○メンバー
とりや(CL)、じろー(SL)、たばっち、ちー
○コース
5/26(土)
午前中 奥裾花自然園周遊---午後戸隠森林植物園探鳥、戸隠キャンプ場バンガロー泊
5/27(日)
未明~10時 戸隠森林植物園探鳥
第一章 巨匠のつぶやき
雨で霧ヶ峰日帰りとなった昨年の戸隠。 今年は天気も良く決行となりました。
前回はリーダーと二人と少し寂しいものでしたが、この日のためにレンズまで買ったたばっちとちーちゃんの4人で賑やか?なものになりました。
去年の経験を生かし、双眼鏡も入手し準備万端かと思われたが食担で大切な○○を忘れると言う大失態。みなさん、ホントにすみません(汗)
1日目は奥裾花自然公園、出発を遅らせたため、春蝉の大合唱の中での探鳥となり、余りレンズに収めることは出来ませんでしたが、ちーちゃんお勧めのおやきを食べて大満足(^^)/
宿泊は行ってみたかった戸隠キャンプ場、受付から既に綺麗な建物、豪華でこじゃれたキャンパー達が大勢楽しむ中を進み辿り着いたバンガローはそれまでの世界とは別世界!!
扉を開けたらカビ臭い(笑) とは言うもののテントの設営、撤収がないのは楽でいいですね。
その後に失態は誰かが書いてくれると思うので割愛します。
そしていつかリベンジします。
2日目は本命の戸隠自然公園へ、蝉が鳴きだす前にと早朝4時に出発、流石に人はまばらでしたが、数時間後にはどえらいカメラを持った人たちで溢れました。
前回はなかなか鳥を見つける事が出来ませんでしたが今回は双眼鏡の力もあり多少は見つける事が出来たかな? でも初日からバンバン見つけるちーちゃんは凄い、スコープを担ぐ姿はもう名人級です。 写真撮るのも良いですが、双眼鏡で覗くのがこんなに面白いとは新しい発見でした。
ピークを目指す山行も良いですが、こんな山行もそうそう経験出来るものではないので、他のみなさんも参加してみてはどうですか? 新しい発見があるかも??
じろー記
第二章 巨匠の弟子の叫び
とりやさんの鳥撮り企画、戸隠探鳥。
去年はとりやさんとじろーさんで霧ヶ峰に出かけていて楽しそう。私も鳥の写真が撮ってみたい~とシグマの100-400望遠レンズを購入して参加させてもらいました。
(もう破産寸前の自転車操業だ)
最初は参加予定の確認が、とりやさんと私の2人だけだったので、じろーさんは来ないのか?来ないのなら中止になってしまうのでは?と不安でしたが、じろーさんはただの参加でなく配車、食担まで引き受けてくれるマルチなお兄さんでした。さらに新しいメンバーのちーちゃんも加わって盛り上がって来た!
1日目は奥裾花自然園。到着したときには日が昇っていてちょっと暑い…。水芭蕉の有名スポットのようですが、もう盛りを過ぎてセミも鳴き始めていました。
各自カメラと、双眼鏡を携帯。ちーちゃんはとりやさんのデジスコープを担いで林道から遊歩道へ。
ウグイスの鳴き声が聞こえてるけど、どこにいるのか?
とりやさんは見つけるのが早く、デジスコープをセットしてあっという間にピント合わせ。覗いてごらん〜と言われて順番に観察して、自分のカメラ・双眼鏡をそちらに向けて調節するが、分からない!!さっき見た場所がどこなのか、高倍率すぎて合わせられないのだ。
進んで行くうちに、次々と小鳥が現れる。上を向きながら歩くのは難しい…。首が痛くなって来たので、寝っ転がって観察して見たりして。。
のんびり周回した後は売店できびだんごを食べて戸隠キャンプ場へ。その途中におやきも食べて、蕎麦も食べて、夕飯は巨匠の伊勢うどんで締めました。
はじめてのバンガロー泊でしたが、二段ベットで快適空間でした!
二日目は早朝から高原を散策。朝は流石に肌寒く、いつもの私のお腹ゴロゴロが始まりましたが、途中にトイレがあったので何とか難を逃れました。
鳥撮りは早朝が勝負!!との名人の教えどおり、昨日より鳥出現率は格段にアップしています。
トイレの近くでキビタキ、更に木道を歩いていると目線の高さにミソサザイのオンステージ、更に歩いて行くと人だかりができている場所があり、どうやらアカゲラの巣があるようです。
流石に鳥撮りの聖地だけあって、その筋の人たちがたくさん集まっていました。私たちよりも重装備の大きなズームレンズと三脚を担いだ老若男女がうようよ。張り込みスポットもあるようです。
次から次へと移り変わる鳥のさえずりやドラミングを楽しみながら歩いて行くと、青い鳥の看板が!オオルリがいるそうです。
とりやさんは声が聞こえるというので、重点的にその付近を捜しながら歩きましたが、見つからず(ー ー;)
ぐるりとコースを回ってアカゲラスポット、キビタキトイレに戻ってきました。駐車場の近くの鏡池で集合写真を撮って終了。今度はあの山の方にもいってみたいなぁ。
とりやリーダー、巨匠、ちーちゃん、楽しい二日間をありがとうございました(^O^)
次回鳥撮りは冬ですか?
またよろしくお願いします!
たばっち記
第三章:ちーの印象
バードウォッチングしてみたいなぁと思っていたところと戸隠という場所に惹かれて参加表明しました。鳥の世界をまったく知らなかったので、まず、みんなのカメラの装備にびっくり。出だしの車の中のとりやさんとジローさんの会話がまったくチンプンカンプン。 たばっちもカメラしてるっていうし。コンデジさえ持っていない私は場違いな山行に来てしまったと焦っていました。
1日目の奥裾花自然園でのとりやさんの野鳥を発見する速さといったら神業か?と思うくらいでした。それに初めて双眼鏡やスコープで覗いた小鳥の可愛さといったら!とりやさんが小鳥のさえずりで鳥を特定しどのあたりにいるかを教えてくれて、一生懸命探して見つけたときの胸の高揚が自分でもびっくりしました。宝探しをしているような感じでした。
2日目の戸隠自然植物園ではたくさんの野鳥に出会えたし、晴れ渡った戸隠連山も見えて大満足でした。
のんびりした山行で日本一のきびだんご、おやき、戸隠そばに伊那のカツどんとグルメも満喫できたとっても楽しい企画でした。また行きたいです!双眼鏡もって!
★出会えた鳥たち★
2018/5/26 奥裾花自然園
ウグイス(S) ヒガラ(S) ツツドリ(S) イカル(S) セキレイ(SV) ホオジロ(SV) オオルリ(S) センダイムシクイ(S) ホトトギス(S) シジュウカラ(SV) キビタキ(SV) ゴジュウカラ(SV) ニュウナイスズメ(SV) アオゲラ(S) ジュウイチ(S) キツツキ(S) ゴルリ(S) コゲラ(S)
2018/5/27 戸隠自然植物園
ホトトギス(S) ヒガラ(S) アオジ(S) アカハラ(S) カルガモ(V) サンショウクイ(CV) ウグイス(S) ノジコ(S) カッコウ(S) ホオジロ(SV) カワラヒワ(C) コガラ(S) フクロウ(S) キツツキの仲間(S) キビタキ(SV) ゴジュウカラ(SV) ミソサザイ(SV) キジバト(S) トビ(SV) エナガ(S) シジュウカラ(SV) オオアカゲラの巣(V) コルリ(S) コサメビタキ(V) クロジ(S) キセキレイ(SV)
※S:さえずり C:地鳴き V:視認
ちー記
最終章:とりやのあとがき
鈴ハイではもはやキワモノ企画の探鳥に、変わり者,,,もとい個性的なメンバーが、2年続けて...のツワモノ含めて3名も集まってくれました。今年は満を持して秘境奥裾花から江戸屋猫八も訪れる野鳥の聖地戸隠をまわる、定番にして王道のコース。
今年の春は恐ろしく急ぎ足でやってきて、あっと言う間に野山を駆け上がり、いつもなら満開の残雪の水芭蕉の花はどこ??(たばっち曰く,そんなこと事前のリサーチで分かることでしょ!てか知ってたわ!)。さらには例年よりずっと早くお目覚めのエゾハルゼミの大合唱に圧倒され、夏鳥たちも沈黙した奥裾花。でもここでまさかの日本一のきびだんご、さらにはちーちゃん御用達、ほんとに美味い「おやき」との出会い、ここを訪れる楽しみがまたひとつ増えました。
戸隠の森林植物園はさすがの貫禄で、蝉が鳴き出さない黎明からの探鳥はアカハラ、ミソサザイ、キビタキ、コルリのバードシャワー、何度も歩いた道を今日もゆっくり歩きます。知り合いのその筋の人(引用たばっち)にばったり出くわすのも戸隠ならではの楽しみ?です。
木の幹を縦に止まって走り回るゴジュウカラ、森に響き渡るキツツキのドラミング、鈴鹿でも戸隠でも元気いっぱいミソサザイ、夏鳥のスターキビタキ♡、大好きなみどり池越しに眺望する戸隠、またいろいろな出会いがありました。
日本全国津々浦々、名峰と美味い店は任せとき!肩にスコープを担ぐ姿がベテランウォッチャーの風格を醸していたちーちゃん、双眼鏡は買ったかな?
新車を買ったばかりなのに衝動買いと言うにはあまりにも高価な新品の望遠レンズを小脇に抱えて聖地乱入は散財王たばっち。
もはや鳥撮りの世界でも不動の地位を築いたか、巨匠じろーはめずらしく食担の伊勢うどんで痛恨のエラーも、そこにある食材で美味しく仕上げてしまう魔法はさすが。
帰路途中下車してまで寄った青の塔のソースカツ丼は、道中ハードルをガン上げされたにも関わらず旅の締めくくりの美味しい思い出になりました。
遠方でしかもマニアックな企画にお付き合い頂いたメンバーの皆様、ありがとうございました。また行きます!戸隠!!
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