し。例によって前から後ろからシャッターを切りまくり。

鉄塔ピークを越える
大忙しのカメラマン

 やがて、左手に大観峰のロープウェイ駅が見えてきました。険しい山肌に作られた人工物は何だか秘密基地みたい。ロープウェイのゴンドラがまるで宙に浮いているかのようにゆっくりと動いています。ダンボ平には雪崩の跡がいくつか見えます。

ダンボ平とロープウィ
針の木岳をバックに

 お昼を過ぎ、気温が上がってくると雪が段々緩んできました。ラッセルというほどではありませんが、沈み込みも出て来たので先頭を交代しながら高度を上げて行きます。傾斜のある細尾根では少し緊張。

先頭を交代しながら
リッジも出てくる
どこまでも続く尾根
稜線、近づいてきた?

 それにしても今回はやけに疲れます。寝不足、久しぶりの雪山全装備、そして久しぶりの3000m級・・・。

 急斜面を登りP2681に到着。時間はまだ14:30ですが今日はここに泊まる事にします。 

絶景が続く
トレースを刻む
パロチンも先頭を歩く
こんな急傾斜も
そろそろ泊地を決めよう

  ヘトヘトだったので雪洞を掘る余裕もなく、テントを張る事に。夜は風が強くなるだったのでしっかりと雪壁も作ります。7人いると作業も捗るなあ。

テント設営完了

 テントの中で水つくりを終えたらお楽しみの宴会タイム。まずはおつまみの「オイルサーディンの新玉炒め」

リーダー兼、炊事班長
マイブームのおつまみ(おいしいよ)

 メインはキャベツ、にら、にんにくたっぷりの味噌風味鍋。疲れた体に濃い味のスープがしみこみます。そしてみんなでワイワイ言いながら食べるのは美味しいな。

やっぱり鍋
みんなで食べるとおいしいね

 お腹がいっぱいになったらすぐに眠くなってきたので、飲みもほどほどに寝る事します。夜は風が強く、テントのバタバタする音で眠ったか眠っていないかわからない感じで夜を過ごしました。

 つるちゃんは夜中に外に出て星空撮影にいそしんでいたようです。
その成果はこちら↓

鈴鹿ハイキング倶楽部 on Instagram: ". ふとテントを出て見上げた夜空    この時の空は本当に透き通るように綺麗で いつもより星が輝いて見えました🌌    カメラ設定📸 f値 2.8 ss 15sec iso 12800 8枚stack #雄山 #雪山 #星空 #絶景 #カメラ初心者 #登山好きな人と繋がりたい #写真好きな人と繋がりたい #私の山フォト#hyakkeime #みんなの登山記  #三重登山サークル #愛知登山サークル #登山サークル #会員募集中 #鈴鹿ハイキング倶楽部 #鈴ハイカメラ部"
69 likes, 1 comments - suzuhai on April 27, 2023: ". ふとテントを出て見上げた夜空    この時の空は本当に透き通るように綺麗で いつもより星が輝い...".

つづく

記)たろー

 

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