<メンバー>
もっちゃん、ふみふみ、ずみ、おすぎ
<コース>
1日目:道の駅みとみ(6:05)~徳ちゃん新道登山口~甲武信ヶ岳(12:45)~破風山~テント適地(17:20)
2日目:テント適地(5:30)~雁坂峠~水晶山~雁峠~笠取山(10:20)~雁峠~道の駅みとみ(14:15)
お天気が思わしくないけど、せっかくの3日をフルに山で過ごすために、間際まで悩みぬいて選んだ転進先は甲武信ヶ岳!一日目は山泊、二日目夜は雨予定なので急遽ドミトリー泊。
初日とりあえず食糧は一泊分持てばいいものの、登山口では山から雪の姿が見えず全員たっぷりの水をザックに詰めてずっしりテン泊装備の歩荷。
それでも私を除く強者メンバーはひたすらテント担ぎ、おすぎカメラマンは重いカメラを担いで上り続けた。ほとんど春の残雪期を思わせる気候だが、上るにつれ日陰の残り雪が凍り付いておりチェーンスパイクを装着。今年はチェーンスパイクが大活躍。手軽なのに頼もしいかぎ爪のおかげで頂上まで、そしてテン泊地までしっかり足元を固めてくれた。
しかし水いっぱいのザックが次第に肩にのしかかりスピードダウン。
峠に荷物をデポして身軽な装備で甲武信ヶ岳に登頂。群馬・山梨・長野県にまたがる景色を楽しみながらの昼食でタイムオーバー。急いで戻って重いザックを担いで前進するも、泊予定地ははるか先だったので富士山の見える尾根でテントを張った。
到着と同時に日が暮れ風がテントを揺らす。泊地の雪は浅く水作りに適さなかったし、みんなが頑張って歩荷した水がたっぷりあったので、すぐさまふみふみさんのワインによく合うおつまみコースが始まった。おしゃれで美味しい料理が続く。また具沢山の野菜サラダもたっぷり♡美味しすぎで予定のスープまでたどりつけずにお腹いっぱいになってしまった。おしゃべりは切りがないが、今日進めなかった分、明日は早朝出発して残り行程をこなさなくてはならないので早めの就寝…みんな昨日の車移動の不眠と歩荷の疲れですぐに寝入った。
翌朝テント撤収しているうちに明るくなり始める中を出発。余分な水は捨てて、昨日より軽いとはいえ昨日の歩荷疲れが残るなか、稜線をたどりながら上下をくりかえす。霞がかかって今日は富士山が見えないけれど、針ノ木峠、三伏峠と並ぶ日本三大峠:雁坂峠は山笹が広がって見晴らしもよく気持ち良かった。
さらに長い道のりを歩き続けて雁峠に到着したときは皆ザックを放り出し大の字になって太陽エネルギーを吸収。横には本日のメイン、笠取山がドーンとまさしくそびえ立っている。空身で臨むが見上げるような傾斜がきつい。山肌にジグザグ刻まれた道をできるだけ見上げずに足元だけを見て前に進みやっと頂上にたどりついた。登頂写真を撮り、雪があったらさぞ楽しいであろう尻セードコースを下る。戻って昼食、帰りの登山口まではまだ遠い。
みんなの疲れ具合、天気、あと行程など常に考慮したもっちゃんリーダーの適切な判断にリードされ心地よい疲れと充実感を味わいながら歩き続ける。さらに下って気持ちのよい陽射しの中を渡渉したり、冷たい夕風の吹く長い車道を元気に歩いたが、駐車場に着いた時には思わずへたり込んだ。
だが明日富士山を見るべくこのまま富士宮市への車移動。山を越え、トンネルを抜けてドーンと現れた富士山に興奮♪ 明日のスタート地点の道の駅朝霧高原を通り過ぎて、宿泊地に向かう。入浴後に夕食を買い込んで今晩のお宿ドミトリーに到着。世話好き、話好きなオーナーを適当にあしらって明日に備えて早めに就寝。
天気が気になるが、明日は富士山見られるかな?
記)ずみ
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