絶景金峰山とアスレチック瑞牆山

メンバー:こうじ(CL)、あゆ、おけい、かなやん、マッキー、みきてぃ、まる、りかさん


コースタイム

<1日目>

6:10駐車場→7:05富士見平小屋(テント設営・休憩)8:15→11:00砂払ノ頭→12:10金峰山(休憩)12:35→15:55富士見平小屋

<2日目>

5:35富士見平小屋→7:35瑞牆山7:50→9:25富士見平小屋(撤収)10:00→10:40駐車場


当初の計画では四国の剣山稜線のテント縦走ということで、寒さや荷物や体力が心配だなぁと不安だったのが、西日本の天候不良で急遽東進。

土日なんとかお天気がもちそうな奥秩父山系の金峰山・瑞牆山(日本百名山)をご提案いただきました。めちゃ悩んで素晴らしいコースを選定してくれたリーダーに感謝です。

結果、初日は終日快晴!

稜線に上がってからはずっと富士山を望みながらの贅沢な山行になりました。

しかも、テント場の富士見平小屋は駐車場から紅葉の樹林の中を登ってわずか30分ほど。

そこから金峰山、瑞牆山両方に登れるベースキャンプ方式の幕営で、多少荷物が多くても大丈夫じゃない?

三重県を深夜出発し、順調に未明に現地到着、まずは富士見平小屋まで登って各々テントを設営し、軽食、トイレなどすませて、初日は歩行距離の長い金峰山へ。

コースが四国よりだいぶ楽になった気の緩みもあって、鈍足のくせにいつも通り荷物の多い(雨具上下に緊急用品にツエルトに予備バッテリーにオカ〇ナに、自撮り棒に、トイレセットに、、、とソロ山行時の装備)私です。

そこでキラーン!と、こうじさんチェックが入り、一部はテントに残置。しかし、ザックそのものもテント泊用なので重い、、、

テント残置で出発!

てことでペースが遅れがちに。
ソロならぼちぼちとゆっくりペースで歩くのもいいですが、パーティだとCTがシビアです。
これはイカンとこうじさんに荷物を持ってもらったり、トレラン仕様のまるちゃんのザック(ベストみたいなの、めちゃ軽い)と交換してもらったり、、、
その節はたいへんご迷惑をおかけしましてすみませんでした。

明るいうちに夕食を済ませたいからペース上げるよ!と、有無を言わさず荷物を没収される(笑)
大日岩下。岩盤が滑りやすいところがあり、慎重に
南アルプスが一望!

ということで、途中の展望ポイント、大日岩にみんなが登って絶景を楽しんでいる間、体力温存のため岩の下で待機して、カフェオレなど作って飲んでいました。

お湯のポットやら持ってくるから重いんよね。

みんな登ってしばらく降りてこない。行けば良かった💦

大日岩から金峰山までの稜線は、岩々しくて攀じ登りが楽しく、しかも富士山、南アルプスだけでなく八ヶ岳が指呼の距離にそびえ、遠く冠雪の北アルプス、御嶽山なども望める絶景です。

頂上でさんざん記念撮影をした後、名残惜しく下山しました。


五丈岩と金桜神社本宮
看板持って交替で撮影
八ヶ岳が近くに見えます
神社から岩を登って三角点へ
全員そろいました
富士山をおかずにランチして、絶景を惜しみつつ下山します
まだ朝の氷が溶け残ってた!

富士見平小屋のテント場がまた、カラマツの林間で、落ち葉散り敷く素敵なロケーション、ペグもよく利き風の影響もなく、小屋からすぐの距離、豊富な名水が湧き出る水場も近いときています。

小屋のフード類も魅力的!

下界の喫茶店?

持参の食料があるので、美味しそうなピザやソーセージは我慢しましたが、夕食時にここ限定の地ビールをいただきました。

クラフトビールは2種類
テーブルが真っ平じゃないからコンロをひっくり返さないように、、、あっ!

みんなでテーブルに陣取ってわいわい、それぞれの山ごはんを楽しんだあとは、早々にテントに入って熟睡タイムです。

秋の日は釣瓶落とし
唐松の間から星

翌朝はヘッデン灯して5時半に出発。

あれあれ、マッキーとみきてぃがいない。

みきてぃは前日の下山のとき少し足をひねったのでテントで留守番、マッキーはサンダル履いてテント場をあるいていて足指を傷めたとかで、これまたテン場で待機とのことでした。

残念ですが、テント場での待機なので安心です。途中で悪化して歩けなくなることを考えたら、賢い選択だと思います。

ぐーんと下り渡渉

残り6人で元気に出発、すぐに明るくなってヘッデン不要になりました。

前日よりはるかに短い行程ですが、いったん下って沢を渡って登り返し、あとはずっと岩登りというアスレチックなコースです。

私もこんどはチームの足を引っ張らないよう、ザックはやめてショルダーストラップ付きの防水スタッフバッグに荷物を詰めて軽量化したので、足取りがだいぶ軽くなりました(最初からそうしろよ)。

途中に桃太郎岩などの見どころや、鎖場あり、岩のトンネルありと、飽きない登山道ですが、滑落や転倒に注意が必要で緊張感があります。

ライトセーバーで桃太郎岩を割ってみた
岩ゴロゴロの攀じ登りコース

おけいさんが要所要所でまめにサポートしてくれて、心強かったです。

空模様はスタートから湿っぽい曇りでしたが、瑞牆山山頂につくころにはガスが濃くなり、下山時には小雨がぱらつくように。

トリッキーな写真で遊んでみた!

頂上は展望ゼロでしたが、奇岩の山、瑞牆山の魅力をじゅうぶんに堪能できました。

さくさく下山して、テント場でみきてぃ、マッキーと合流。

小雨の中、すばやく撤収して下山開始したころには、幸い雨も止んでいました。

紅葉の中を下山
唐松の黄葉と瑞牆山、名残惜しいね

下山後のお楽しみランチは、鼻の利くこうじさんのチョイスしたジビエ料理のレストランでシカ肉の肉汁たっぷりハンバーグを堪能。

同じくこうじさんの嗅ぎ当てた?温泉で、すっきりさっぱり。

かなやん情報でYAMAPのバッジ(やまなし県央2024)と武田信玄手ぬぐいもゲットしまして、道の駅で甲州ワインも購入、無事家路につきました。

後日談ですが、マッキーの足指はけっこう重症だったようで、テント場とはいえ、足場の悪い場所でのサンダル履きは危ないですね。

私は単に重量の関係で履物は持っていかないですが、サンダルを山に持って行かれる方はくれぐれもご用心くださいませ。

足が痛いのにたくさん運転してくれてありがとうございました。

記:りかさん

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