常念岳 東尾根 2023.02.025-26


<メンバー>
おく、しま(記)
<コース>
○1日目
須砂渡ゲート(7:35)~常念岳東尾根~P2178・C1(13:45)
○2日目
C1(5:50)~前常念(7:40)~常念岳(8:40)~前常念(9:00)~C1(11:00)~須砂渡ゲート(14:00)


 私が初めて日本アルプス行ったのは学生時代だ。その時槍ヶ岳に登り、以来そのとんがりに魅了された。そしてどの山に行ってもそのとんがりを探すように。そんな感じで雪がついた槍ヶ岳を見たく、冬の北アルプスの入門編の常念岳東尾根へ。おく君にとっても、初めて日本アルプスが行ったのが、常念岳だったらしく。彼も魅了されたに違いない(主観)。

 駐車場はゲート前で10台ほど駐車可能で、仮設トイレあり。7:00で6割程度埋まっていた。林道をしばらく歩き、送電線の管理路へ入る。さすが人気コースなのかトレースはしっかりしており、道も一本道の尾根なので、特に迷うことなく進める。道は明瞭で、テープの目印もある。ちなみに脂質>炭水化物派のおく君の今日の昼ごはんは、から揚げととんかつ、カニクリームコロッケだ。胃が…(笑)。

 雪が少ないのもあっては、思ったより順調に進み、2178ピークのちょっと先にテントを立てる。森林限界直前の樹林帯で、他のパーティもこのあたりにテントを張っていた。この日の天気予報は、サイトにもよるが、晴れ時々雪だったが、晴れ間は夕暮れ時だけだった。

初日の唯一の晴れ間(泊地からちょっと歩くと見晴らしがよくなる)

 次の日、日が昇る前に出発。冬のテント泊は外に出れない(出たくない)ので、片付け、準備に手こずった。まだまだ経験不足だ。すぐに森林限界を迎え、見晴らしがよくなる。絶景の尾根をひたすら登っていく。

モルゲンタイム

日帰り勢もたくさんいて、普通に抜かされる。何時出発なんだろう。右手に横通岳、その奥には燕岳が見え。左手後ろには富士山と南アルプスが。横通岳へと続く尾根もなんか歩けそうだ。あとで調べると、常念東尾根と周回している人もいる。(常念の避難小屋泊)

横通岳

前常念への直前の登りが、急登でちょくちょく岩場もある。

雪質によっては苦労するかもしれないが、この日は特に問題なく登る。前常念に上がると、正面に前、奥、北穂の3山が!蝶から常念へ続く尾根に比べても圧倒的に険しい感じがひしひしと伝わる。

この辺から風が吹いてくるが、問題ないレベル。緩やかな登りを進む。山頂直下に出ると念願の槍ヶ岳が!

槍を横目に最後の登りへ

そして、最後の登りを登り山頂へ。槍穂高連峰が目の前に。

寒いのでちょっとだけ堪能して下山する。

槍穂高連峰
唯一前づめを使った岩場
下りたくないけど、温泉にも早く入りたい。

テントを撤収して温泉を目指して下山して終点へ。温泉はほりでーゆへ。

 天候にも恵まれ、圧巻の北アルプスを見ることができ、良い山行でした。同行してくれたおく君ありがとうございました。

以上

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