矢原川 沢登り 左俣~中俣下降 2023.3.21

沢のサムライ。

<メンバー>
なべちゃん、たろー、いさお、てつや

<コース>
坂本棚田駐車場7:00~矢原川左俣7:30~仙鶏尾根登山道11:00~矢原川中俣下降11:20~坂本棚田駐車場15:00


棚田で有名な亀山市の坂本地区。
野登山や仙ヶ岳の登山口となっています。
今回はその南側を流れる矢原川の沢を目指します。

本格的な沢シーズンに入る前に、チームの連携を訓練するのが今回の目的です。

坂本棚田駐車場に集合。駐車場の隣にも何本かのミツマタがきれいに咲いています。

出発後、集落の中を歩き棚田の中を進むと獣除けのフェンス。

工事関係者じゃないよ。

ここから山の中の林道を30分ほど歩いてから入渓です。

沢ヤとミツマタ。食べられないものはテンション低め。

いくつか登れる小滝を過ぎると30m滝。ロープを出します。


いい支点がなくて滝の中にラインをとれず、左岸の立ち木に入り込みます。
この立ち木の中もまっすぐ進みづらく、落ち口まで3ピッチとなりました。

ジグザグと進まざるをえない。

たろーさんは今年の沢はじめ。
慣れないなーと言ってますが、後ろからの見た目はまったくの通常営業です。


前から見るとマスク姿です。
花粉症でたいへんなことになっています。

100m大滝に到着。

水量少なーい。


ほぼドライなスラブ岩と化していて遠目にはヒタヒタと登れそうです。
左岸から巻きます。落ち葉が積もって歩きにくい。

不動滝30mは右岸から巻き。

ヤハラ―のみなさん。


踏み跡やトラロープがあります。

その先には石仏が祀られていました。

上流部に差し掛かると、登れる小滝や小さなゴルジュ状の場所もでてきます。

落ちない男、いさおさん。

きわどいヘツリにトライ!

ドラゴン危機一髪
友よ、水になれ!

なべちゃんがドボン!
ドボンキング・ランキングのポイント加算となりました。(ただいまランキングトップ)

流れがなくなったあたりで稜線を目指します。

今日の予定は、下山を登山道ではなく、矢原川中俣を下降するつもりです。
ただし、稜線に11時までに出られなければ、登山道で下山です。

この時点で時刻は10:30。
稜線までの標高差はあと200mほど。
先頭のなべちゃんはいいペースで進みます。

しばらくすると、後方からたろーさんの声が。
「11時過ぎてもいいから、もうちょっとゆっくりでいいよ」

なんとなくホッとして息を整えつつ、稜線に到着。
時刻は11:03。
VAR判定の結果、セーフとなりました。

ここから仙鶏尾根の登山道を東に進みます。

途中すれ違った数人組のハイカーさん。
スマホを見つめながら歩いています。
地図を確認しているのかな。

ハイカーさん:「吉田がホームラン打ったよ!」

おお!WBC中継みてたのね!
この日は準決勝メキシコ戦の真っ最中でした。

続きが気になるので後をついていきたかったのですが、こんな格好で後ろについたら通報されるに違いないです。   (ワ〇クマンをディスってる訳ではありません)

大谷サンのホームランを願いつつ、最低コル付近からスマホの電波圏外の中俣へ下降開始。

人としての圏内は保ちたい。

ザレザレの落ち葉斜面を下り、源流水が現れたあたりで昼食にします。


準備をしていると

「あっ!、、、、、割りばし忘れた!!」

「あっ!、、、、、オレも割りばし忘れた!!」

今日もサプライズです。2名です。

幸い、他のメンバーがサブの割りばしを2膳持っていたため、小枝を削らずに済みました。

文化的に食事をとることができました。

ここからは、数回懸垂を繰り返し、大小の滝の下降とトラバースを繰り返します。

ところどころ崩壊地もありました。

下山はもちろん登山道のほうが早いのですが、
これくらいの規模の沢であれば、沢下降も取り入れたほうが二度楽しめます。

慎重に。
水量もヌメリも少なく助かりました。

順調に下り、林道に出合い、あとは淡々と歩くだけです。
メンバーのお仕事ウラ話を興味深く聞きながら歩いていると、あっという間に坂本集落に到着。

ひと仕事やっつけ感。

WBC日本代表の逆転サヨナラ勝ちを確認して皆で喜びをわかちあいました。

お腹空いたな!

本格的なシーズンに向けて、
フィジカル、メンタル、テクニック、チームワークをあげていきたいです。

個人的にはじゃんけん勝率をあげていきたい、てつや記。

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