〈メンバー〉 いさお、toyo
〈コース〉 千畳敷駅9:30~浄土乗越10:20~中岳10:35~木曽駒ヶ岳10:50~浄土乗越11:40~千畳敷カール12:00【イグルー作り】~千畳敷カール駅14:10
イグルーの存在を知ったのは、去年の2月。雪のブロックが積み上げられた建物は、見ているだけでワクワクしたのを覚えています。緊急避難として使えるそうですが、作るのに慣れていないと、かなりの時間が掛かります。簡単に作れそうに見えて、実際には、そんなに簡単に作れるものではないことがわかりました。特に天井のブロックは、かなりの大きさが必要との事。雪をのこぎりで切り出したのは良いけれど、持ち上げる途中で割れたり、壊れたり。
最初は、個々に作っていたのですが、時間が掛かる為、いさおさんとの合作で1つのイグルーづくりに変更しました。少し締まった雪を掘り当てられるかどうかが肝。どの程度の大きさにするかにもよりますが、最初に上の方の雪を掘り起こし、少し下の方の雪を切り出します。又、綺麗なブロックにする為に中央に溝を造り、そこから左右に雪のブロックを切り出していきます。又、積み上げの為、のこぎりで断面を整えます。さらに、積み上げ方についても、コツがあり、考えずに乗せていくと、後から大変に。いかに天井のブロックが安定して乗るようにできるかが問題か。そして、隙間ができた際は、そこにも小さめのブロックを挟み込んでいかないと、外の状態によっては、雪が吹雪いてくるとの事。いさおさんは実際にイグルーで雪山泊をしているので、とても詳しくコツを教えてくれました。
なんとか出来上がり、実際に中に入ると、暖かさに感動。今回、天気も良く、中から上を見上げると、隙間の空の青と氷化した雪の半透明のブルーがとても綺麗でした。(多少の隙間はできてたみたい。)
イグルーづくりの前に山頂にもサクッと行って来ましたが、やっぱり今回は、イグルーに尽きます。
木曽駒ヶ岳はロープウェイもあるし、雪山初心者の訓練の場としては、最適の場所。正月休み前の平日という事もあり、まずまずの貸し切り状態で楽しめました。
カールに存在感あるイグルーが1つ。作成後は、壊さずに、爪痕を残してきました。
いさおさん、いろいろ勉強になりました。ありがとうございました。
記)toyo
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