<メンバー>
たろー、aya、もっちゃん、きよ、ちー、とー、はる
めぐち(17日のみ)、ita(17日のみ)
<1日目:コース>
山口(7:10)~犬返し谷左岸尾根(8:25)~カタクリ峠(10:10)~真の谷(10:30)
鈴ハイ、冬の恒例企画?御池岳へテント泊(かまくら泊)今年も大きなかまくらを作りにテーブルランドへ向かいました(^O^)
国道306冬期ゲートから出発!林道をしばらく歩いて、コグルミ谷右岸尾根取り付き点?から入山しました。よく締まった雪で登りやすかったので、ツボ足で登りました。
当初の計画では、初日にテーブルランドまで上がってテーブルランド付近にテントを張る予定だったけど強風で、雪も強く降ってきたので、真の谷に少し降りた場所にテントを張る事になりました。(天気予報は晴れ予報だったのにな~・・;)
まずは、テントを張る場所の雪を踏み固めます。足だと上手く固まらなかったので、 最後はスコップで叩いて整地。雪山は、ペグを雪の中に埋めちゃえば良いから夏のテント設営よりも簡単でした。テントの周りには、風よけの為の立派な雪壁を作りました。
テントと雪壁設営後に、本日のメインイベント!「巨大かまくら作り」に取り掛かりました。
鈴ハイメンバー 皆メチャクチャ働き者!!休むことなく、黙々とかまくら作りに没頭していました。私は、少し雪を積み上げたら腰が痛くなってきたので(雪国の人は大変だな~・・( ̄▽ ̄;))と思いながら、さりげなくスコップをキヨさんに手渡して腰に負担のない作業(雪を固めてるフリ)をしながら頑張っている風を装って、あんまり頑張っていませんでした(笑)
雪をガンガン積み上げながら「まだ小さい!去年はもっともっと大きかった!」とか「形に丸みがなくて、尖がっていてマウンテン風だから嫌だ!」等々、いろいろと拘りながら成形していきました。
かまくら作りで1番楽しいのは、やっぱり内側の穴掘り作業。皆で交代しながら、かまくらの穴掘り作業を進めて行きました。
この日は強風で激寒だったのでかまくらの中の作業は、暖かくて居心地が良かったのでできれば、ずっとかまくらの中にいたかった(;^ω^)
最後に、かまくらの中に雪のテーブル作り。後で、この上に鍋を置いて宴会をするので、できるだけ平になるように雪を削っていきました。今年も立派なかまくらが完成して大満足です!
<番外編>
「雪山でのトイレと言えばitさん」と、もはや定番化してしまっている?itaさん特製の雪で作った豪華トイレ!今回もスペシャルなトイレを作ってくれました。中を覗くと、和式の便座がリアルに作成されていました。しかも!奥には棚まで作られていて植木鉢まで飾られていました。
皆で有難く使わせていただきました<(_ _)>
そして、もう1つミニイグルーを短時間でサクッと作ってくれました。
めぐちさん&itaさんは、土曜日だけの日帰り組なので肉体労働(ただ働き)だけして、吹雪の中を下山して行きました。
宿泊組は、外は寒いので、かまくらの中に入り浸って昼の3時~9時まで、かまくらの中で楽しいお喋りタイム♪(6時間話していたとは思えない程、 時間が経過するの早すぎでした。) 食事の前に、おつまみ食べながら晩酌・・じゃなくて昼酌?( 笑)日本酒・ワイン・ビール・手作り梅酒(美味しかった~)
そして、夕食は、とーさん特製のみそ鍋♪これまた、すごい美味しかったぁ~(*´▽`*)!味噌鍋の隠し味に、オリーブオイル入れてくれたりうどんには、七味を効かせてくれて、2種類の違った味を楽しませてくれたり、 とにかく本当に料理上手!
とーさんが参加の山行では、毎回とーさんの料理が食べたいです♪
しかし・・
そんな美味しいご飯の写真を写すのをスッカリ忘れてしまったのがショック(;´Д`)!!
私が写真を写し忘れた理由は、私が小秀山で作った、ネーミングが付けられないのびのびグシャグシャパスタ(見た目味ご飯)の話題で盛り上がっている時に失敗した理由(言い訳)を熱弁していたからです・・( ̄  ̄;)
誰か、他のメンバーが写してくれているのを期待したけど皆、美味しそうな鍋を見て、早く食べたくて仕方なかったのか撮影する前に、綺麗に完食してしまっていました・・(;^ω^)
とーさん、美味しい夕食をありがとうございました^^!
自分で作ったかまくらの中で、鍋を食べるのは私の長年の夢だったので、この日叶って幸せでした(*´▽`*)
9時になったので、そろそろ寝よう!って事で女子メンバー4人は、テントの中は寒いのでかまくらの中で寝る事にしました。
男性メンバーは寒い寒い暴風雪の中、ペラペラテント(3テン)の中で寝てくれました。たろーさんが、重い思いをして背負ってきてくれた5テンは、何でも放り込める、便利な物置部屋として大活躍していました。
明日は晴れますように~・・と願いながら眠りにつきました。
(2日目に続く)
<2日目:コース>
真の谷(9:15)~カタクリ峠(9:30)~御池岳(10:50)~ボタンブチ(11:10)~幸助の池(11:20~12:20)
~奥の平散策~テン場(14:10~15:00)~カタクリ峠(15:10)~犬返し谷左岸尾根(16:00~16:40)~山口(17:35)
雪上テント泊、、、寒い、冷たい、大変そう、そんなマイナスイメージしか持っていなく雪山を始めてからもこれだけはしないと思っていた私。でも、去年の御池テント泊の話を聞くと、みんなでかまくらを作ってそのかまくらの中で泊まったと!なんだかとても楽しそうだ!でも2/17~18は違う予定を入れている。。。これはもうキャンセルして御池テント泊に行くべきということで予定変更、いざ、初雪上テント泊に。
決めたはいいけど、シュラフはスリーシーズンのものしかなく、だんだん不安になってきて厳冬期用シュラフを買うべきか否か相当迷いましたが、今のシュラフに考えうる限りの暖か装備をプラスして挑むことにしました。
2日目、目をあけるとかまくらの入り口に風よけで張っていたツエルトの片方が外れていて、とーさんとあやちゃんの足元に、雪がうっすらと積もっているではないですか!二人とも寒くなかったのかなと心配になりました。
ちなみに朝のかまくらの気温は-2度ほど。なんということでしょう、この気温、私の家の寒い冬の朝の気温と同じ・・・本当にかまくらってあったかいんですね。
さてさて朝食の時間です。とーさんが大きなピザをホットサンドメーカーで1枚1枚丁寧に焼いていってくれます。できたてのピザはチーズがとろけて熱々!何枚でもいけちゃいます。ピザだけでなく食パンももってきてくれてチーズトーストをいただきました。7人分は重かったでしょうに、とーさん美味しい朝食ありがとうございました!
お腹を満たしてさあ出発。昨日より天気は回復傾向。カタクリ峠までもどりピークを目指します。途中夏道はいかずノートレースを直登、スノーシューをはいているキヨさんに先頭を行っていただきました。一人先行者がいらしたようで、頂上直下付近までトレースを使わせていただきます。先頭は変わり交代で歩いていき、追いついた後からはプチラッセルでピークに到着。雪が積もっているので無雪期より広く感じるピークでした。
ピークからボタンブチにまわり、くぼみの風の当たらないところでお昼休憩をしていたところで、たばっちの日帰り組と合流。日帰り組はたばっち・りこちゃん女性2名に、たけやんさんとコージさん男性2名の合計4名ですが、登山途中、下から来た人に登山口あたりで男性3名、女性1名の4人組は見かけました!と聞いていたので、メンバーを見て男3人て一体誰???と笑い話になりました。
いったん日帰り組とは分かれてドリーネを見に行きます。初めて見る雪のドリーネはとても綺麗で大きくその美しさに感動しました。天気も雲は多めですが青空も見え、鈴鹿の山々もきれいに見えました。
帰りはたろーさんとキヨさんで最短でテント場まで行けるルートを進んで行ってくれます。尾根を半分以上下ったところで、もっちゃんが「テント見えた!」と一番乗りで発見。全然見つけられなかった私ですが、やっと見つけたときは降りてきた目の前にテントがあったのでびっくりしました。地図読みができたらこんなこともできるよ、とたろーさん。本当そうですね、地図読み面白そう!私もこんな感じでできるようになりたいと思いました。
後片付けをして日帰り組を待ちますが何時ころになるのか分からないので、もうそろそろ行こうかという時に声が聞こえ、日帰り組もこちらに来ていることがわかり合流できました。頑張って作ったかまくらの前で集合写真をとることもできたので、泊り組は先に下山開始。
無事国道にでたのでここでまた日帰り組を待ちます。30分ほど待ち寒くなってきたので車で待とうと出発しかけたところで、またも声が聞こえたので様子を見ていると日帰り組も下山してきたので、みんなでお疲れ様を言い合えることができました。
今回、かまくらで泊まったので初雪上テント泊にはなりませんでしたが、テント設営や雪の上での生活は無雪期とは違ういろんな技術・知識が必要で体験することすべてが新鮮でした。次は本当に雪上テント泊をしてみたいです。
それから1日目の日帰りで歩荷とかまくら作りを手伝ってくれたitaさんとめぐち、天気も悪かったのにありがとうございました。itaさんのトイレ、芸術作品かと思いました(笑)
記)ちー
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