メンバー:
ふみふみ、じろー、たろー、えだこ、くろ、やっさん
コース:
藤原大貝戸 登山口(7:00)~藤原山荘(9:05)~藤原岳(9:30)~
八田峠(11:00)~銚子岳分岐(12:00)~竜ケ岳(13:42)~
石榑峠(15:15)~宇賀渓キャンプ場駐車場(17:10)
4月10日からの鈴鹿セブンマウンテン縦走の予行演習として、藤原から竜ヶ岳までのプチ(?)縦走に参加しました。
本番を想定し、テント泊個人装備を40ℓのザックに詰め、まずは藤原岳を目指します。一度歩いたことのあるコースだが、今回は背負ってる荷物の重さが違う。これを歩けたら本番を前向きに検討しよう!そう意気込んで登り始めました。
そんな堅苦しい内容とは裏腹に、福寿草も大きな目的のひとつ。本格的な登山は、昨年4月20日の釈迦ヶ岳が最初なので、雪解けの福寿草は見たことが無く、楽しみ~(^^)
八合目まできてやっと休憩。うーん、このあと歩き続けられる?って正直思いました。八合目からは残雪もあり、ずるずると滑りながらもわずかに咲いた福寿草に癒され、なんとか藤原山荘にたどり着きました。
ここまで来て空が晴れてきました。天気予報通りですが、もう少し遅く登り始めていたら、さっき見た福寿草の花はパッと開いていただろうなぁ・・・
紹介が遅れましたが、今日のメンバーはセブンマウンテン縦走に参加予定のたろーさん、ふみふみさん、やっさん、と参加検討中のじろーさん、私、そして福寿草目的のえだちゃん。
いつものようにたろーさんが先頭を歩き、ふみふみさん、じろーさんが続き、えだちゃん、私、そしてしんがりはいつものやっさんです。
藤原山荘に話を戻します。
左に見えた藤原岳山頂を見たえだちゃんは『竜ヶ岳って意外と近いデスネェ~!』と、いつもの天然ブリ全開のセリフ。(あれが竜だったら確かに嬉しい・・)と内心思いながらも、『いやいや、まだ竜は見えてないよ』と訂正。『じゃあ銚子岳ですね(^^)』。 ・・・
本番で宿泊予定の藤原山荘を確認し、藤原岳を目指す。青い空と白い山肌のコントラストが素晴らしい。
藤原岳まで登ったら、今度歩く縦走路が晴天の向こうにしっかり見えていました。って、本当にこれ歩けるの?? 雨乞遠いよ・・・(笑)
藤原からの降りは浮石だらけのガレ場。何度来ても嫌な場所であるが、そんなところに福寿草がぽつぽつと咲いていた。フク縦走目的のえだちゃんはプチ縦走目的の人達に置いてけぼりになっていてもお構いく、ザックを降ろし、プロカメラマンばりのローアングルで写真撮影にいそしむ。撮影が終わると『今日の目的終了!』と笑顔になっていた。が、本来のプチ縦走はまだ半分も終わってない(笑)最後までモチベーションを維持できるかなぁ・・
えだちゃん、こけてるのかな?(いえいえ、福寿草の撮影です^^)
せっかく藤原まで登ったのに、治田峠まで300mも降る。そして目の前には銚子岳までの登りが壁のように立ちはだかっている。しかも残雪たっぷりに。終点の竜ヶ岳は更にその壁の向こう。銚子岳分岐まで登りきったところでお昼。
藤原岳までの登りで40分の貯金をしていたが、ここで貯金を使い果たす。今回は、荷物を背負ってコースタイム通りに歩けるか、長時間歩くにはどれ位のペースで行動食を採るべきか、を試す旅。ここまではまずまず順調(^^)。
しかし、膝に不安を抱えたじろーさんは、『前回の山行よりマシ』というが、やっぱり痛そう。ふみふみさんが100円ショップで見つけてきたサポータを膝に巻くと『だいぶ痛みは感じなくなった』とご満悦の様子。
さて、ここからは静ヶ岳をトラバースしながら残雪を降り、登り返してセキオノコバに到着。
今回は、4/10の本番縦走装備ばかりを考えていたのでストック、スパッツの残雪対応がすっかり抜けていた。というか、3月下旬の鈴鹿なんて歩いたことが無かったので、装備の段取りが分からなかったのです。
『ストック無しでよく歩けますね』と言われたが、(とっても後悔してます!!)と心で叫びながら、がんばって付いて行く。
治田分岐まで来たところで最終目的の竜ヶ岳が見えた。山肌に残雪が残る竜ヶ岳は、シロヤシオが咲く季節とは一味違った素敵な風景で、ここまでの苦労が全部吹き飛びました。
竜ヶ岳山頂はいつも風が強く木が生えないのですが、今日は晴天で無風。少しもやが掛かっているので知多半島までは見えませんでしたが、こんなに気持ちのいい竜ヶ岳山頂はそうそう無い。予定時刻を過ぎていたが、あとは降りを残すのみなので、みんなまったりモードでしばし談笑。
石博峠まで降り、水場を確認したあと、じろーさんの『吉野家牛丼どんぶり』当選ネタで盛り上がりながら、宇賀渓本谷でキャンプ場まで降りました。途中の長尾滝は水量も多く絶景。沢好きのたろーさんは、以前これを降りようとしていたらしいが、やめといて正解!
そして気がつけば17時。それなりの荷物を背負い、10時間も行動できたので、少し自信が付きました(^^)。さて、4月の鈴鹿セブンマウンテン縦走は大丈夫かなぁ?少なくとも40ℓのザックでは小さすぎってことは分かった(笑)
そう言えば、途中でシャリばてになってたやっさん、ひざが痛かったじろーさん、フク縦走のえだちゃんも、たろーさんとふみふみさんが作る良いペースのおかげで最後は無事に笑顔で到着。
P.S.
下山後のコーラ(※)を楽しみにしていたじろーさんとやっさん。
宇賀渓キャンプ場の自販機前で『コーラが無いけど、この際炭酸なら何でも良い!』とかなりの妥協をしていたが、なんと自販機のコンセントが抜けていて『何でも良い炭酸』すら買えない始末(笑)
その後どうなった??
※ペプシとかダイエットコーラはダメ、やっぱり『赤いコーラ!』って何度も言ってたのにね。
記) くろ
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