
<メンバー>たばっち(CL)かなやん、まる、ふみふみ、りかさん(記)
<コース> 妛原7:50-白谷橋9:20-リョウシ12:00-コザト12:45-白谷林道終点14:25-笹峠14:45-今畑登山口15:20-妛原15:50
2年ぶりの奥鈴鹿お花見山行。
前回の山行記や人のうわさから、「スゴイらしい!」ということだったので、機会があればぜひ行きたいと思っていた場所。
「878787!」と喜んで参加表明したものの、3月に入ってかなりの積雪が。
「雪崩跡がすごくて断念」という恐ろしい情報や、「距離が長くて標高差もけっこうあるけど大丈夫?」というメンバーからの(私がヘナチョコなのをよくご存じ)懸念、ルートの下調べで進入路は不安定な急斜面、落石必至、なんていうこともわかってきて、なんとなく不安を感じていたところに、直近のレポでは、お花はまだ残雪の下という。
リーダーも色々悩んで、現地に出かけてコースを変更するか、短縮するかという判断になりました。
幸い、予定日3日前から気温は急上昇。
当日は一気に春爛漫となり、気持ちも軽く雪崩跡の残る林道を歩いてるんるんと行進し、問題の急斜面の取り付きに到着しました。


5人パーティなので、後続に石を落とさないようトラバース気味に斜面を登ります。落石や万一の落下、斜面を下って戻る可能性に備えてハーネス、軽アイゼン、ピッケルにヘルメットという重装備です。
雪山よろしく、ピッケルでホールドしてジワジワと横移動しつつ、必死でリーダーの後を追いますが、ひとりで下見に来たこともあるというリーダーたばっちは、慣れた感じでスイスイ登って行きます。
横ではサワノボラーのふみふみさんがへっぴり腰の私をやさしくサポートしてくれて、今回も充実の介助体制!

がらがら小石が落ちていく下の方を見ないようにして安全地帯に着き、ほっとしていたら、我々の後から取り付きで準備していた熟年女性パーティが、すでに到着しているではありませんか。
直登コース(本来のルート)をストレートに登ってきたようで、ノーヘル、ノーアイゼン、ストックの軽装備。
確かに傾斜は多少緩いし距離は短くなるものの後続に石を落とす心配がありそうだけど…、私もあと10年したらあれくらいベテランになれるかしら(無理)
さて急なガレ場をクリアーしたら、あとは石ゴロゴロの尾根を登って念願のお花畑へ。

おお、何という眺めでしょうか!
前々日くらいまでの残雪も消えて、無数の新鮮なフクジュソウが大きな黄金色の顔を輝かせています。

野原のタンポポ並みに咲いている黄色いお花に黄色い歓声をあげながら、心ゆくまで撮影タイムです。

土の出ているところはフクジュソウの根が隠れている可能性があるので、踏まないように石の上を歩いて移動しながら、同じような写真を飽きもせずパチパチ。


お花女子山行、やっぱりいいわぁ~
先に進んでも、時折顔を出しては足を止めさせるフクジュソウたち。






そして、休憩時に「ここで良いかなぁ」と登場したのは、ふみさんといえば、の「フルーツポンチ」!

軽く汗ばむくらいの陽気に、シャリシャリの蜜柑にフクジュソウ色の炭酸ジュースが最高にマッチして、疲れをいやしてくれました。

標高をジワジワ上げて本日の最高点に到着したら、あとはほぼ、下りと並行移動です。



時々残雪を踏みながら、霊仙山の頂きを眺めながら、ちょっと藪漕ぎしながらの周回ルート。

本来はもう1座、鍋尻山を踏むロングコースで、達人には物足りなかった?かもしれませんが、私的には短縮に感謝でした(笑)
そして花粉の猛攻にくしゃみを連発しつつ下山したところで再び!
こんどはまるちゃんがCCレモンと冷たい蜜柑で「フルーツポンチ」をふるまってくれました。
まるちゃんもできる子!
今回もお天気に恵まれメンバーに助けられて、無事お花畑に到達でき、感謝の一日ありがとうございました。
記:りかさん
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