夜叉ケ池 2015.7.5

20150705夜叉ヶ池16
夜叉ヶ池をバックに


メンバー:toriya、シロー、Mさん(体験)、Kさん (ゲスト)、しほりん

コース:8:10広野登山口出発ー9:30小休止ー10:20小休止ー11:00夜叉ケ池ー
     11:30夜叉ケ池南側小ピークー11:50夜叉ケ池、大休止 ・昼食・お昼寝13:45
     ー15:10広野登山口


梅雨らしくお天気が不安定な日が続きやきもきしましたが、前日の午後5時に天気予報が好転し、決行の連絡が。やった〜山に行ける!とウキウキしながら雨対策もバッチリして当日に臨みましたが、実際は時折日が差し日焼け止めを塗り直すほどで、全く雨に降られることもなく楽しい山行になりました。

今回は岐阜側の登山道が通行止めのため、福井側から登りました。
まずは登山口にあるカツラの巨木に迎えられ、山への期待感が高まりつつ、出発。

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登山口

川沿いの歩きやすい一本道を少し登ったところで、山の斜面にまた大きな木があり、「岩谷のトチ」と書いてありました。なんと樹齢300年!もっと大きかったあのカツラの木は樹齢何年なんだろ・・。
まわりにはたくさんヤマアジサイが咲いていて、本当に綺麗。それぞれ微妙に色が違って、薄い水色や濃い紫、ピンクっぽいものも。他にも小アジサイ、もみじいちご、ニッコウキスゲやササユリなど、色んな花や野いちごを楽しみながら登りました。

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最初は歩きやすい道

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登山道はアジサイロード

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アジサイロード2

休憩タイムでほっと一息ついた後、傾斜がきつくなり息がきれてきたところで、唯一私にもすぐにわかった特徴的な鳥の声が・・「カッコー、カッコー、カッコー・・」
「あ〜のどかな気持ちになるぅ。。」「がんばれ、がんばれって言ってるみたいだね。」と励まし合いながら、木の根が張り出していたり、ゴツゴツした岩場もあったりする急 登を登って行きました。

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急登の間にいっぷく

もうすぐ夜叉ケ池のはず・・・木のトンネルをくぐり、ササの藪をぬけると、ぱぁっと目の前に夜叉ケ池が現れました。やったー!
ところが、頂上はこのもう少し上だからそこまで行こう、と再び出発したのですが、そこからが私には一番の難所でした。
ものすごい急な、獣道みたいな道無き道を背の高さまである笹などの植物をかきわけながら進み、さらには岩をよじ登る時に足が滑って一瞬ヒヤリとしつつ、なんとか頂上らしき地点まで到着。でもまたあの道を帰るのよね・・と内心思いつつ、それでも上から見た夜叉ケ池は本当に綺麗で幻想的で、この姿を見られて良かったと思いました。

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夜叉ヶ池が見えた

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夜叉ヶ池の池畔を歩く

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夜叉ヶ丸へのプチ岩陵をゆく

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夜叉ヶ丸への稜線

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夜叉ヶ丸への稜線にてしろーさん

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夜叉ヶ丸の斜面はギボウシが花盛り

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ノアザミ にマルハナバチ

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夜叉ヶ丸から夜叉ヶ池への下り

その後またドキドキしながら夜叉ケ池まで引き返し、池を目の前にゆっくりお昼ご飯とまったりお昼寝タイム。でもその間にもKさんはさすが、カメラを手に鳥の姿をずっと追っていました。
リーダーのtoriyaさんと同じく、ゲストのKさんは日本野鳥の会の会員ということで、お二人の鳥知識のすごさには本当に驚かされました。
鳥の声が聞こえてくるのでお二人に聞いてみると、即座に「あれはミソサザイ、声が特徴的だからわかりやすいよ」、「あれはマミジロ。体が黒くて眉のところが白くてね〜、白と黒でとってもシックでかっこいいんだよ」「あ、アカゲラのドラミングだねー」などなど、さすがだなぁと感心していましたが、極めつけはお二人のこの会話:「ツバメのヒナが餌をもらってる声がする。。でもこの時期にこんなところにいないよね〜。」「ほんとだねー、どこにいるんだろ・・」
え、鳥の種類だけじゃなくて、そのヒナが、何してるところ、まで分かっちゃうなんて、すごすぎます〜

さてお昼にまったりしすぎた分、帰りはさっさか下りてきました。登山口目前で二匹の蛇がとぐろを巻いて出迎えてくれ、無事下山。お疲れ様でした。

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夜叉ヶ池へ着いたらお昼寝

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さわやかな寝起き

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さわやかな寝起き2

帰りは温泉に入って極楽気分を味わい、その後今庄そばを食べて帰路につきました。

心配したお天気にも恵まれて、本当に楽しい一日でした。
リーダーのtoriyaさん、メンバーの皆さんありがとうございました。

(記)しほりん

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