《メンバー》とりや、たけやん、じろー、たばっち
《コース》横池−山本山(宇賀神社9:23-山本山9:47-10:18-朝日山神社10:40-宇賀神社10:50)−麓で観察-片野鴨池観察館
1月2日はとりやさん主催の、新春バードウォッチング!
湖北の山本山と、石川県の片野鴨池に行ってきました。
まずは湖北に移動して山本山の前に、西池というところで鴨が集まっている様子を観察。
ジーと見ていますが、急にグワーっと言いながら混乱が起きました。んー?と思ったら、よく見るとじろーさんが良く目立つ黄色いウェアを着ています。
私たちにびっくりして逃げていった様子。しばらくすると鴨たちはまた戻ってきて、じろーさんが動くと逃げるを繰り返していました。
次は山本山。こちらはオオワシが住んでいますが、麓のカメラマンが並ぶ撮影スポットではなく、何故か山を登り出す。
私はバードウォッチング停滞張込み用と思って山向きでないセーターとか着てきてしまったので、登る前に衣装チェンジ。皆さんはちゃんと山服でした。
それでも暑がりのじろーさんは2合目、4合目、7合目くらいで次々と脱皮していきます。
たけやん先輩は去年脱臼したので大事をとってザックは背負わず、ウエストポーチ作戦です。
ていうか、前にも登ったことあるけど、急!えら!!体おもっ!!!
たば:え?これ何で登るんですか?
じろ:何でって、計画書に書いてあったやろ
たけ:結構急登ですね
とり:こんなに急やったかな
たば:でもオオワシ見れるのは麓ですよね?
じろ:え!そしたら登らんで良かったってこと?
たけ:ははは(爽やかに)
とり:初登りや
とりあえず登った山頂公園には、大きなカメラを持った鳥目当てな人が既にいました。
私たちは記念撮影とおやつタイムだけですぐに下山します。
登りは南尾根急登コース、下りは参詣道?の南東尾根コースで、登山口が違うので少し道路を歩いて駐車地に戻りましたが、街中に琵琶湖から流れる水路が張り巡らされているので情緒ある街並みでした。
次は多くのカメラマンで賑うオオワシ張込みスポットに移動します。田園地帯にたくさんのバードウォッチャーが押し寄せるスポットなので駐車場問題があり、路駐はダメなので少し離れた水鳥ステーションに車を置きに行っている間に、先に皆を下りたみんなは張込みしてもらいました。
私はトイレ休憩挟んで張込み場所へ向かう途中に、前を歩いていた人たちがカメラを向けてる方向を見ると、民家の庭の大木に鷹がとまっています。双眼鏡で見ても何か分からないですが、後でとりやさんに聞くとしてとりあえず撮影。
みんなと合流すると、オオワシはずっと同じ場所で動かない模様。私のカメラではちょっと遠いので、皆さんのええカメラで撮った写真を後でもらうことにして、次は石川県に移動です。
道中の高速道路はそれほど積雪などの影響もなく、スムーズに鴨池に移動。それでも観察館に着いたのは4時過ぎでした。
ここではとりやさんより事前にミッションが課せられていて、観察館は5時で閉まってしまうのですがそれまでに雁がねぐらに帰ってこない可能性がある。なので入館する時に管理されているレンジャーの方にお願いして雁が戻ってくるまで粘らせて欲しいと交渉する為に、ギャルの格好をして来てぶりっ子でおねだりをするのだ、と。
私は真面目な学生生活を送っていたのでギャルの衣装は仮装セットくらいしか持っていません。普通の格好ですが、とりやさんがレンジャーに『雁は何時ごろ戻ってくるでしょうか?』と聞いたところで、『え〜、見たい見たい〜』と駄々をこねるセリフを言う役です。
ドキドキしながら観察館へ入ると、優しそうな女性が消毒してくださいねー。と出迎えてくれました。
レンジャーは女性!
なんてこった…。こちらにはマダム受けしそうなイケメンが揃っているが2人には作戦を伝えてないのでそのままスタスタ中へ。しかも5時には退出してもらわないといけないのですが、時間ギリギリまで見ていってくださいね。と念を押された。
それでも、鴨池を見渡せるええ場所で、室内でぬくぬくと観察させてもらえるのはありがたいことです。展示物を見たり、鴨やヒシクイの動きを観察していると、遠くから黒い鳥が飛んできた。
V字の列を作ってどんどんやってくる。
最初は『魔女の宅急便で見たやつや〜』と思っていたら、どんどん数が増えてきて色んなところからやってきた奴らが合流して大きな渦になった!
しばらく池の周りをぐるぐると回っていましたが、遠くの方で池に着水したようです。
なんとか観察館が閉まる5時前ギリギリに鴈のネグラ入りで空が埋め尽くされる様子を見ることが出来ました。
鈴ハイ野鳥部、幸先の良いスタート!
移動途中はサービスエリアでオムライスの上にトンカツが乗っている福井グルメ『ボルカライス』を食べてプチ観光でした。
とりやリーダー、みなさん、楽しい新春鳥撮りありがとうございました!
記 たばっち
とりや追記)
鴨池観察館のレンジャーが女性なのは初めて、たばっち=ギャル作戦を実行していたら、完全に逆効果になるところでした。閉館間際に入館した意図をレンジャーに完全に見透かされ、何度も5時閉館について念を押され、万事休す!と思われた矢先、マガンのねぐら入りが!終わりよければすべてよし、の一日となりました。次は早朝、マガンの飛び立ちを愛でましょう。
コメント入力