【メンバー】つよっさん(L)、たろー、いさお、おりえ、toyoちゃん、さっこ
【コース】宮妻峡駐車場 07:00 – 10:20 水沢峠 – 11:40 水沢岳(宮城山) – 15:30 岳峠 – 16:55 宮妻峡駐車場
雪がどっさり積もった鈴鹿の山へ行こう!ということで、つよっさん企画の“雪の鎌尾根縦走”に参加させて頂きました。
アクセスの林道が積雪で通行できるか不安でしたが、先行者の轍もあって、無事に宮妻峡駐車場に到着。装備を整え山行開始です。しばらくは林道を歩きますが、すでに20~30cmの積雪があります。ただ、トレースもあり途中でワカンを装着し粛々と進みます。
一時間程歩いて登山口に到着。さあ、ここからが本番です。実は筆者は、3年前に同じルートをソロで試みて、ハード・ラッセルの末に水沢峠に到着するのに5時間を要し、撤退した苦い思い出があります。しかーし、今回は頼もしいパーティー・メンバーと先行者のトレースもあり、気持ちの余裕がありました。このときは...


暫し、トレースを使わせてもらって登っていきます。先行者に感謝です。が、突然にその時はやってきました。トレースがぷっつりと無くなります。「ジィザァーース!撤退するの早すぎやしねえか!?先行の人ぉおお!」 人はパニックになると感謝の気持ちを忘れるようです...


果たして鎌尾根までたどり着けるのか?パーティーの力を合わせて前進します。急斜面のラッセルをローテンションで切り開き、積雪で分かりにくくなったルートを見極めていきます。“みんなは、いさおのために。いさおはいさおのために💛” 素晴らしいチームワークで、登山口から2時間30分程で水沢峠到着!ブラボウ!





さあ、県境尾根から鎌ヶ岳を目指して行きましょう。尾根筋に上がれば、積雪も少ないだろうと思っていましたが、ところどころに雪の吹き溜まりがあり、スコップ・ラッセルまで入る厳しい状況!その後も、わかりにくい雪庇が崩れ落ちたり、魂ふるふるのナイフ・リッジを越えて行ったり、「道なのか斜面なのかハッキリして!」と言いたくなりそうな際どいトラバースを渡ったりと、痺れるアトラクションを突破して雪の鎌尾根縦走完遂デーース!

















岳峠からは、トレースのついたカズラ谷ルートを下って帰路につきます。 サクサクと1時間半ほどで宮妻峡駐車場に帰還しました。 個人的には本格的な山行は1年ぶりで、かなりの不安もありましたが、メンバーの助けもあって楽しく歩くことができました。 愛と感動の山行でございましたありがとうございました。
え?鎌ヶ岳は登頂しなかったのかって?
オウケイ、説明しよう。 鎌尾根を越えて岳峠到着時点で筆者のハムストリングスは、限界であった。 ギリギリ・ガールズくらい限界! なんなら山行記書いてる今現在も筋肉痛なの! というわけで鎌ヶ岳ピーク・ハントは冷静沈着にキャンセルしたのである。
え? でもイケてる山屋なら気力を振り絞ってピーク・ハントするんじゃないかって? ..... いいかいよく聞きなさいボーイ&ガールたち.....
「そんな人間いねーわ!」

おしまい
記)いさお
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