<メンバー>
いさお、おりえ、たろー、けい
<コース>
林道P(9:00)~赤倉谷~一の滝下(9:25)~二の滝下(9:45)~三の滝下(10:05)~三俣(10:30)~丸尾山(11:20)~無名沢下降~林道(13:35)~林道P(13:55)
個人的には2022年沢初め、南紀の赤倉谷に行ってきました。数年前から気になってはいましたが、短い谷なので食指が動きませんでした。今回、いさおさんの企画乗っかってようやく実現。2021年7月のたばっち&すみすみの取ったコースの逆回りです。
熊野から山の方へ分け入って一の水トンネルから少し進んだ林道の空き地に車を停め準備します。久しぶりの沢靴はかなりボロボロで、去年の沢納めの時もう捨てようと思っていたのを思い出しました。最初は荒れた林道を谷沿いに詰めていきます。
堰堤を越え少し進むと一の滝、前日の雨のせいか今日は水量が多めのようです。真夏ならシャワーで登れそうな感じでしたが、今はとても無理。大人しく右岸から巻きあがります。
一の滝の上に上がるとすぐ上に大きな滝が見えています。小滝を超えて少し進むと二の滝がバーン。25m近くあるナメ滝で水量が多いせいもあってとてもカッコいい。
二の滝は左岸のルンゼから巻き。ルンゼにはテープもあったりしてまあまあ判りやすい巻きでした。ただ、谷に降りるのが急斜面の少し緊張。
そしてまたすぐに三の滝がドーン。南紀らしい一枚岩を穿つ見事なナメ滝です。右岸に踏み跡っぽいものがあったのですが、実は間違い。岩盤に行く手を阻まれました。ここも二の滝と同じく左岸から巻きあがります。
三の滝の上は三俣になっていて雰囲気のいい釜がありました。夏なら泳いでいるかもしれません。ここから遊歩道のようなナメをヒタヒタと詰め上がります。
しかし、きれいなナメの後は、水は少なくなり谷はゴーロに変わってしまいました。適当なところから尾根にのって丸尾山までひと登り、急登が堪えます。丸尾山からは紀伊半島の山々が見えました。
丸尾山からは南面沢を下ります。稜線のすぐ下から南紀特融のナメが始まり、これをまたヒタヒタとと下るのですが傾斜があり思わず腰が引けてしまいます。
下るにつれ水量も増えてくるので、ナメ滝も見栄えが良くなってきます。。夏ならスライダーでもしたら楽しそう。でもお尻が痛いかも。
途中、歩いて下りられない2段のスラブ滝は懸垂下降。なんだか沢登りやってるって感じで楽しいです。
あとは谷を適当に下ると林道に到着。駐車地までテクテク歩いてゴールです。
2022年の沢初めは温暖な南紀で見事な滝ときれいなナメでウォームアップ。4か月ぶりの沢登りはやっぱり楽しいと思いました。今年はどんな沢と出会えるのか今からワクワク、ドキドキです。
ご一緒いただいた皆さん、ありがとうございました。今シーズンもよろしくお願いします。
記)たろー
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