<メンバー>
たろー、たばっち、てつや、ゆう
<コース>
○1日目
朝明(9:30)~根の平峠(10:45)~タケ谷出合い付近(11:50)泊
○2日目
泊地(8:40)~オゾ谷出合(9:20)~ワサビ峠(10:30)~クラシジャンダルム(11:20)~クラシ(12:00)~イブネ北端(12:15~12:45)~杉峠(13:45)~コクイ谷出合(14:40)~根の平峠(15:30)~朝明(16:35)
1日目
たろー店長の源流居酒屋が開店するとの事なので泊りで一杯ひっかけに行ってきました。
当日朝明の駐車場は今にも降り出しそうな曇、歩き始めてしばらくすると雨が…。昼からのハレ予報を信じてカッパを着て再び歩き始めるのですが徐々に雨から雪になり、また雨になったりと一向に晴れる気配はありません。
根の平峠を越えてタケ谷方面に向かいます。愛知川を渡渉したところで結構な雨になったので大きな杉の下で雨宿りをしながら先を案じます。
下山して麓のキャンプ場で鍋でもやろうかなんて話していたら…..雨が止んできました。ヨカッター╰(°▽°)╯
と言っても既に昼過ぎ、目的地の源流までは到着出来ないと判断したたろー店長がここをキャンプ地とする©水曜どうでしょう
と発令、薪集めを開始。ビショビショに濡れた薪をたくさん集め、お楽しみの焚き火です。
と言ってもまだ14時、ここから22時まで怒涛の8時間焚き火が始まるのでした。冷えた体に焚き火の暖かさが身に沁みます。
テントを設営する人、牡蠣のアヒージョをこさえる人、ネギと豚バラを串に刺す人、ニワトリに変身する人。
焚き火を囲み、あーでもない、こーでもないとどーでもいい話をして酒を飲み交わす楽しい時間。
さて源流居酒屋のメインメニューはこないだの南紀沢納めで大好評だった牡蠣鍋です。てつやさんが闇ルート(?)から入手してくる牡蠣はプリプリのプリで超絶美味!
たろー店長も絶妙な味付けで牡蠣の美味さを活かします。
散々食って飲んでもまだ18時半、恐るべし早い時間から始める焚き火。兄妹の杯を交わしたり、あの山に行きたい、この山に行きたいとか話は弾みます。
お腹パンパン、眠くなってきた22時過ぎに解散となりました。
2日目
爆睡決め込んで起きたら他の3人は焚き火を始めていました。
朝ごはんは牡蠣鍋の残りにご飯をブチ込んだ牡蠣雑炊!濃厚な牡蠣の香りが鼻孔をくすぐり食欲が増します。
のんびり朝ごはんを食べ、テントを撤収して歩き始めます。
途中、天然ナメコを探しながら歩くのですがなかなか見つかりません。ワテ(N〇K朝ドラ風)は天然ナメコを探すのが初めてなので見つけるのが難しいのですが、天然ナメコ狩り歴の長いベテランは色と形が脳にインプットされており瞬時にYes!かNo!を判断するそうです。
アレは!てつやさんが指さす方に天然ナメコタワーが!!!全員テンションMAXで天然ナメコに向かいます。もう夢中ですよ。
高い場所は肩車で、もっと高い場所は…諦めます。来シーズンは木登り道具でも持ってこようかな。キノコ狩りで夢中になって遭難する人の気持ちが分かりました。
天然ナメコで興奮して鼻息は荒いのですが先は長いので歩き始めます。
オゾ谷からわさび峠まで上がっていくのですが、途中鉱山跡や窯跡があったりと人が住んでたんだなーと感慨深くなる。
わさび峠からはクラジャン(クラシジャンダルム)を歩くのですが、テン泊装備でザックがデカいからシャクナゲが引っかかって行く手を阻み、だんだんイライラ(# ゚Д゚)
「怒ったら負け」を言い聞かせて歩きます。
傾斜が緩んでくるとクラシはすぐそこ、一面雪に覆われた大地が!(ちょっとオーバー)でも雪を透かす逆光でキラキラして綺麗なんですよ。
そしてイブネ方面に向かうと雪の白と苔のモスグリーンでちょっと不思議な風景になっていました。
個人的にイブネに来るのは10年振り5度目で、ロープが張ってあったりテン泊禁止になってたりと以前とは変わってしまいましたがイブネはいつまでも鈴鹿の秘境的存在でいて欲しいと思いました。
そうそう杉峠からイブネに向かう途中は、ニャロメとケムンパスが道案内してくれます。(こういうの好き)
雪解けで足元はドロドロ、ツルツル滑って転んだりして何とか杉峠までたどり着きました。
あとは千種街道を朝明まで歩くだけです。と言ってもここからも長いんですけどね。
牡蠣をたらふく食べ、疲労回復効果の高いタウリンを大量に摂取したので疲れはあまり無いけど膝が少し痛くなったので、こんなんでフル装備の冬山行けるんかな?なんて思いながら歩いていると朝明の駐車場にたどり着きました。
駐車場はパラパラ2~3台、天然ナメコを山分けして町役場で解散となりましたとさ。
参加された皆様、お疲れ様でした。
あ、そうそう翌日にナメコ汁と牡蠣のアヒージョを作ったのですが、アヒージョがたろー店長の味に遠く及びません。
最後の塩は忘れずに振っています。
またご教示ください。
夏に八ツ峰!
記)ゆう
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