<メンバー>
たろー、こうじ、おすぎ、つるちゃん、りー、おけい、パロチン
<コース>
○1日目
黒部平駅(9:15)~P2068(10:45)~P2681(14:30) 泊
WEBの記録で見つけた立山・雄山東尾根。残雪期限定の静かな尾根。1日で行けるコースをのんびり二日間かけて歩く。こりゃ、メインは宴会かな~とのんびり考えていましたが、登山口に辿り着くまでが大変でした。
まずはアルペンルートのチケットの確保。コロナ禍が収まり、海外からの観光客がバンバン押し寄せるようになったせいか、気づいた時には予定日のチケットは既に完売。翌週の予備日に日程変更しましたが、確保できたチケットは扇沢12:30発・・。
12:30発でも行けなくはないけれどちょっとでも余裕を持つために、当日券に望みを託し扇沢に6:30集合。チケット売り場に並ぶと8:00発のチケットを確保できました。
※予約後の時間変更は+500円。乗客の大半を占める団体観光客は予約チケットを確保しているせいか、当日券購入は思ったよりスムーズでした。
都会の通勤ラッシュを思わせるような混雑の中、電気バス、ケーブルカーを乗り継いで黒部平駅に到着するころには体力の半分くらいを消費しました。
ケーブルカーを降り、外に出たらやっと落ち着けました。空は快晴、暑いくらい。目の前には立山の稜線がくっきりと見えます。駅舎の左側を回り尾根に取り付くと、藪も無く沈み込みも無くまずは快適なスタート。
今年はかなり雪解けが早いのか、黒部湖の湖面は緑色で対岸の針ノ木岳にも雪は少ないです。
ご機嫌に高度を上げて行くと鉄塔ピーク。絶景の連続におすぎカメラマンは大忙し。例によって前から後ろからシャッターを切りまくり。
やがて、左手に大観峰のロープウェイ駅が見えてきました。険しい山肌に作られた人工物は何だか秘密基地みたい。ロープウェイのゴンドラがまるで宙に浮いているかのようにゆっくりと動いています。ダンボ平には雪崩の跡がいくつか見えます。
お昼を過ぎ、気温が上がってくると雪が段々緩んできました。ラッセルというほどではありませんが、沈み込みも出て来たので先頭を交代しながら高度を上げて行きます。傾斜のある細尾根では少し緊張。
それにしても今回はやけに疲れます。寝不足、久しぶりの雪山全装備、そして久しぶりの3000m級・・・。
急斜面を登りP2681に到着。時間はまだ14:30ですが今日はここに泊まる事にします。
ヘトヘトだったので雪洞を掘る余裕もなく、テントを張る事に。夜は風が強くなるだったのでしっかりと雪壁も作ります。7人いると作業も捗るなあ。
テントの中で水つくりを終えたらお楽しみの宴会タイム。まずはおつまみの「オイルサーディンの新玉炒め」
メインはキャベツ、にら、にんにくたっぷりの味噌風味鍋。疲れた体に濃い味のスープがしみこみます。そしてみんなでワイワイ言いながら食べるのは美味しいな。
お腹がいっぱいになったらすぐに眠くなってきたので、飲みもほどほどに寝る事します。夜は風が強く、テントのバタバタする音で眠ったか眠っていないかわからない感じで夜を過ごしました。
つるちゃんは夜中に外に出て星空撮影にいそしんでいたようです。
その成果はこちら↓
つづく
記)たろー
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