<メンバー>
ふみふみ、たろー、なべちゃん(記)、てつや、ユウ
<コース>
1日目 9:00車止め~9:40林道終点~11:00男女滝~12:00明神滝~13:00扇滝~14:00霞滝~15:30泊地
昨年の8月に日帰りで訪れた黒石谷を今回は沢泊で、更に下山のルートが悪いので車を大台ドライブウェイにデポして、沢を詰め上がる計画としました!
車のデポに約1時間30分を要しました。
車止めのゲートから林道を歩いて入渓点へ
昨年も苔に悩まされましたが…今日は苔で滑るし…春の沢らしく水量も多くて、気持ちが高ぶりました!
前回、てつやさんが突破した長淵3Mの滝も…水量が多くて近づけない…
続く男女滝12Mは中央リッジから登るも…途中から足場も悪くなり…空身で登攀しロープを引いて確保しました。
明神滝は左岸から岩下を潜り抜け、乗っ越しが厄介なのでザックを荷揚げして突破しました。
扇滝は、滝の裏をシャワーで通り抜けて右岸を巻き上がり、木馬道まで上がり懸垂で沢へ復帰しました。
シャワーを浴びて右岸へ
今日のBOSS滝の霞滝が見えましたが…
手前に深い釜があるので、泳ぐかヘツルかの濡れ場となります…(挫けませんよ~♪男の子です~♪)
そして…霞滝へ!
昨年は直登できましたが…今日の水量は厳しい…う~ん…大高巻きだと、又、先程の釜を戻らなければ…左岸にクラックがあるので、空身なら何とか突破できるかな?ここはリードを志願して、濡れない選択をしました。
ここを越えると!極上のテン場へ到着!今宵の焚き火材料を手早く集めて、釣り竿を盛ってレッツゴー!しかし、全く釣れない…なぜ?どうして?悔しい結果に…
今日は豪華なおつまみに担いだ、豪華日本酒に話しも弾み、このパラダイスな時間は直ぐに過ぎ去ります。川のせせらぎ、満天の星空や月の明るさなど、日常の煩わしさから解放されてリフレッシュできました!
そして深い眠りへと…
<2日目>
8:00泊地~10:00鬼滝~11:00ゴルジュ屈曲点~11:45二俣~13:30林道~14:00大台ヶ原ドライブウェイ
ここからは、初見の沢となります。
泊地からは滝が連続して面白い沢だなと感じました。
一段目を上がれれば、灌木を利用して超えて行けそうです!トライしてダメなら灌木を利用して懸垂できるのでチャレンジする事に!
高度感があるのでロープを使用して1ピッチ、もう少しで安定してますが…ロープが少し足りず…2人目をビレイで上げて、安定する所までロープを引いて、フィックス(新兵器のロールンロックが活躍しました)ここからトラバースになるので念のため、もう1ピッチ、ロープを張りました。沢のチームワークも足の揃ったメンバーなので、スムーズにルート工作ができました!何度もロープワークを繰り返す事によって、どうすれば良いのかが解ってくるものです(阿吽の呼吸?)
更に進むと…ゴルジュ屈曲点へ!CSがある細い廊下、奥にカックンと曲がるアーメンコーナー!美しいゴルジュだ!(説明しよう!ゴルジュとはフランス語で日本では峡谷、喉、廊下などと呼ばれます、V字形を成し、両側が高く切り立ち、まるで地底にいるような所で興奮が高ぶります!、ゴルジュのある所は、不自然に沢が向きを変える事が多く、先にこのコーナーを見つけると…頭の中で~♪♪♪🎵く~る~キットく~る~とメロディが流れるのです!
ゴルジュが終わると沢は、何事も無かったように穏やかなナメ床などが広がるのも、魅力的です
そして二俣へ、ここからはツメ上がりとなり水も渇れて、なべちゃん完全に足手纏いで最後尾でヒーヒー言いながら登る展開に…自分でも水が無くなると…全く体に力が入らず…荷物が何故か3倍位重く感じます…
何とか大台ヶ原ドライブウェイへたどり着けました。やはり沢泊は楽しくて絆を感じる山行となりました!
メンバーの皆様、今回も楽しい沢泊をありがとうございました!
(記)なべちゃんでした!
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