メンバー:ita、カン、次郎、なお、にょろ、みにょ、一般Iさん、一般Mさん
この日は素晴らしい晴天に恵まれ、真っ青な空に白い御嶽山が映えて、とてもキレイでした。
アイスバーグに着くと、早速なおさんが物凄いスピードで上まで登ってく!かっこ良すぎ!
初アイスの私は、まず氷にバイルを打ち込む練習をします。アイスクライミング用のバイルと比較するために、試しに持って行った、私のライトマシーンは、刺さりやすいけど体重をかけるとどんどんピックが抜けていって、これにぶら下がるのは恐いと感じました。反対に、itaさんのノミックは、体重をかければかけるほど氷にピックが刺さっていきます。
日の当たる氷壁は、登っていると暑すぎてウェアの内側は汗まみれです。その側から氷が溶けて、大粒の水が上からボトボト落ちてきます。
もしもこれがゲレンデでなく、もっとシビアな状況だったら?と、濡れ対策について改めて考えさせられました。
itaさんが一生懸命教えてくださるのですが、私は全然登れません。Mさんが、丁寧に解説をしながら見本を見せてくださり、本当に感激しました。Iさんやカンさんも絶賛するMさんの技術力は、一切の無駄を感じさせず、こんな風になりたいなぁと思いました。
カンさんの登攀、教えていただいた後にようやく気付けたのですが、捻りを使った美しい技術で登っていらっしゃって、見とれてしまいました。
皆さんほとんど休むことなく、ひたすら登り続けています。
午後の部も終盤になると、次郎さんは腕の力が無くなり、バイルを打ち込むのがつらそう・・・・手袋ぬぐのもやっとみたいでした。
なおさんは、最難ルート登り終えた後、灰になって、雪の上を転がっていました。アイスを満喫した二人は、ファンスキーとボードへ出発です。
itaさんは、難易度の高いルートを作る為、上から懸垂で降りつつ、ツララを凄い勢いで破壊していて楽しそうでした。
熟練者達は縦爪のアイゼンでないと登れない氷壁を何度も登っていました。
ボルダリングで日々技術を磨いているにょろくんは、登るごとにスピードと正確さが増していきます。氷でも、大きな手がかり足がかりがある場所であれば、手で登った方が、重心が安定して登りやすく、itaさん、にょろくんは、練習としてバイルを使わずに上まで登っていました。
そして私は、ita先生が相変わらず根気よく付き合って下さり、にょろくんもビレイをして下さるのですが、もう少し、あと少し登っていたいのに、腕が限界になります。滑走から戻ってきたなおさん、次郎さんに笑われながらも、声援をいただき楽しかったです。
終日、風も無く暖かで快適な気候だったのは本当に良かったです。充実して楽しい一日となりました。皆様本当にありがとうございました。
記:みにょ
今回、初参挑戦のアイスクライミング。
最初の企画では、ロープワーク必須の御在所バリエーションで参加は無理だなあと思っていました。が、スキー場併設の誰でも体験できるアイスクライミングに変更になり参加する事になりました。最近山登りよりクライミングにはまっている事もあり、かなりワクワクでした。
しかし、実際登ってみるといつもの感覚とは全然違い、思った通りに動けない。ほぼ腕の力で登っている。バランスがとりにくい。
奥が深いなと思いました。
それに比べitaさんなど経験者達はするする登っている。悔しかったです。縦爪付のアイゼンが欲しくなりました。
なかなかアイスは行けないですがこれからロープワークも身につけて色々行けたらなあと改めて思いました。
記:にょろ
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