メンバー:ふみふみ、なお、次郎、まっちゃん、つよっさん、
もっちゃん、キヨさん、にっさん、たばっち
コース:吉野駅8:30-吉野山11:00-青根ヶ峰11:30-四寸岩山13:00-
大天井ヶ岳15:10-洞川温泉17:30
僕としては約1年ぶりの登山になった。前回の山行は鈴ハイ企画の高野山でした。世界遺産の金峯山寺蔵王堂(きんぷせんじざおうどう)の“青い仏像”に興味を持ち参加したくなった。
1ヶ月前に参加を申し込み、運動はプールとジョギングでカバーした。プールではおなかが出っ張って、気持ちよく泳いでいるのにお腹に水圧がかかり揺れる感覚を体験し、泳いでいても気持ち悪い気分。1kmほど走って心肺を鍛えたつもりでいた。去年の高野山では20km歩いたから大丈夫のはず!(1年も前の話じゃー意味ないよね)
数日前になると、たばっち&ふみふみの心配メールもあり、なんか「にっさんは初級コースでしょ?!」と言われているようで恥ずかしかった。(実際はそうなのですが)リーダの判断により参加OKとなる。
当初は洞川温泉から吉野の方へ下るルートでしたが。花見のシーズンで吉野山の観光客が多い事を想定して、早朝に吉野の観光をするため反対ルートとなる。車の手配など、いろいろと大変だったようです。(人数も多いし計画も大変)
下市口駅に全員そろい午前8時過ぎの電車で吉野駅へ向かいました。登山届を出すポストがあり。遭難が多いなどの張り紙も目に付いた。
車内も登山客が多くみられた。座席には全員座ることが出来た。早朝はそれほど混んでいない。
さすがに、メンバー9人でしっかり登山装備しているのは鈴ハイならでは。(気合がちがう)目立っていました。
吉野駅に下車。終着駅でもあって、プラットホームが広くて天井も高く、雄大さを感じる建物だった。情景を楽しむ間もなく、すたすたと歩く。(みんな歩きたいのかな)吉野駅からでた広場には出店がきれいに並び、桜の名所MAPもたくさん置いてあった。その先には、客引きするバスの運転手が10人ほどバスの前に並び、バスに乗ってくださいと事務的に声をかけていた。(すたすたと歩く)
とても良い天気で温かく。桜も気持ちよさそうに咲いていました。桜の種類が豊富でまだ咲いていない桜の木もピンク色に芽吹き、穏やかな気分になりました。
メンバーは思い思いに写真を撮ったりして楽しんでいました。
吉野山遊歩道を登ります。
緩やかな上り坂が続き、観光しながら足腰に負担がかかってきました。汗がにじみ出てきます。(すたすた歩きます)
並んで買っている「柿の葉寿司」に女子も並んでいたので、昼ご飯にと購入。自分だけでなく、家族の分も購入しリュックが気持ち重たくなった。(店名“うぐいす”美味)
金峯山寺蔵王堂につき、たばっちが「行きませんか」と声をかけるも、他のメンバーは1000円もするのかと興味ない様子。「御朱印でもしたら?」など話がそれて行きそうだった。「僕はこれが見たくてきました」と言って。 じゃあ私も行くとふみふみ&もっちゃんと4人で蔵王堂に入る。皆を待たせている、これから登山の焦りもあり、丁 寧に建造物を拝見できなかったのが、残念です。
でも、3体ある蔵王は自信にあふれた迫力があり。拝見する価値はありました。弱気になっていた自分に自信を持てと言ってくれた気がします。(仁王のような面構えで自然に力が入りました)数メートル前で拝むことが出来る個室!?(障子で間切りしてある)もあり、人が混んでいない早朝がお勧めです。
舗装されている道が緩やかな上り坂で、途中「修行門」とかかれた鳥居があった。外国人観光客も坂の上を目指して進む。金峯神社で小休憩、登山の安全を祈願しました。
桜の状況はまずまず
竹林院前は満開!
車道をてくてく歩く。
奥千本はまだ蕾。満開の絶景は心の目で見てください。
とりあえず展望台で記念撮影
金峰神社の鳥居をくぐる
お参りを済ませて登山開始です
ここからやっと山道を歩きます。
四寸岩山の頂上でお昼ごはん。みんなインスタントラーメンを食べていた!なおちゃんはいつもの金ちゃんらーめん(あっさりが好きなんですね)キヨさんは唐揚げのインスタントなるものを持参されていました。鈴ハイの皆さんは食にもこだわっています。
四寸岩山
大阪の“みちくさハイキング倶楽部”のメンバーもそこで食事をとっていました。
ちょうど反対のルートから来ているようです。「まだまだ先はながいですよ!がんばって」の言葉に励まされつつ出発。
修験道っぽくなてきた
苔むした岩がゴロゴロ
どこまできたかな?
二蔵宿小屋で休憩
小さな鐘つき
“修行”の言葉が合う、終わりの見えてこない上り坂。呼吸をしても酸素が足りず、帽子から滴る汗が頬に冷たく当たります。無心で、メンバーに遅れないように踏ん張りました。
考えることは、なぜか嫁と息子の事。時々仕事。こんなに一生懸命に仕事?歩くことってそうそう無いよな、これだけ疲れると、大切な事しか考えられなくなるんだね。
そんな話を大天井ヶ丘で話したら「去年も同じこと言ってたね」とたばっち。あらら、僕は進展してないのね。ふみふみさんが「そういうのを“リ”から始まるので、なんて言葉やったかな?」の話で盛り上がり。リフレッシュ、リベンジ、リボーンとかでて最後にもっちゃんが「リセット」って言って「それだ!」でドッと笑わせてくれました。
見渡せる景色は山山山!
大天井ヶ岳にようやく到着。やった~\(^o^)/
なおちゃん次郎さんは○○が切れると動けん体質みたい。時々休んでは、すごい勢いで戻ってきてました。
「すごーい!」もっちゃんが叫んだ先には、はるか遠く山の向こうに高層ビル群が見えました。いろいろと考えさせる風景でした。(休憩せずスタスタあるきます)
西尾根を下ります
どれが山上が岳かな?
50m程のつり橋もあって面白かった。ちょうど向こうから3歳ぐらいの子供がお父さんに連れられて歩いていて、癒されました。
健脚の皆さんは疲れないのか?僕にとってはあの休憩の倍は休みたかった。しかし、みんなのお陰で無事に下山することが出来ました。感謝です。
ふみふみさんには、筋肉をやらかくする漢方薬や、両膝のサポーターを貸していただき、最後の30分の下りを何とかしのげました。ありがとうございます。(サポータ買います)
たばっちは最後に荷物を担いでくれてありがとうございました。(リーダーかっこいい!)
つよっさんにはスティックを直して頂いてありがとうございます。(直す気力もなかった)
下山した場所が龍泉寺でした。滝の修行が出来る場所があって、珍しいものを見ることが出来た。池がとても澄んで、格式高いお寺でした。
温泉街を歩きます、300mほど歩いて、洞川温泉でゆっくり疲れを癒しました。
温泉につかって極楽気分♪
最後は彩華ラーメンで締めて終わりました。(またラーメンかい!)
連れていただけて楽しい山でした。かっこいい登山届を下山してから見て感激しました。やっさんありがとう。
記:にっさん
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