メンバー:たばっち、zenkou、てる、まゆ、みにょ、シロー、
ちゅうた、体験Uさん
コース:
富士見パノラマリゾートゴンドラ山頂駅(10:10)~入笠湿原(10:20)
~入笠山(11:30~12:15)~首切清水(12:45)~大阿原湿原(12:30)
~テイ沢~マナスル山荘(15:00)~ゴンドラ山頂駅(15:30)
花の百名山入笠山(にゅうかさやま)といわれるだけあって、終始花を楽しめる山行でした。
けがですっかり戦線離脱していたzenkouです。少しずつ怪我の調子も良くなってきたので、リハビリもかねてと参加させていただきました。
富士見パノラマリゾート駐車場→ゴンドラ→スズランの群生地→お花畑→入笠山山頂→首切清水→大阿原湿原→テイ沢→ぐるーっと入笠山の裏を回り込む→入笠牧場→スズラン群生地→ゴンドラ(ルバーブのソフトクリームのご褒美)→富士見パノラマリゾート駐車場というコースでした。
書くととてもたくさんあり、盛りだくさんの山行のようですが、約6時間半ほどで歩きました。ほんとは半分くらいで歩けるかも?
というのは、やはり花、花、花のお出迎えで、カメラの出動が止まりません。そしてゴンドラのチケットと一緒にもらえる「入笠で咲く花」の冊子が秀逸すぎで出会う花、出会う花、調られるという行為も手伝ったため、とってもゆっくりまったりとした山行となりました。特に「入笠で咲く花」は入笠で咲いている花だけが、季節別、色別と整理されており見やすかったです。
さてさて、そんなまったり山行の中でも大きく印象に残っているのは大きく3つ。プラスおまけ1つ。
まず1つめはとっても整備がされていること。
御在所のようなイメージでゴンドラでかなり上まで登れるので、ごくごく一般の方々も、すこし登ってみような雰囲気の方もいらっしゃいました。
その中できれいなお花たちをしっかりと保護しなければなりません。そのため、各群生地、お花畑はすべて策で保護してあり、野生動物から隔離されています。しっかりと入り口にもドアがありまして、ガラガラっと開けてお邪魔する感じ。。。
そして、人が歩く道はすべて木道。さすがに山頂に登る道は普通の山道ですが、お花の生息地には足を踏み入れないように管理がされていました。
もちろん、湿原の方も木道で整備されており、花だけでなく、きれいな川、草、木々が元気に輝いていました。
そして、2つ目はとろろこんぶ。
え??という感じですが、湿原、テイ沢をぬけて、入笠山の裏をぐるっと回る林道はカラマツやシラカバの木が両サイドに生い茂っていて信州!という感じがあふれ出ておりました。
そして、その木々にとろろこんぶが垂れ下がっていたわけです。もちろん、本物のとろろこんぶではないですが、樹木の枝に綿のようにくっつき、だらだらーっと垂れ下がっているのです。見た目はまさにとろろこんぶ。歩く林道であまりにもたくさん出てくるので、なぜかみんなで記念写真を撮ってしまったほどで。。。
とろろこんぶの前で(左上の木にからまっているのがとろろこんぶだ!)
とろろこんぶの正体はサルオガセ(キリモともいう)という菌で地衣類という分類になるもののようです。水分と光合成によって自分で栄養を調達し、成長するので、樹木に寄生しているのではないようです。少し安心しました。中には食べてみた人もいるようで、まずくもないし、おいしくもないそうです。。。
そして3つめは絶え間ない。。。です。
メンバーの皆さんわかりますよね。そうです。絶え間ないたばっちの笑顔です。
他のメンバーさん曰く、こんなにずっと笑ってるたばっちは見たことないとのこと。本人も楽しすぎる!と終始興奮しておりました。それだけ和やかでほのぼのした山行だったんですね。
日々果敢に、鈴ハイ四天王とともに厳しい山に挑戦していますので、ちょうどいい息抜きになったことでしょう。でも頂上では見えていた甲斐駒岳に向かって、絶対登ってやるからなーっと叫んでおりましたので、四天王の皆様、連れて行ってあげてくださいまし。
で、最後のおまけはなんとトイレ。。。
これだけ、完全に整備された山なのですが、なんせトイレがなかった。
ほとんどの人が序盤のゴンドラからお花畑、入笠山頂で引き返していくので、その辺りにはちらほらトイレがあったのですが、私たちが歩いた湿原やテイ沢は人だらけだった山頂が嘘のようにまばら。というかほぼ私たちしかいなかった。ので、後半トイレがなかったのも納得。でも予想外すぎて困りましたね。ゴールしたゴンドラ山頂駅では、ご褒美の名物ルバーブソフトクリームより、先にメンバー皆がトイレに行ったほどでしたので。。。
そんなこんなで、のんびりと自然を楽しんだ一行は温泉で人汗流して家路につきましたとさ。
非常に癒される、有意義な山行を、遠くから企画してくれたちゅうたさん、ありがとうございました。そして、たのしく歩いてくれたメンバーの皆さん、ありがとうございました。また素晴らしい山でお会いしましょう!ではまた山で!
文責:zenkou
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