≪メンバー≫
たばっち、おさ、りかさん
≪コース≫
■5/3
両津港・・・(バス)・・・トキの森-トキテラス・・・両津港
■5/4
アオネバ登山口 09:42 – 12:20 アオネバ十字路 12:37 – 13:04 金北山縦走路入口 13:05 – 13:38 ドンデン避難小屋 13:39 – 13:58 北五十里越峠 14:02 – 14:02 論天山 – 14:16 椿越峠・タダラ峰 – 14:38 尻立山 – 14:50 ドンデン山 – 14:58 ドンデン山荘
■5/5
ドンデン山荘 06:38 – 06:57 金北山縦走路入口 07:03 – 07:16 アオネバ十字路 07:17 – 08:49 マトネ – 09:05 石花越分岐点 – 10:32 真砂の峰 10:41 – 10:48 イモリ平 10:49 – 11:35 天狗の休場 11:36 – 12:13 鏡池 12:14 – 12:18 あやめ池 12:38 – 13:21 金北山 13:24 – 13:30 天狗嶽(小天狗) – 13:38 北ヶ嶽 13:39 – 13:46 ブナ林 – 14:14 マツムシ平 – 14:39 交流センター 白雲台
長いレポになりますー。
お誘いがあったのはまだ寒い冬の日。
佐渡なんて無理やん、海外やんと思いつつ、GWなんて遠い先のような気がして、とりあえず参加希望にしてもらったら、あっちゅうまにその日が来た❣️
ドンデン山荘なんて聞き慣れないし、金北山も知らないし、どんなとこ?
佐渡ヶ島でGWというと、トキと渡りシーズンの珍鳥しかイメージがなかった私ですが、調べているうちに、これは行かなきゃ!と。
高原と渓谷のめくるめくお花リスト、花の百名山という枕詞、ゆっくりペースで歩きますという願ってもない条件に決意が固まりまして、あれよあれよといううちに出発の夜。
高速にのり、翌早朝のフェリーに乗り、無事上陸の後はトキ三昧で前哨戦です。
といっても、放鳥された野生状態のトキは繁殖期で島内に散らばって、クルマなしで探すのは難しい。
とりあえずザック背負ったまま路線バスでトキの森公園へ行きお勉強兼ねて飼育下のトキを観察することにして、その後は偶然の邂逅を期待してブラブラ歩きました。
すると、何ということでしょう。
あっ、トキ!
遠かったですが、ペアが飛び去る姿を2度も目にすることができましたー。
幸先いいぞ💓
結局この日も10キロほども歩き、脚慣らしはじゅうぶん。
ランチのお寿司、カフェで香港スイーツ、夜はこじんまりしたダイニングバーで美味しいモノ食べて満足!
さて本番。
翌朝は、予約しておいた登山バス、どんでんライナーに乗り登山口のアオネバ渓谷入り口で途中下車。
ほとんどは終点のドンデン山荘まで行くようですが3号車くらいまであったのかな、すべてハイカーで満員で、人気の高さがうかがわれます。
渓谷入り口からは緩やかに沢沿いの道を登りますが、、、
先に進まないじゃないかー❗️
まさしく足の踏み場のないようなニリンソウ群落が果てしなく続き、水を汲もうと沢に下りればキクザキイチゲとオオミスミソウがお出迎え。
スミレの株も大きくて派手やし、そうこうしてるうちに見たかったシラネアオイが気品ある姿を見せ始め、、
撮ってもキリがないのに同じような写真ばかり撮ってしまう〜。
このペース大丈夫かいな、と思いましたがさすがお花ハンターのリーダー、そこは計算済みでCTもそれほどオーバーなくアオネバ十字路でランチに。
そこからしばらく登ると林道に出まして、今夜の宿のドンデン山荘(お風呂もあるオシャレで綺麗な高原リゾート風のロッジ)には最後に到着することにし、いよいよドンデン高原一周ルートに入ります。
ミズバショウ咲く湿地を抜けて、池に向かうも、、、
いやいや、強風注意報が出てたのはわかっていましたが、ほぼ暴風じゃないですか。
ふだんならスニーカーでるんるんのハイキングコースなんですが、本日最大のピンチ!
ドンデンの語源というなだらかな地形、吹き荒ぶ風速20メートルもあろうかという強風に、マジで飛ばされそうになりながら予定通りなんとか宿に到着したときには本当に安心いたしました。
明日の稜線歩き大丈夫か⁉️
はい、大丈夫でした(笑)
朝起きてみると、風はやや強いものの、歩き始めるとだんだん落ちてきて最後はほぼ無風に。
そしてアオネバ十字路をすぎ未踏の縦走路に入ると、時々残雪を踏みながらも暑いくらいの好天になりました。
お花、お花、お花🌸🌼💐
カタクリが両側に途切れなく続き、何じゃこりゃ❣️
というくらいお花であふれる小道をゆけば、みんな可愛い小鳥になりそうでした。
小鳥といえば、コルリ密度の高さにも感激。
なかなか姿は見えないですが、100メートルおきに鳴いとんじゃない?
またも前に進まないと心配でしたが、そこはお花ハンターのリーダー、時々ピンクの悲鳴(ユキワリソウあったのね)をあげながらも、ちゃんとペース配分してくれて、さて、ランチのあとは最後の難関、雪の壁、、、
マジで壁です。
ちゃんとステップが切ってあるので一歩一歩着実に体重を乗せて、左手でトラロープを掴んで確保しながら慎重に登ります。
これを登らないと金北山には登頂できないので、現地に来るまでドキドキでしたが、いざ登り始めるとあっけなくクリアできました。
やれやれ💦
あとは少しの残雪歩きと階段で山頂です。
ヤッタ❣️
と、ゆっくりしてる暇はなくて、下山口の白雲台にタクシーで迎えにきてもらうのに間に合うよう、スタスタ下りなくてはなりません。
遅れては一大事なので、白雲台売店のコーラとソフトクリームを楽しみに足を速めます。
ここは国境の島。
山頂に防衛省の施設があるので、管理用道路を通らせてもらっての下山になりますが、単調なアスファルトかと思いきや、路傍の崖にはまたもやお花😻
見飽きたかと思うけど、やはり撮ってしまいます😅
さて、無事にコーラとソフトにありつき、待機してくれていたタクシーに乗り込んでフェリー乗り場へ。
なんと離岸まであと30分ほどという絶妙さでセーフなのでした。
スキのない綿密な計画のおかげですね😂
ほんとに企画、交通手配、運転その他感謝感謝の山旅になりました。
野鳥 2.3日目
ヒガラ ヤマガラ シジュウカラ メジロ ウグイス イカル ホオジロ モズ エナガ ヒヨドリ ミソサザイ オオルリ キビタキ クロツグミ コルリ ツツドリ ヤブサメ クロジ オオアカゲラ アトリ マヒワ アマツバメ ハシブトガラス カケス キジバト トビ
記:りかさん
≪リーダー追記≫
ゴールデンウィークの佐渡は花がすごいらしい!と聞いて、2泊3日で行ってきました(⌒▽⌒)
7時間運転して新潟港からフェリーにのり、佐渡島に上陸できたのは自宅を出発してから約12時間後。
1日目はトキの森とトキテラスを観光、野生のトキを探して練り歩き、田んぼで発見。地元の方にも色々教えてもらいました。
2日目は登山口から花!花!花!
まるで花壇のような登山道で稜線に出ると、爆風で立っていられないくらいでしたが、山頂付近にももの凄い花が広がっていました。ドンデン山荘のテラスでビール飲んでまったり。ご飯も美味しくて星空も最高でした。
3日目は風も穏やかになり縦走日和。昨日あまり見つけられなかったミスミソウもバッチリです。金北山から先は防衛省の管理道路を通りますが、この一見つまらない道も脇にはずーっとカタクリが咲いていました。
豊富な知識で花鳥解説してくれたりかさん、諸々の事前調査と長時間運転してくれたおささん、ありがとうございました!
〈アクセス・宿泊メモ〉事前に要予約
◆佐渡汽船(カーフェリー)2等往復
5/3新潟発6:00-両津港8:30
5/5両津港16:05-新潟18:35着
30分前に受付(往復¥5,620/人)
場所さえ確保できれば広間で雑魚寝ができる。スペース確保できなければ古新聞をもらって通路脇のフリースペースに座り込む…
◆金沢屋旅館 (元遊郭の建物)
5/3素泊まり(楽天トラベル予約)¥14,700/部屋 ※5/3は散策や観光など自由行動
◆ドンデンライナー(バス)
5/4両津港8:50発-アオネバ登山口9:05(¥1,000/人)
◆ジャンボタクシー(新潟佐渡交通)
5/5白雲台15:00予約(~両津港¥9,300/台)
◆ドンデン山荘
5/4宿泊3名 1泊夕食付¥11,000+おにぎり弁当朝食用・昼食用¥700×2セット
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