<メンバー>
もっちゃん、とー、ふみふみ、toyo、おすぎ、つよっさん、シズ
<コース>
24日;一ノ沢駐車場(3:00)~常念乗越(7:50)~大天荘(11:30)~大天井岳(13:30)~大天荘
25日;大天荘(5:50)~東天井岳(6:35)~横通岳(7:55)~常念乗越(9:00)~常念岳(10:00)~常念乗越(11:10)~一ノ沢駐車場(15:00)
未到達だったもっちゃんプレゼンツ「大天荘のインディアンランチ山行」、今回でなんと3度目のトライ。果たして悲願達成なるか⁈
ランチを目指し、まだ夜も深い3時、一の沢ルートで登山開始。前日の雨でぬかるむ道を、ヘッデンの明りを頼りに沢沿いをひたすら前進します。皆ほぼ寝ずに出てきているので、誰もが無言で睡魔との戦い。
空が白み始めたころ急登の胸突八丁を超え、さらに水場を超え、やがて朝日が差し込む中、急登を1時間ほど登ったところで、8時に常念乗越(常念小屋)の稜線へようやく到着。そこは360度の絶景、槍や穂高や北アルプスの大パノラマが広がっていました。
ここから大天井岳まで楽しい絶景稜線歩き、、、、と思いきや、大天井岳まで意外と長いアップダウンが続き、睡眠不足の上さらに体力を消耗しメンバーは休憩ごとに、“超短”睡眠をとり体力温存。ただ我々にはカレーランチというミッションがあり、なんとしてでもランチには大天荘まで辿り着きたい!そう休憩もしていられない、前進あるのみ‼ と心を鬼にして進みます。
横通岳、東大天井岳を巻き道で通過し、稜線を進むこと4時間、コースタイム通り12時に大天荘についに到達‼。
早速テントを張り、いよいよお目当てのカレーランチへGO。大天荘は味のあるオイルランプが並ぶしゃれた作りで、また建って新しい様子。ランチは1500円、ルーは3種類から選べ、焼き立てナンとサフランライスにフルーツとチャイまで付くお得なセットメニュー。まるでカフェのように木製トレーの上に陶器の皿に盛付けられ、お味もビジュアルも山小屋であることを忘れそうな期待以上のクオリティー。これは9時間かけて登ってきても食べたいおススメの一品。
ランチを済ませた後は、小屋から10分の大天井岳のピークへ向かい晴天の絶景を堪能しました。
夕方、テン場はガスに覆われ気温が下がり始めたのでテントでお楽しみの夕食タイム。とーさん特製ホットサンドメーカーでの野菜天ぷらを堪能し、明日に備え早めに就寝しました。
(私だけ大天荘泊、ランプが灯りジャズBGMが流れる素敵空間を堪能しました・・・)
お昼寝タイム。靴を脱ぐ間もなく寝落ちしてます
オクラ、なす、しいたけ、野菜かき揚げなどいろんな種類を食べました
ランチ後ほとんど動いてないのであまりはいらず…空腹で食べたかった~
翌朝、ご来光を期待して早めに起きてみましたが、小雨とガスガス・・・。気を取り直して6時に出発すると晴れ間が見えはじめ、昨日巻いた横通岳、東天井岳のピークを一つずつクリアしながら、青空の中気持ちの良い稜線歩きを楽しみました。
コースタイム通り8時30分に常念乗越に到着し、最後の砦、常念岳ピークへ向かいます。
ガレ場を上り10時に山頂に到着。蝶が岳や焼岳も良く見え、大天井とはまた一味違った素晴らしい眺望を楽しむことができました。
昼食をとり、その後、同じ一の沢ルートより下山。こちらもコースタイム通りの15時で下山完了。全行程コースタイム通りで、リーダーもっちゃんの読みが鋭すぎるのを実感しました。最後に寄った蕎麦屋はその名も「常念」。良きフィナーレとなりました。
今回はランチを目指していたこともあり時間制限で不安もありましたが、なんとか最後まで皆さんについていくことができました。カレーランチ悲願達成の上、常念や大天井のピークハントやアルプスの絶景も堪能でき、大満足の山行になりました。リーダー、メンバーの皆さん想い出に残る夏山山行をありがとうございました‼
記)シズ
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