メンバー:イッチー、やまさん、にっさん、たばっち、ふみふみ、たろー、
こじろう、CUB、えだこ、次郎、ナオト、サブロー、まる、
体験Mさん、体験Kさん
コース :蒼滝トンネルP(8:25)~御在所裏道~藤内小屋(9:25)
~三岳寺跡(10:10)~キノコ岩(11:50)~国見岳~石門・昼食
(12:40~13:10)~国見尾根~藤内小屋(15:00)~蒼滝トンネルP(15:35)
三重県南部は大雨、集合場所ではパラパラ小雨のなか講習会ということで決行した今回の山行。
まずは集合場所で地図読みの基本の説明。電子国土の地図を配布いただきました。市販の2万5千図も大事ですが等高線を数えるのに目が痛くならない大きさがありがたいです。
登山口に到着も雨具着用の天気でテンションダウンなところ、たばっちさんのケーキ差し入れで一気にテンションアップ!食べることの幸せってすばらしいな~と感激です。
スタート前には地図で現在地の確認。みんなでコンパス使って同じ方向を向く様は何だか新手の団体みたいでした。
歩きはじめは地図が沢沿いではないということで迂回路を歩きましたが、大きな登りのあるところで自然と沢沿いのルートに。余分な?登りをせずにラッキーでした。
藤内小屋ではタムシバ(白い花の樹木)が咲いていました。花びらがとてもいい春の香りがするので落ちてないかとウロウロして、ちょっと怪しかったかも(笑)
お花といえば今回の山行では地面にはショウジョウバカマ(猩々袴 ※猩々=お猿さん。お猿さんみたいな赤い顔の花で、はかまみたいな葉っぱ植物)、バイカオウレン(梅花黄蓮 梅みたいに5弁の花びらのオウレン)、春リンドウ、樹木ではアカヤシオ(赤八汐)が咲いていて、白黒の冬から色彩溢れる季節へと移り変わるときを感じることできました。たろーさんがお花好きと聞いて意外(失礼!)な驚きがありました。たろーさんは本当オールマイティーです。
三岳寺跡ではここで骨折したらどうするかシミュレーション。まずは携帯を確認。かけるなら消防か警察にする。家にかけると話がややこしくなるなど講習会らしい場面。
沢沿いに歩き稜線めざし尾根にとりつき。ある程度登り地形的にはそれらしいところにでる、しかし何だか違う感じ。というのでコンパスで方位を確認したり周辺を見回ったりと大相談会でした。結局手前の地点ということでしたが、こういう「怪しい」の感覚を見落して道迷いをすることに実感でした。
稜線に出る頃には徐々に穏やかな天気になりのんびり気分。ちょっぴり欠けたキノコ岩では爽快気分で集合写真。暖かな日和に石門でのんびりお昼。スタート前はとても想像できない天気に山は登らないとわからないことを実感。
下山中も寄り道の天狗岩では、ヒイヒイ登りヒヤヒヤ気分で記念撮影。さらには今にも崩れ落ちそうな岩に乗ったり御在所の怪石奇岩をとっても満喫!講習会気分がすっかりぬけちゃいましたが、その陰ではたろーさんが総会の時間をかなり気にされていて、リーダーの大変さを垣間見ました。その後もぼちぼち急ぎながら無事の下山できました。
地図読みについては地図と実際の距離感や方向感覚とか地図を利用しつづけることでしか体得できないのだと感じました。
また藤内小屋が地図では登山道の左なのに実際は右にあることを今回初めて知り、今までいかに地図をいい加減に見ていたことに気づきつつ、地図の登山道は参考にしかならないことを教えられました。
今回の山行は訓練で私語禁止のはずが気持ちよい天候になったおかげでいつのまにかみんなワイワイ。鈴ハイのみなさんと山を歩ける楽しさと時間に押されつつもやさしく見守るたろーさんの懐深さを感じた一日でした。
記 サブロー
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