<メンバー>
りかさん(L)とりや ずみ あゆ
<コースタイム>
6:00本栖湖P-6:15本栖湖キャンプ場-7:30見晴台8:05-8:55竜ヶ岳10:10-10:40見晴台-12:10本栖湖P
2024年は辰年。
何を隠そう、年女です。
24歳でも36歳でもありませんよ。
で、富士山からの日の出が拝めるというありがたい干支の山、竜ヶ岳に行こうと思いついたところ、早速、富士山大好きのあゆさんが手をあげてくれました。
しかも竜ヶ岳はすでに2回登っているとな。
どんだけ富士山好きなん、ですが、ダイアモンド富士は冬場限定のためまだ拝んでないとかで、楽しみにしてくれたようです。
今回は女子3、男子1というメンバーで車中泊の日帰り。深夜1時に本栖湖に着いて駐車場で仮眠してからの出発です。
女子3人はリアシートを倒して川の字に寝ましたが、黒1点のとりやセンパイも身体を伸ばして休みたいとのことで、シュラフとシュラフカバーだけで車外野宿。
未明にはお星様がたくさん見られて快適だったそうです。丈夫な身体をお持ちで羨ましいですが、実は故障持ちだそうで、おいたわしや…
さて、朝6時登山開始。

駐車場から登山口まで20分ほどのアスファルト歩きのあと、登山口からは階段続きの急登です。
早くも息が上がりますが、今回は弱音が吐けません。
なぜなら、メンバーのうち2人が私より年上。いつも最高齢で、トシだから仕方ないしー、といたわってもらい若いモンに甘えていたのですが、今回はその言い訳が使えない。
しかし、2人とも冬山やらフルマラソンやらでならした猛者なんで、やっぱりいちばんのへっぽこは私なんでした…。
登るにつれ、だんだん明るくなる空に富士山のシルエットがくっきり見えてきます。

やった、快晴だ!
そして、予定の時間に展望台到着。
山頂までの半分くらいの位置でしょうか。
たくさんの見物人とともにここで腹ごしらえしつつ待機、太陽は既に富士山の陰にお出ましのようですが、山頂からダイアモンドの光が差すのを待ちます。


そして、7時50分。
噴煙のごとく少し雲をまとった頂上に光が差し、その瞬間、歓声があがりました。

無事にダイアモンド富士を拝みましたので、次は山頂に向かいます。

あの向こうが頂上なのだー。まだ終わりじゃなかったのだー。

展望台から1時間弱、笹薮の中をジグザグに登ると竜ヶ岳の頂上に到着です。
そこは広場になっていて、先客の皆さんが休憩していました。

ちょうどベンチが空いたので我々もゆっくりティータイム。

雲がかかってはいますが、遠く南アルプスも何とかみえます。
はるかに光るのは相模湾です。
絶景やな!

あとは、ずっと富士山を眺めつつ、往路の稜線ルートのピストンで下山します。

山頂でかなり休憩タイムをとったので下山予定時間を超過してしまいましたが、それでもまだお昼をやっと過ぎたくらい。
朝霧高原でランチして、さらに花鳥園で鳥にまみれて、ついでに白糸の滝に寄ってと、たっぷり観光して帰途につきました。




竜ヶ岳は特に危険箇所もなくハイキング向きの山でしたが、機会があれば、毛無山まで足を伸ばすか、本栖湖一周に挑戦してみたいなと思いました。
お天気に恵まれ終始富士山を見ながらの絶景山行に感謝です。
りかさん記