≪メンバー≫
たばっち、りかさん
≪コース≫
高見峠-雲ヶ瀬山-ハッピノタワ-雲ヶ瀬山-高見峠
毎年9月の下旬から10月上旬にかけて、鷹の渡り軍団が三重県を通過する。
鷹の渡りウォッチングポイントでは長野県の白樺峠が有名だが、9月の半ばからすでに1日に500羽以上飛んだ日がいくつか観測されている。(ネットワークで公開されているのだ)
信州ルートでやってくる軍団は三重県の北部をかすめていくと思うが、それとは別に海沿いをやってくる奴らがいて、その子達は伊良湖から神島を経由して鳥羽から三重県に上陸(?)する。
その後は散らばるのでわかりにくいが、山越えルートで台高を越える奴らは、高見峠を抜けていくのではと私は考えた。
りかさんに付き合ってもらい、探しに行ってきた。
朝7時に高見峠に到着して、高見山に登るか県境稜線を南下するか迷ったが、ハッピのタワからハンシ山方面に向かう途中に開けた展望スポットがあるらしいので、そちらで張り込むことにして、南へ向かった。
途中に池とかあり、歩きやすい登山道。朝のうちは暗かったけど、朝日がさして明るくなってくると小鳥が元気。
ハッピノタワに着く手前で私は早くもお腹が空いて休憩を申し出る。
折り畳み椅子を組み立ててホットサンドメーカーを出して、ガッツリ休憩だ。りかさんがオカリナ演奏始めたので私もウクレレを。
と、のんびりしていると、突然目の前に鷹が飛び出してきた。しかも獲物を掴んでいる!
何だ!?
サシバだ!とりかさん。
二人で混乱しながらあたふたと観察、撮影。
結構な至近距離だったのに、私は一眼のズームリングを回すのを忘れてしまい、写真はだいぶ拡大必要となるが、何とか撮影。捕らえられたのは、カエルかな?
そのあとはハッピノタワを越えて、ススキの展望スポットで張り込みしたが、鷹が飛んでくる様子は無い。
そろそろ帰ろうかと引き返すことに。帰りは小鳥がたくさん出てくる稜線をテクテク歩いて、ときに登り返しにヒーハー言いながら、池のあるところまで来たら再び小休止。
ここでもウクレレとオカリナで森の音楽会を開催。こういうマイナーコースは滅多に人が来ないので楽しい。
ヤマガラちゃんやゴジュウカラちゃんが元気に飛び回っていたが、触ったら死ぬ?危険なキノコ、カエンダケもあり注意が必要です。
高見峠に戻り、もう高見山はええわと登らず、途中の林道でもちょっとだけ張り込みをして、やっぱり鷹は来なかったので、今日見たのは1羽だけだったけど、伊良湖では本日サシバ125羽とハチクマ30羽が観測されたので、もっと1ヶ所でじーっと見張っていたらもっと見られたかもしれない。
高見山ルートで渡ってくる奴らはいるということが分かっただけでも大成果だが、獲物を持った子を 見られたので1羽でも大満足だ!
また10月上旬に機会が有れば神島張り込みもやりたいなぁ。
お付き合い頂きましたりかさん、ありがとうございました✨
記:たばっち
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