西穂高岳 2025.2.10-11

青空見られた!

〈メンバー〉ふみふみ、タンジ(記)、とも、てつや(L)

〈コース〉1日め:新穂高ロープウェイ穂高口駅(12:50)~西穂山荘(14:00)

2日め:西穂山荘(6:40)~丸山(7:30)~西穂山荘(7:50-9:20)~新穂高ロープウェイ穂高口駅(10:30)


皆さん、こんにちは。タンジです。
今年から冬山装備を揃えだして、毎日ソワソワしながら鈴ハイのカレンダーを見ている
と、今回の企画が! 飛びつくように応募。ワクワクが抑えきれず、前の週末に一人で八
ヶ岳に行き、気持ちを昇華していました。
そんなこんなで当日、やっとたどり着いた新穂高ロープウェイ駅は、寒波の影響を引きず
り雪が残っている様子。ラッセルを覚悟しながら、いざ西穂高山荘へ。

昨日はだいぶ積もった様子

西穂高口駅を降り、観光客の方々が少なくなった辺りでアイゼンを履き、いざ登山開始。
トレースはあるものの、ふかふかの雪に足を取られる。1時間ほど歩くと、初めましての
デカ雪だるま君がお出迎えしてくれました。

初めまして

西穂高山荘から丸山の方を見れば、厚い雪の壁があり進むのは大変そう。天気も悪く、
初日の偵察は無しにして早めの夕食を摂ることに。今回の夕食は噂に聞くふみふみさんデ
ィナー! 最初はミルフィーユ鍋、味変を経てお餅やα米で〆まで準備いただきました。
本人はあまり食べていないのに、若者がモリモリ食べるの見てご満悦の様子。

豚と白菜のミルフィーユ鍋 カマンベール入り

お酒も楽しんだら早々に就寝。夜中に雪がテントを滑る音で何度か起こされ、明日の天
気に不安がよぎる。
朝起きると、テントが半分埋まっている様子。夜のうちに更に40cm程雪が積もった様子
だった。日が昇らないと爆風により視界も不明瞭なので、日が昇った辺りで出発すること
になった。
そしていざ出発! と意気揚々と歩き出すも、最初の100mはラッセル行軍になり、場所に
よっては頭付近まで積もっていて、シャベルで雪を掻き分けながら進む事態に。後ろは運
動量が少なくかなり冷えるので、短スパンで先頭を交代しながら進む。

頭上ラッセル!

なんとか稜線に登るも案の定爆風で、途中で耐風姿勢を教わりながら歩く。(今更)
途中で写真を撮ろうとしたが、厚い手袋で胸ポッケのファスナーは掴めないし、手袋を取ったら凍傷になりそうなので断念した。初めての経験が味わえてとてもいい。

30分程歩いたところで丸山に到着。この先の独標までの道はガスガスで、今回はここで撤退。

丸山のまる

そしてテン場へ帰還。一時間ぶりの西穂高山荘は風も少なく、安心感抜群。手袋を取っ
て色々できるのがとても幸せ。
お茶タイムしてから、テントを撤収し撤退。昨日来たはずの道には更に雪が積もってい
て、木はモンスターになりかけていた。西穂高口に着いたら、そのままロープウェイで下山しました。

積もりすぎ!
雪の壁に大興奮のふみふみさん

今回は丸山までの山行になりましたが、初の爆風稜線や団体テント泊などなど初体験が多
く、非常に勉強になりました。シーズンとしてはまだまだ残雪期もあるので、今後も楽し
みです。
リーダーのてつやさん、夕飯をつくっていただいたふみふみさん、写真を沢山とっていた
だいたともさん、ありがとうございました。